先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
昨年度、『アレクサンダとぜんまいねずみ』を読んだところ、お子さんから「レオ・レオニの他の作品も読みたい!」というリクエストを頂きました。そこで、何冊か読む本のリストを作っていたのですが、コロナの影響で図書館が閉鎖になり…。
今回、ようやく読むことができました!
平和に暮らしていた野ねずみたちのところに、ある日、町のねずみがやってきました。
「町の話をしてよ」という野ねずみたちに、町のねずみは「マルディ・グラ」というお祭りの話をします。
その日は、町中が音楽に合わせて浮かれて踊ります。そして、みんな仮面をかぶるのです。
野ねずみたちは、自分たちもマルディ・グラをすることにしました。
茂みに飾り付けをし、それぞれ仮面を作りました。
夕方になると、みんなが集まってきました。皆は、踊って歌って楽しみました。
真夜中になると、おのおの仮面をかぶりました。
すると、なんだか雰囲気がおかしくなり…。
子供向けの絵本というより、社会の闇を暗示しているような絵本です。
仮面は何なのか、仮面をつけたねずみたちの変貌ぶりは何だったのか…。
深く考えさせられます。
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