朝から二日間の雨がウソだったような五月晴れになり
京都国立博物館で開催中の「狩野山楽・山雪」展へ出
かけた
今日が最終日で混雑するかもしれないので午前中に
行こうと京都駅についたのが11時半前、博物館まで
はいつもの通りウォーキングにした
鴨川にかかる七条大橋を渡り一気に博物館を目指し
たが日差しが暑くてそれでもいい汗をかいた
博物館につくと待つこともなくチケットが買えて入館
もスムース、館内も先月末の市立美術館ゴッホ展や
リヒテンシュタイン展ほどの混雑ぶりではなくて楽に
観賞することができた
狩野山楽は、秀吉に画才を見出され、狩野永徳の画風を
最も強く受け継いだ有力な弟子。
永徳亡き後、豊臣家の両事を引き受けたことが災いして
豊臣の残党狩りの標的に窮地を救ったのは他で見ない、
山楽自身の非凡な画才、二代将軍秀忠らの尽力で命を
つなぎ、京の地で再び描き続けて濃厚な画風を後継の
山雪に伝えた。(パンフ抜粋)
上・紅梅図襖 山楽 重要文化財
中・牡丹図襖 山楽 重要文化財
下・龍虎図屏風 山楽 重要文化財
この襖絵は豪快、圧巻!
狩野山雪は義父の山楽に従い、京の地でひたすら自身の
絵画の世界を追求し続けた学級肌の絵師・・・
狩野探幽率いる江戸狩野とは距離を置いた(パンフ抜粋)
上・群仙図襖 山雪 アメリカ・ミネアポリス美術館
下・老梅図襖 山雪 アメリカ・メトロポリタン美術館
この二点は京都の天祥院というお寺にあった襖絵を外国人
の古美術商が買って現在はアメリカの両美術館にあるそうだ
50年ぶりの里帰りになるという
写真集を買った
博物館を出たのは午後1時半、天気もいいしせっかくだから
清水寺までウォーキング、のんびりと一人歩きを楽しんだ。