読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『風の島へようこそ』(絵本)

2014年05月23日 | 社会に目を向ける本
東日本大震災以降、発電のあり方について、考えさせられる機会が多くなりました。

昨日の小学生国語道場クラスでは、エネルギーの作り方について考える機会を与えてくれる、こちらの本を読みました。
風の島へようこそ (福音館の科学シリーズ)
アラン・ドラモンド・作 まつもとゆりこ・訳
福音館書店

サムス島という島を知っていますか?
デンマークの真ん中にある島です。

実は、この島、島内に立つ風車からの電力や、農業廃棄物を燃やして得られる熱などの「自然エネルギー」によって、島の人々が使うエネルギーのすべてをまかなっているのです!

しかし、この島も、以前は他の地域と同じように石油や石炭などの化石燃料に頼っていました。

この絵本には、サムス島の挑戦が描かれています。


絵本を読むと、自然エネルギーに移行することは、簡単ではなかったのだということが分かります。

しかし、「やろう!」という気持ちがあれば、実現できるということも分かります。


絵本の最後のページには、「サムス島だけが特別なところではない」「地球も、宇宙に浮かぶとても小さな島のようなもの」
「いっしょにはじめてみませんか」というメッセージが書かれています。

クラスのお子さんたちも、真剣に聞き入っていました。
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『いしをつんだおとこ』(絵本)

2014年05月22日 | 哲学・生き方の本
昨日の小学校での読み聞かせで読んだ本の2冊目が、こちら。
いしをつんだおとこ
あきやまただし
ハッピーオウル社

「まめうし」シリーズや、「へんしん」シリーズで有名なあきやまただしさんの絵本です。

愉快な絵本を描く作家さんという印象があるあきやまさんですが、今回は心に深く染み入るお話です。

家のない、貧しい男がいました。
ある日、男は石を積み始めました。

男は毎日石を拾っては積み続けていきました…。


「毎日石を積む」という行為が、男の人生に与えた影響。

仕事や人生について、考えさせられる絵本です。

大人にもおすすめです
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『りんごかもしれない』(絵本)

2014年05月21日 | 何度も読んでいる本
今日は、小学校での読み聞かせでした。

担当クラスは、小4。
うちの息子のクラスです

2冊読んだのですが、1冊目はこちら。
りんごかもしれない
ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社

何度も読んでいる、大好きな本です。以前の読み聞かせの様子はこちら

妄想ワールド炸裂(!?)のこちらの絵本。

どんどん広がる想像が面白い

クラスの読み聞かせでは、細かい絵が見えないかもしれないのが若干残念ですが…それを補って余りある面白さ

お子さんたちも、クスクス笑いながら聞いてくれました

そして、その日の塾に、「『りんごかもしれない』を読みたい」と来てくれたお子さんが!(そのクラスで、読み聞かせを聞いてくれた子です。)
嬉しかったです

塾に置いてありますので、ぜひじっくり読んでみてくださいね
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『追跡!なぞの深海生物』(写真)

2014年05月17日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
今週木曜日の小学生国語道場クラスで、『水の本』を読みました。

その本で、「水の中には透明な生物も住んでいる」ということが紹介されています。

そこで、「透明な生物」つながりでこちらの本を紹介しました。
追跡!なぞの深海生物
写真・文 藤原義弘 文・野見山ふみこ
あかね書房

この本では、深海に住む不思議な生物がたくさん紹介されています。

透明な生物、かわいらしい生物、不気味な生物…などなど

教室に置いてありますので、どうぞご覧ください

「なにこれ~」と言いながらも、はまってしまうかもしれません
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『神様の階段』(写真)

2014年05月16日 | 社会に目を向ける本
とっても気持ちのよい五月。
我が家の近所はこんな感じです。

ここに引っ越して9年がたちますが、四季を身近に感じられるこの場所が本当に大好きです

さて、今日の小学生国語クラスでは、美しい棚田の写真が満載のこちらの本を読みました。
神様の階段
今森光彦
偕成社

この本では、インドネシアのバリ島の棚田が紹介されています。

「自然の写真だったら、この方!」と私が勝手に思っている今森光彦さんの本なので、本当に写真が美しい
バリ島は常夏なので、広ーい棚田に、青々とした稲が育っている場所や収穫が終わった場所が同時に存在しています。

日本の田んぼを見慣れた私たちにとっては、不思議な光景です。

牛をつかって「しろかき」をしたり、苗を手作業で植えていったり…バリ島の田んぼでは、昔ながらの作業が行われています。

著者の、バリ島の棚田に対する「愛」を感じる本です


お子さんたちも、美しい写真の数々を、食いつくように見ていました
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