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新米ママがんばれ !

2013-05-09 23:30:10 | 交流

“赤ちゃんがうまれました”

2日前の5月7日午前8時57分に携帯へ

メールが入った!

 

“えっ、赤ちゃんが・・・?”

 

息子のところはそんなはずはない!?

知り合いにもそんな・・・

当たり前、みんなじいとばあ ばかり

 

だれかな?

あわててメールを開けてみたら

“あっ、旧Sさん!!”

 

こんなメール(一部カット)だった

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5月5日に3320gの元気な男の子がうまれました。

新米ママは夜泣きの洗礼を受け目の下にクマさん

をつくっています。修行あるのみですね(笑)

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それにしても出産2日後のしかも朝早くから

かわいい男の子の写真付きで知らせてくれるとは

驚いた・・・感動、感激!

端午の節句に男の子とはでかした ! 

 

新米ママになったばかりの旧Sさんは

4年前に某国立大学の新任(新人)職員研修で

3日間の合宿をした時の生徒さんだった

 

国大の院卒で4大卒の新人さんの中では

ひときわしっかり者で発言力もあった

 

あの時にみんながお礼に寄せ書きしてくれた

中にも彼女の力強い言葉が書かれている

 

その旧Sさんが結婚し4年目になったばかりの

昨年4月1日の早朝に深刻なメールを送ってきた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

所属部署で人員が減り深夜まで働く日々が続いて

新婚とはほど遠い生活に疲れたのだろうか

別の部署の女性は早く帰っているのに自分は・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しっかり者らしくない弱々しいメールだった

すぐに返信をした

 

アドバイスの最後の一文に・・・・

いずれお母さんになる、そうすればしたくても

仕事は思うようにできなくなるはずだから今の

うちに広く、深く力を蓄えて将来に備えておこう

そんなメールを返したことを覚えている

 

彼女のメールは「ある先輩の貴重な実話」として

去年も今年も新人研修で "いつかこんなことに

遭遇する時がくるから参考にしてほしいと話した

 (もちろん個人情報には触れないように)

 

秋に出張先から○○部から○○部に異動して

楽しく仕事をしている

あの時から異動があるまでの4ケ月間も深夜まで

前向きに働けたのもアドバイスがあったからで

おかげで「折れない心」ができた

 

そんな感謝のメールが来た時はうれしかった

いまも携帯に保存している

 

しかしこんなに早くお母さんになるとは・・・

 

母親になった喜びを伝えたい人は多くいるはず

たった三日間の出会いに過ぎなかった自分に

知らせてくれたことにほんとうに驚いている

 

彼女にとって自分の存在が必要とされている

のだろうか?

 

こちらからメールをしたことは一度もないし

どこかで会っても彼女を識別する自信はない

その程度のことなのにほんとうに不思議だ

 

もしかしたらこれから先もずっとこの絆が続くの

かもしれないと思うと楽しくなってくる

 

教師と違って自分の仕事は大抵が一回限りで

終わることが多い

参加者の大半とは二度と会うこともない

 

高校教師をしていた長兄や大学のゼミ学生と

深い人間関係を持ち続けている弟の話を聞く

たびに“恩師”になれる仕事がうらやましい

 

自分にもいろいろな場で様々な出会いがあるが

逆に深いかかわりはしないことにしている

 

求められない限り名刺も渡したりはしないし

ブログやメールアドレスを知らせることもない

必要と思う人は求めてくるからそれでいい

 

それでも思わぬ人からメールで「仕事の悩み」

にアドバイスを求められることがある

 

そうしていまでは会社の幹部になったり

中小企業では経営者になっている人も多い

 

一度、そんな人たちと会ってみたいと思うが

老いてきた姿を見られるのは嫌だから年賀状で

生きていることの確認で済ませている

 

さて、旧Sさん、男の子の名前は決まったかな?

それを楽しみにしている

 

いずれ職場に復帰するはず

これからが人生本番だ

 

もう新米職員は過去のこと

しばらくは新米ママさんで行こう

 

人間、いつも新米の世界を持つことが

緊張感と刺激があっていい

 

女性は節々に逃げられない世界と向かい合い

どんどん脱皮を繰り返して強くなる

 

旧Sさんも新米ママの修行をしながら

パワーアップして活躍するに違いない

 

仕事柄、女子学生の見本になれるように

その力と経験を生かしてほしい

 

まさかここに来る暇はないだろうが

新米ママさん、おめでとう!