滋賀県の大規模農業経営と6次産業に取り組まれている経営の視察に参加しました。
最初は渡辺農園さんに
あいにくの天気だったので朝から稲刈りをされていたそうですが、倉庫に置かれている玄米の数が半端ない数でびっくりしました。かなりの面積の田んぼをお持ちです。精米しての販売等は親戚の方に任せて、生産の方に力を入れておられるようです。
広い立派なハウスでは
トマトやきゅうりの栽培も行なっておられました。
滋賀県では独自の農薬の規定があり、大阪府などに比べると厳しいということでした。琵琶湖に流れこむことを考慮してのことでしょう。確か学校で滋賀県の川はすべて琵琶湖に流れ込み、出て行く川は瀬田川(後の淀川)しかないと聞いた覚えが…
この大きな黄色い電灯は夜点けて蛾などを寄せ付けるためのもの
ハウスの周りに幾つかあり、それなりの効果があるとのことでした。
農薬をあまり使わないでよい、方法ですね!
滋賀県で行われているなら、大阪の私たちも負けないようなるべく使わないように
頑張りたいものです。
琵琶湖の内湖を干拓して農地が作られたこの大中のあたりはとにかく田んぼが広いのです。
かなたまで植えられたキャベツの苗。20や30でキャーキャー言ってる自分のところと大違い
です。トラクターもものすごい馬力のものが何台もあり、キャベツの苗を田植え機のように植え
ていく機械も初めてみました。スケールが違いますわ!
農園のお隣には、肉牛の牧場があり、稲わらを餌として提供してかわりに牛糞を堆肥にもらう
ということで、土もいい色してます。
次は九条ネギの栽培と販売、九条ネギのカット加工・販売等を行っておられる㈲アグリケーションさん。
社長さんは45歳で勤めていた会社を退社されてこの事業をいちから始められた方。
会社勤めの経験を活かされて、データをきっちりとられて、生産や加工をきっちりと経営されて
おられました。ネギのカット加工もかなり衛生管理に力を入れておられるので、見学もできずでしたが、
土作りには力を入れておられて栗東に自らトラックを運転して馬糞の堆肥を取りにいかれた
り、堆肥は自家製のものを使っているとのこと。
カットネギの需要がかなりあるということが驚いたのですが、世の中そんなもんなんですね!
いろいろと学んだ一日でした。