4月第2週の小学生国語クラスでは、こちらの本を読みました。
寒い冬、真っ白な雪がどっさり降った日。
子ぎつねは遊びに出かけました。
まもなく、ほらあなへ帰ってきた子ぎつねは、ぬれてぼたん色になった両手を、母さんぎつねの前に差し出しました。
母さんぎつねは、子ぎつねの手を自分の手で包んでやりましたが、しもやけができてはかわいそうだから、夜になったら、町までいって、子ぎつねの手にあうような毛糸の手袋を買ってやろうと思いました。
二匹は町の近くまで行きますが、母さんぎつねは、昔、友だちと町へ出かけていってとんだ目にあったことを思い出し、足が動かなくなってしまいます。
そこで、子ぎつねだけを町へ行かせるのですが…
きつねの親子の愛情、そして帽子屋さんの優しさ、人間の親子の愛情…
心が温かくなるお話です。
いもとようこさんの絵も、表情豊かで素敵です。
子ぎつねの無邪気な表情、母さんぎつねの複雑な表情…(生徒さんは、「この母さんぎつね、美人さん!!」と興奮していました)。
ぜひ読んでいただきたい絵本です。
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