先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
ある日、鉄砲を担いで山を歩いているうちに、道に迷ってしまった「ぼく」。歩いていると、初めて見る広々とした青いききょうの花畑にたどり着きました。
空恐ろしいほどの美しさに、ぼくは引き返そうとしますが、このまま引き返すのがもったいなくなり、少し休んでいくことにします。
すると、ぼくの目の前を、子どもの白ぎつねが走りました。
ぼくは、親ぎつねを仕留めるために、きつねの巣を見つけたいと思い、鉄砲を抱えて必死で後を追いましたが、花の中にきつねは忽然と姿を消しました。
そのとき、後ろで「いらっしゃいまし」と変な声がします。
すると、「そめもの、ききょう屋」という青い看板と、紺の前掛けをした子どもの店員が一人、立っていました。
ぼくは、その店に入っていくのですが…
とても不思議で切ないお話です。
小6の国語の教科書に載っているお話ですので、小3の生徒さんには難しいかもしれないと思いながら読んだのですが、そんなことはなく、熱心に聞いてくれました。
読み終わった後、生徒さんが内容について色々考えたことを教えてくれて、嬉しかったです!
授業後、生徒さん自身で読んでいた本もありますので、そちらは次回のブログでご紹介します。
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