先週の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
こちらの絵本は、ガンビアに住むアイサト・シーセイさんの活動をもとに書かれた実話です。
ガンビアのンジャウ村では、ポリ袋によるごみ問題が悪化していました。
植物から作られたかごと違い、捨てられたポリ袋は土にかえることはありません。
家畜が、誤ってポリ袋を食べて死んでしまったり、ゴミから染み出した汚い水たまりには、蚊がわいていたり…。
「もうこれは、ほうっておくわけにはいかない。」
アイサトは、ゴミの山からポリ袋をつまみ出しました。
そして、それらを洗って乾かし、ひもを作りました。
そのひもを使って作ったものは、財布です!
現在、ンジャウ村は以前よりもずっときれいになりました。
あとがきには、今では世界中の人々が、リサイクルのポリ袋の財布を買い求めていることや、収入の一部が、ンジャウ村の教育センターに寄付されていて、健康や、読み書き、ポリ袋を燃やすことの危険性などを学ぶために役立てられていることが書かれています。
アイサトのアイデアと行動力は、ンジャウ村の環境を変えました。
「自分の行動で世界を変えることができる」ということを感じさせられる1冊です。
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