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曽根崎心中の命日に。

2013-05-16 23:50:47 | ウォーキング

今日5月16日(旧暦元禄16年4月7日)は

近松門左衛門の「曽根崎心中」の主人公「お初」

と「徳兵衛」の命日でそれにちなんで開催された

曽根崎心中のお初・徳兵衛が歩いた道行きを辿る

ウォーキングに参加した

 

物語の舞台、お初天神(正式露天神)はたびたび

行くなじみの場所でわざわざ行くことでもないが

お初と徳兵衛が歩いた道行きを解説付きで辿って

歩くことに興味があった

 

JR北新地駅前に集合、参加者は30名、参加費

○000円、ほとんどが高齢者だった

歴史好きな人たちばかりのようで引率人の博識と

巧みな話術にメモ取りながらスローウォーキング

ですすんだ

 

お初・徳兵衛の出会いの場になった蜆川新地天満屋

跡近くの旧蜆川(曽根崎川)の梅田橋跡から出発

 

開業時には近くに大阪駅と阪神電車の駅があり海運

の重要な拠点だったという出入り橋を通って繁華街

の北新地へ

 

桜橋跡を通り堂島薬師堂にお参りして堂島米市場跡

へ、大阪一の夜の歓楽街、北新地本通りにある蜆川

跡を行く・・・ここは明治42年に大火があるまで

蜆川、火災後埋め立てられていまの新地ができた

 

御堂筋を経由しゴールのお初天神まで2時間かけて

お初・徳兵衛が歩いた道行きそのまま辿った

 

コースの多くは自分でも歩いてきたことがあったが

元禄時代から江戸、明治、そして現在に至るまでの

あの地域の大阪の変遷について体系的に解説があり

大阪検定で勉強した下地もあったので大変興味深く

楽しく歩くことが出来た

 

お初天神の二階で「曽根崎心中」について大学

並みの授業が引率者から1時間あまりもあった

最後に文楽劇場でも活躍しているプロに曽根崎心中

の名場面を長唄で聞かせてもらったが臨場感があり

感動したよ

 

井原西鶴、松尾芭蕉と元禄期の三大文豪と言われた

近松門左衛門の世話物で代表作の「曽根崎心中」を

実は読んだことも舞台で見たこともない

 

準地元人間がこれじゃ、ちょいと恥ずかしい!

西鶴に門左衛門は大阪ゆかりの人物なんだから像を

みているだけで知ってるつもりなら怖い!

 

5月2日には道頓堀、4日には奈良世界遺産、今日

の街歩きと歩いた距離はわずかだが一通りの歩力が

ついたら中高年にはこういう歩きが無理なく参加が

できるのでひとつの方向性だなあと実感した

 

これなら行き先に困ることはない

地元を知ろうと歩きはじめて10年が過ぎてやっと

地元へ戻ってきた

 

5時前に終了、お初天神通りをぶらり歩きして戻った。