昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

曽根崎心中の命日に。

2013-05-16 23:50:47 | ウォーキング

今日5月16日(旧暦元禄16年4月7日)は

近松門左衛門の「曽根崎心中」の主人公「お初」

と「徳兵衛」の命日でそれにちなんで開催された

曽根崎心中のお初・徳兵衛が歩いた道行きを辿る

ウォーキングに参加した

 

物語の舞台、お初天神(正式露天神)はたびたび

行くなじみの場所でわざわざ行くことでもないが

お初と徳兵衛が歩いた道行きを解説付きで辿って

歩くことに興味があった

 

JR北新地駅前に集合、参加者は30名、参加費

○000円、ほとんどが高齢者だった

歴史好きな人たちばかりのようで引率人の博識と

巧みな話術にメモ取りながらスローウォーキング

ですすんだ

 

お初・徳兵衛の出会いの場になった蜆川新地天満屋

跡近くの旧蜆川(曽根崎川)の梅田橋跡から出発

 

開業時には近くに大阪駅と阪神電車の駅があり海運

の重要な拠点だったという出入り橋を通って繁華街

の北新地へ

 

桜橋跡を通り堂島薬師堂にお参りして堂島米市場跡

へ、大阪一の夜の歓楽街、北新地本通りにある蜆川

跡を行く・・・ここは明治42年に大火があるまで

蜆川、火災後埋め立てられていまの新地ができた

 

御堂筋を経由しゴールのお初天神まで2時間かけて

お初・徳兵衛が歩いた道行きそのまま辿った

 

コースの多くは自分でも歩いてきたことがあったが

元禄時代から江戸、明治、そして現在に至るまでの

あの地域の大阪の変遷について体系的に解説があり

大阪検定で勉強した下地もあったので大変興味深く

楽しく歩くことが出来た

 

お初天神の二階で「曽根崎心中」について大学

並みの授業が引率者から1時間あまりもあった

最後に文楽劇場でも活躍しているプロに曽根崎心中

の名場面を長唄で聞かせてもらったが臨場感があり

感動したよ

 

井原西鶴、松尾芭蕉と元禄期の三大文豪と言われた

近松門左衛門の世話物で代表作の「曽根崎心中」を

実は読んだことも舞台で見たこともない

 

準地元人間がこれじゃ、ちょいと恥ずかしい!

西鶴に門左衛門は大阪ゆかりの人物なんだから像を

みているだけで知ってるつもりなら怖い!

 

5月2日には道頓堀、4日には奈良世界遺産、今日

の街歩きと歩いた距離はわずかだが一通りの歩力が

ついたら中高年にはこういう歩きが無理なく参加が

できるのでひとつの方向性だなあと実感した

 

これなら行き先に困ることはない

地元を知ろうと歩きはじめて10年が過ぎてやっと

地元へ戻ってきた

 

5時前に終了、お初天神通りをぶらり歩きして戻った。

 


友人の退院。

2013-05-15 23:20:55 | 健康

古い勉強会仲間の友人を入院中の病院へ見舞ったら

経過がよいそうで明日にも退院するということだった

間に合って?よかった?

 

長引けば月末になるかもしれないと聞いていたので

読書家の友人が退屈しないようにリュックに古本を

入れて行ったがかえって邪魔物になってしまった!

 

過去に大きな手術をした後に少し異常が発見されて

3月に手術、今回はその経過観察入院だったようで

それも無事にクリアし元気そうで安心した!

 

帰りに病院内の手入れの行き届いた花壇に寄ったら

ベンチで読書している入院患者らしい中高年の男性

を二人みかけた

 

なにの病気でどんな状況かしらないがそこが居場所

ではないはずだから退屈というよりさぞ無念だろう

 

そこで写真を撮るのは申し訳ないと思いながら元気

でいることのありがたさをしみじみと感じた

 

帰り道はバスに乗らずに約25分、JRの最寄り駅

までバス停4つ分を気持ちよく歩いた

ありがたい、ほんとうに健康でありがたい

 

しかし、いま元気であるからと油断してはいけない

元気な者がまさか、病むことが多いから。

 


息子からのプレゼント。

2013-05-14 23:43:08 | 家族

息子夫婦から家内に母の日のプレゼントが二日

遅れて今朝がた届いた

 

体調が思わしくない家内の身を案じて探した品

だと思った

その心遣いがこちらにも伝わってきた

 

その中におとんへのおこぼれの品が入っていた

もしかしたら父の日の早贈りなのかもしれない

と思ったがうれしい

 

ここ数カ月、肩凝りに悩まされてサロンパスの

お世話になっているのだがそれを知っているか

のように磁石をシリコンに内蔵したループ状の

フレックスネックでスポーツ選手がよく使って

いる商品で気に入った

 

首の血行を改善しコリを緩和するということだ

 

まさかこの歳にもなって首輪をつけようなどと

思いもしなかったがこの首輪が気に入った

物忘れが悪くなった自分にはありがたい

これならお落とすこともないだろう

 

ということで今日は部屋でずっと首輪していた

肩凝りに効果を発揮してくれることを期待したい

 

それにしてもそんなに気遣いしなくていいのに

いまは母の日、おまけの父の日も子どもたちは

親にプレゼントすることが当然のような風潮に

なっているが気の毒に思う

両方の父母の日、金銭的にも負担になるからね

 

親も孝行息子や娘の自慢の日にしているような

・・お前もそうじゃないか!

と言われれば・・・うーん

 

仲良く元気にしてくれていたらそれで十分!

 

“暑いですね!”が今日のあいさつだったが

札幌の知人のブログではやっと桜開花宣言!

まだ雪の残る道をウォーキングしている写真を

見てなんだかうらやましいような気がするのが

不思議だ。

 

 


「小学校で糖尿病検査」

2013-05-13 23:56:57 | 健康

「小学校で糖尿病検査」

うどん食べ過ぎ?予防策に

 

こんな記事が11日の日経新聞に掲載されていた

うどん県をうたって「うどん県パスポート」まで

作成して全国にPRをしている香川県が全国初の

小学校で糖尿病検査を実施するそうだ

以下、記事はこの通り(日経新聞5月11日)

 

2011年の厚労省の調査で香川県の糖尿病受療

率が人口10万人に対して男性が350人で全国

1位、女性が269人で全国2位!という結果に

もしや、「うどん」がその原因の一つでは?という

ことのようだ

 

いい話題なら別として他県の心配ごとを云々するは

よしとしないがわが住む大阪も「うどん」エリアで

さぬきうどんも大好きだ

去年の夏もW倶楽部でうどんを食べるウォーキング

ツアーでうどん県を訪ねたくらいだ

 

 SPクラブの帰りにもきまってさぬきうどんの店に

寄るぐらいだから他人ごとではない

 

日ごろからうどんは食べても汁は極力飲まないよう

にしているが粉にも関係があるのかも・・・

 

それにしても小学生の生活習慣病対策に血液検査を

するとは驚いた、でも、子供の時から生活習慣病に

関心を持たせ健康を意識させることは正しいと思う

 

きのう京都の国立博物館の美術展を観賞したあとで

清水寺へ向かった

 

 暑さと空腹で寄った店が「京うどんの店」、新聞記事

は見ていたが好きな「うどん」の看板には勝てない

食べたのは「絹ごしあげ びっくりうどん」

出てきたメニューを見て驚いた、器も大きいがあげの

デカイこと、座敷で食べていた修学旅行生の子供たち

が帰ったので誰もいなくなった店の座敷のすみの席で

デジカメに撮らせてもらった

 

食べるのに四苦八苦、店のご主人と奥さんと大阪でも

見たことのない大きいシリーズに話し込んだ

でも汁を半分飲んだなあ・・・結構な量だった!

 

ついでに続きを・・・

博物館の斜め正面は三十三間堂

 

東に進むと東山七条交差点、向かいにあるのが智積院

でここには長谷川等伯一派の国宝障壁画がある

 

季節によるがこのお寺の庭から眺める夕日はすばらしい!

 

東大路を北へ、すぐ女坂、ここを登って行くと秀吉の墓

がある豊国廟へ行く

 

その隣が妙法院、ここには狩野派の襖絵がある、等伯に

狩野と絵画の大物がお寺で並んでいるのも京都のすごさ!

 

さらにすすむと本願寺の大谷廟の前に行く、家内の先祖は

一昨年にこちらに遺骨を移した

自分も家内もここに眠ることに決めている

 

五条坂を登って行く、修学旅行生と観光客で道は溢れて

なかなか前にすすまない

ということでうどんの店に一時避難した

 

連休が終わったので少しは人も少ないのではないかという

予想はお土産店の並ぶ坂道で完全にはずれた

桜の葉ももみじも見事な新緑に、清水舞台も下から見ると

新緑で見えない・・・

 

耳に入る言葉は圧倒的に外国語、日本語はほとんど聞こえ

てこない

ベンチに腰掛けたら周囲の女の子たちはみんな韓国語だ

もちろん中国語も多い、観光客は戻ってきたのかな?

 

清水に来たらこの場所へどうしても足が向く

 

舞台の正面にあるこの場所、ここでは撮影代行を何組も

担当してちょっと国際貢献!

 

帰りは五条通から烏丸通を経由して京都駅までウォーク

と決めて来週のW倶楽部の例会に備えようと歩いた

 

また腰痛がぶり返してきた

博物館では立ち止まって観賞する時間が続いたので体重が

腰の負担になったのだろうと思う

まだその程度の回復なんだと気を引き締めたい

 

細身の自分の体重でも負担になるのだから太めの人が腰を

痛めると苦しいはずだ

 

五条大橋を渡って牛若広場の牛若丸と弁慶の像を訪ねて

みたら?いない!

出張か? 病気か? それとも追手から奥州へ逃れたのか?

真ん中の二本の台石に、左に弁慶、右に牛若丸がいた↓

 歩いていると五条通りの真ん中に牛若&弁慶像を発見!

新しくできた分離帯の中に引っ越していた! 

 

烏丸通に出て東本願寺前へ、ここに来ると楽しみがある

どんなことばが掲げてあるかは

いつものことば

 

 京都駅に着いたら4時すぎ、歩数は17000歩、今は

この程度が自分の足だな。

 

これは昨日のブログの続編。

 

広島の兄から「リヒテンシュタイン」展と「ゴッホ」展

と「ボストン美術館」展に行くと連絡がはいった

 

兄が来るのはきまって美術展か歴史展、きっと手作りの

資料をもってくるに違いない

その時こちらは生徒だ。


狩野山楽・山雪展。

2013-05-12 21:48:41 | 本・読書・音楽

朝から二日間の雨がウソだったような五月晴れになり

京都国立博物館で開催中の「狩野山楽・山雪」展へ出

かけた

 

今日が最終日で混雑するかもしれないので午前中に

行こうと京都駅についたのが11時半前、博物館まで

はいつもの通りウォーキングにした

 

鴨川にかかる七条大橋を渡り一気に博物館を目指し

たが日差しが暑くてそれでもいい汗をかいた

 

博物館につくと待つこともなくチケットが買えて入館

もスムース、館内も先月末の市立美術館ゴッホ展や

リヒテンシュタイン展ほどの混雑ぶりではなくて楽に

観賞することができた

 

狩野山楽は、秀吉に画才を見出され、狩野永徳の画風を

最も強く受け継いだ有力な弟子。

永徳亡き後、豊臣家の両事を引き受けたことが災いして

豊臣の残党狩りの標的に窮地を救ったのは他で見ない、

山楽自身の非凡な画才、二代将軍秀忠らの尽力で命を

つなぎ、京の地で再び描き続けて濃厚な画風を後継の

山雪に伝えた。(パンフ抜粋)

 

上・紅梅図襖 山楽 重要文化財

中・牡丹図襖 山楽 重要文化財

下・龍虎図屏風 山楽 重要文化財

  この襖絵は豪快、圧巻!

 

狩野山雪は義父の山楽に従い、京の地でひたすら自身の

絵画の世界を追求し続けた学級肌の絵師・・・

狩野探幽率いる江戸狩野とは距離を置いた(パンフ抜粋)

 

上・群仙図襖 山雪 アメリカ・ミネアポリス美術館

下・老梅図襖 山雪 アメリカ・メトロポリタン美術館

 

この二点は京都の天祥院というお寺にあった襖絵を外国人

の古美術商が買って現在はアメリカの両美術館にあるそうだ

50年ぶりの里帰りになるという

写真集を買った

博物館を出たのは午後1時半、天気もいいしせっかくだから

清水寺までウォーキング、のんびりと一人歩きを楽しんだ。

 


来年もお呼びが・・・・

2013-05-11 22:22:05 | 仕事

今日はどちらへ?

というメールに起こされた!

 

深夜1時40分からNHK「松井秀喜スペシャル」を

4時前まで見ていてすっかり寝坊をしてしまった

 

雨だったので何も予定はなくてPCのお勉強にした

故障をきっかけにOSをW8にしたのだがW7から

すっかり様変わりして操作に四苦八苦、マニュアル

を買ってきて実習?してみたが根気が続かない・・

マニュアルの字が小さくてやってられない!

習うより慣れろ、だが遊ばれてばかりで悔しい!

いらいらが募って目下ストレスの震源地になってる

 

昨日、某社から来年春の新人研修講師の依頼がきた

日程と時間まで明記してあり会社からの正式な要請

とあればありがたく感謝して喜んで引き受けさせて

いただきたいと返事をした

 

先月の106名の新人さんが評価表に厚意点をつけ

て仕事のチャンスをプレゼントしてくれたのに違い

ないと思っている

 

2月には仕事に一区切りをつけると宣言したばかり

だがこうしてオファーがある限り最後まで身勝手に

引退するなどといってはいけない

 

あの松井選手も“野球がしたい”という一念で最後

まで練習を続けてチャンスを待っていたそうだ

 

その練習場所をテレビで初めて公開してくれた

なんとNYのビルの地下にあるバッティングセンター

で彼は引退発表まで練習を続けていたらしい

 

そこまで命をかけて野球と向かい合ってきた松井選手

のすごさと野球少年のような純粋さに心を打たれた

 

自分と比較するのは失礼だが“今の仕事をしたい”と

いう気持ちにいささかも変わりはない

 

年齢に適応できる次の新しい現役の道を模索したいと

いう意思とチャレンジは大事なことだが少しでも必要

とされるのなら自らに賞味期限と限界を定めてはいけ

ないのかもしれないと教えられた気がした

 

いずれにしても問題はそれに耐えうる健康を維持して

さらに体力の衰えをカバーしていくことができるか

 

引き受けた以上はこれから1年、しっかりと体を鍛えて

少しでもおじ(い抜き)さん度がすすまないようにしたい

 

夕べもSPクラブで30分だけのトレーニングをしたが

先月に始めたが今月は一度もやっていなかった自転車

こぎ、たった5分がきつかった!

もちろん負荷をかけてはいるが足(ひざ)を直角になるまで

上げることをしていないから筋肉が衰えているのだと思う

 

30~40分でできるトレーニングは限られてはいる

かえって集中力が発揮できてそのほうがいいと思う

 

おかげで体調は90%まで回復してきた、もう少し!

 

 プロスキーヤーの三浦雄一郎さんがいよいよ16日から

3度目のエベレスト登頂のアタックを始めるそうだ

80歳、頑張っている !


「気楽に読める世界史の本」

2013-05-10 23:36:38 | 本・読書・音楽

書店をのぞいたら「もういちど読む山川世界史」

が十冊くらい積まれていた

 

あーあの記事のことか!

 

先週の日経土曜版のプラス1で気楽に読めて役

に立つ世界史関連の本を三部門に分け専門家が

選んだ「学び直す」部門でランキングの1位に

なっていた歴史書だ

  

この「もういちど読む山川世界史」は高校世界史

の教科書を一般読者向けに改め編集したそうだ

 

この本を見てすぐピンときた!

1年前まで息子の本箱にあった本で去年の9月

に戻ってきた時に東京へ持ち帰って行ったあの

世界史の教科書と表紙がほとんど一緒!

 

ここ1~2年、世界史関連の本がかってない程

人気を博しているらしい

確かに文庫判を含め世界史関連の本が常に書店

で目立つているがそこまでとは・・・ランクは

 

2位 銃・病原菌・鉄(文庫判上下)

3位 若い読者のための世界史(文庫判上下)

4位  世界史(文庫判上下)

5位 新しい世界史へ・地球市民のための構想

・・・・以下略

 

「漫画で楽しむ」

1位 まんが世界の歴史人物事典

2位 学研まんが世界の歴史

   ・・・・以下略

 

「家族で楽しむ」

1位 137億年の物語

2位 一冊でわかるイラストでわかる図解世界史

・・・・以下略

 

以上のランキング本から一冊くらい読んでみたい

これなら息子が受験勉強に使っていた世界史関連

の参考書は処分しないで残しておけばよかったと

ちょっと残念!

ただ息子時代からも世界は激動しているので最新

のものもあっていい

 

幼稚園の頃から本好きだった息子が小学校の高学

年になったころ広島の実家に行くと高校の教師を

していた兄から世界史の本を読むように言われて

いたことを思い出す

 

当時の息子には奈良や京都によく連れて行き関連

本を与えていたこともあり日本の歴史については

関心を持っていたが日本の歴史を知りたいのなら

まず世界の歴史を学べと言いたかったのだろう

 

去年の夏に自宅をリフォームした際、子供の本は

ほとんど処分せず段ボール20数箱に詰めこんで

9月に帰省した際にチェックをさせた

 

その時に息子が3冊の教科書と参考図書を出して

手渡してくれたのが次の三冊で以前にもブログに

書いたかもしれない

 

①    山川出版の「日本史」

相棒の「世界史」は持って帰ったこれをくれた

 

②    「日本史用語集」(山川出版)

これは大変ありがたい本で息子がかなり勉強に

使っていたことが開いてよくわかった

 

③    時代別日本・西洋「美術鑑賞」

これには室生寺の五重塔や阿修羅像も掲載され

ていてわかりやすい

 

「日本史」を勉強したい人が多いとことを先月ころ

ブログに書いたことがあるが「世界史」もそうだと

はしらなかった

「歴史書」ブームなのか

もしかして尖閣諸島や竹島問題の影響があるのかも

しれない・・・

かって竹村健一さんが日本人は歴史音痴だと書いた

本が去年までわが本棚にもあったがグローバル化時

代に世界を知らずして国際交流もビジネスもないと

いう一面が歴史ブームになっているのかもしれない

 

検定でとくに奈良を勉強していたら歴史は奈良から

にあらずとしみじみと思ったものだ

 

いま坂本竜馬が生きていたらどう言うだろうか?


新米ママがんばれ !

2013-05-09 23:30:10 | 交流

“赤ちゃんがうまれました”

2日前の5月7日午前8時57分に携帯へ

メールが入った!

 

“えっ、赤ちゃんが・・・?”

 

息子のところはそんなはずはない!?

知り合いにもそんな・・・

当たり前、みんなじいとばあ ばかり

 

だれかな?

あわててメールを開けてみたら

“あっ、旧Sさん!!”

 

こんなメール(一部カット)だった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5月5日に3320gの元気な男の子がうまれました。

新米ママは夜泣きの洗礼を受け目の下にクマさん

をつくっています。修行あるのみですね(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても出産2日後のしかも朝早くから

かわいい男の子の写真付きで知らせてくれるとは

驚いた・・・感動、感激!

端午の節句に男の子とはでかした ! 

 

新米ママになったばかりの旧Sさんは

4年前に某国立大学の新任(新人)職員研修で

3日間の合宿をした時の生徒さんだった

 

国大の院卒で4大卒の新人さんの中では

ひときわしっかり者で発言力もあった

 

あの時にみんながお礼に寄せ書きしてくれた

中にも彼女の力強い言葉が書かれている

 

その旧Sさんが結婚し4年目になったばかりの

昨年4月1日の早朝に深刻なメールを送ってきた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

所属部署で人員が減り深夜まで働く日々が続いて

新婚とはほど遠い生活に疲れたのだろうか

別の部署の女性は早く帰っているのに自分は・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しっかり者らしくない弱々しいメールだった

すぐに返信をした

 

アドバイスの最後の一文に・・・・

いずれお母さんになる、そうすればしたくても

仕事は思うようにできなくなるはずだから今の

うちに広く、深く力を蓄えて将来に備えておこう

そんなメールを返したことを覚えている

 

彼女のメールは「ある先輩の貴重な実話」として

去年も今年も新人研修で "いつかこんなことに

遭遇する時がくるから参考にしてほしいと話した

 (もちろん個人情報には触れないように)

 

秋に出張先から○○部から○○部に異動して

楽しく仕事をしている

あの時から異動があるまでの4ケ月間も深夜まで

前向きに働けたのもアドバイスがあったからで

おかげで「折れない心」ができた

 

そんな感謝のメールが来た時はうれしかった

いまも携帯に保存している

 

しかしこんなに早くお母さんになるとは・・・

 

母親になった喜びを伝えたい人は多くいるはず

たった三日間の出会いに過ぎなかった自分に

知らせてくれたことにほんとうに驚いている

 

彼女にとって自分の存在が必要とされている

のだろうか?

 

こちらからメールをしたことは一度もないし

どこかで会っても彼女を識別する自信はない

その程度のことなのにほんとうに不思議だ

 

もしかしたらこれから先もずっとこの絆が続くの

かもしれないと思うと楽しくなってくる

 

教師と違って自分の仕事は大抵が一回限りで

終わることが多い

参加者の大半とは二度と会うこともない

 

高校教師をしていた長兄や大学のゼミ学生と

深い人間関係を持ち続けている弟の話を聞く

たびに“恩師”になれる仕事がうらやましい

 

自分にもいろいろな場で様々な出会いがあるが

逆に深いかかわりはしないことにしている

 

求められない限り名刺も渡したりはしないし

ブログやメールアドレスを知らせることもない

必要と思う人は求めてくるからそれでいい

 

それでも思わぬ人からメールで「仕事の悩み」

にアドバイスを求められることがある

 

そうしていまでは会社の幹部になったり

中小企業では経営者になっている人も多い

 

一度、そんな人たちと会ってみたいと思うが

老いてきた姿を見られるのは嫌だから年賀状で

生きていることの確認で済ませている

 

さて、旧Sさん、男の子の名前は決まったかな?

それを楽しみにしている

 

いずれ職場に復帰するはず

これからが人生本番だ

 

もう新米職員は過去のこと

しばらくは新米ママさんで行こう

 

人間、いつも新米の世界を持つことが

緊張感と刺激があっていい

 

女性は節々に逃げられない世界と向かい合い

どんどん脱皮を繰り返して強くなる

 

旧Sさんも新米ママの修行をしながら

パワーアップして活躍するに違いない

 

仕事柄、女子学生の見本になれるように

その力と経験を生かしてほしい

 

まさかここに来る暇はないだろうが

新米ママさん、おめでとう!

 

 


逆風に立つ松井秀喜の美しい生き方

2013-05-08 23:37:18 | 本・読書・音楽

こんな偶然もあるものだ!

と昨夜おどろくことがあった

連休中に読もうとグランフロント大阪の開業日に買った

 

「逆風に立つ 松井秀喜の美しい生き方 伊集院静」

 

の読み残していたところを読み終えて何気なくテレビを

つけたら丁度「クローズアップ現代」の再放送が始まる

ところだった

 

番組は

松井秀喜と ”同級生” 広がる特別な共感

 

先日、恩師の長嶋茂雄さんと国民栄誉賞を受賞したばか

りの松井秀喜さんについては野球ファンのみならず多く

の人が知っているのであえて語ることはしない

 

その松井秀喜世代には松井さんの野球選手としてだけで

はなく人間としての生き方に共感し励まされながら生きて

いる人の輪が広がっているという

 

なにがそうさせているのか同世代への取材を交えながら

番組はすすめられていた

 

後半は松井さんと長い親交のある作家伊集院さんが出演

交流を通じて見てきた松井秀喜像について語っていた

 

出版されたばかりの上著にも書かれていたことだったが

非常に臨場感があって興味深く最後までみてしまった

 

松井秀喜選手時代に書いた「不動心」という著書は長く

各社の新人研修で推薦本として読むことをすすめてきた

このブログでも紹介したことがある(2007年)

 

「不動心」では

”どんな技術やパワーよりも挫折を乗り越える力を持った

選手になりたい

コントロールできることとできないことを分ける”

という思考法について語っている

 

次に書いた「信念を貫く」も推薦本にとり上げてきた

 

(2010.3出版)

ここではワールドシリーズで大活躍をしたにも拘わらず

ヤンキースを退団せざるを得なくなったこと

そして新天地で生きていく苦難の道を選択したことなど

選手として自分の仕事=野球とどう向き合ってすすんで

いくかが書かれている

この二冊は1年前に本を大量に処分した時にも迷うこと

なく残していまも本棚に並んでいる

 

今年の新人研修で松井さんの著書から困難に逢った時は

松井選手はこういう心の姿勢で乗り越えていったという

フレーズを紹介したがそれを感想メモに書いてくれた人

がいてうれしく思った

 

アンチジャイアンツだが現役時代の王選手と松井選手に

ホームランを打たれてもなぜか腹がたたなかった・・・

むしろ大好きな選手でファンだった

 

王さんと自分とは誕生日がわずか一カ月違いの同級生で

早実時代からのファンだからファン歴はもう長い

息子世代の松井さんは甲子園でのあの四打席連続敬遠に

あった時の態度を見て並みの選手ではないとそれ以来の

ファンだがその二人には重なる部分が多い

 

いい時も打てない時も常に冷静で周囲に対する気配り

黙々と練習に励む野球に対する真剣さと向上心の高さ

逆境に背を向けずに向かい合い解決をしていく強さ

どんなファンにも紳士的に振る舞う美しい心の持ち主

そして家族愛に恵まれた家庭環境のすばらしさ・・等々

 

思えば特別なことではない

人であればだれでもができる当たり前のことだがそれが

できないところに人間の弱さと己の弱さがある

どこをとっても自分に欠けるものばかりで恥ずかしい

 

ジャイアンツの監督説が浮上しているようだが願わくば

一チームの監督になるより国民栄誉賞を受賞した国民の

財産だから広く野球を愛する青少年のため野球を通して

将来の日本を背負う人の育成にかかわっていただきたい

と強く願う。


腰痛回復。

2013-05-07 23:19:32 | チャレンジ

気候もよくなり体も80%は回復してきたと思うので

今日からナイトウォークを復活させることにした

 

SP倶楽部は30分間トレで再開しているのでこれで

しばらくはクラブとナイトウォークのどちらかで毎日

少しの時間でもトレをやっていこうと思う

ランニングは腰の不安がなくなるまで無理しないで

やめておきたい

 

真冬の2月半ばから腰痛で休んでいたN-ウォーク

はやっぱり気持ちよかった

多分、体もうれしかったに違いない

 

久しぶりにトレ−ウエアで歩いていて新発見をした

胸に力がついている・・・それを胸板というのかな?

文字通り、板が入っている感覚は初めてだ

 

もしかしたらSP倶楽部のマシントレの成果が出て

きて胸に筋力がついてきたのかもしれない

といっても裸で見る限りとてもそんな感じはなくて

貧弱な体だと思うがもしかして・・・

変調が起きてきているのかもしれない

期待したい

 

体がトレーニングに耐えられるまで復活したこと

とくに医者に頼らずに自分で耐えてここまで回復

したことが大きい

 

腰痛は20代で患っていろいろな辛さも経験して

生涯腰には時限爆弾をかかえていると覚悟を

してきたので今回のことはそれが小爆発したと

思うことにしている

 

やっと回復してきたがこれもしばらくの休止だと

思っているのでいつ再発するかわからない

そのつもりで付き合っていきたい

完全回復はありえないのだから

 

弱点の腰を他でカバーができるように工夫して

動ける体づくりをしたい

水泳をしたいんだがなあ・・・

 

高年期になって五体満足な人はそんなにいない

はずだからこの程度ならむしろありがたいことだ

 

それも積極的に体を動かしてきた自分の健康に

対する強い意志力が働いたものと思っている

 

病は気からというが確かにそういう一面もある

マイナスにとらえれば故障や変調は悲観的に

なるが年齢的にそれもありだと思えばブラスに

働きかけることができる

 

これからその覚悟が大事だ。

 


大型連休最終日。

2013-05-06 23:53:09 | ひとりごと

連休最終日、といっても自分に連休は関係ない

が世間はその通りにまわっているのでその気に

なって明日から仕事や・・・えっ!どこで?!

 

午後からは長居第二競技場で開催されている

マスターズ陸上の見物・応援に出かけた

 

競技は朝から始まっていたがいつか自分も出て

みたい短距離の60メートルは午後の一番から

それにあわせてスタンドに入った

 

日差しがきついスタンドで長くは座っておれず

応援は一時間で終わり・・・

おじいちゃん応援の家族が印象的だった!

 

今年こそは参加してみたいと言い続けながら

申し込みの3月時点は腰痛でそれどころでは

なかったのだが

" 今年こそ!"と言いながら時が過ぎていく

 

75歳以上の組に95歳のランナーが出場した

遠目だがとてもそんな歳にはみえなくて恰好も

ランナーそのもので驚いた!

↓ スタート・・・おっと危ない 右の二人が75歳代

 しかしスタートをすると20歳の差は大きいなあ

↓ 中盤 写真に入っていない人もいる

 

60代の出場ランナーはそれなりにはやい!

早いランナーは上半身が力強い、やはり腹筋も

強いんだろう

 

それにしても95歳のランナーには刺激された

遅いのはあたりまえのことで出場する元気と

勇気がすごい 

普段から走っていないととても出場できない

はずだから恐れ入った

刺激されるだけでは何も変わらないのだが・・

 

隣の長居スタジアムでは16時からJリーグの

セレッソ大阪と浦和レッズの試合があるので

周辺はすでにファンが押し寄せていた

 

サンフレッチェ広島が本命だがセレッソも応援

しているので久しぶりにスタンドに行ってみるか

それともインテックスで開催中の食フェアに行くか?

 

しかし1時間余、スタンドのカンカン照りにあい

今日はもう動くのはやめておくことにした

 

長居 公園内の桜にはもうさくらんぼが

戻ってきたもののじっとしてはおられなくて

SPクラブへいってわずか30分だけだったが

マシントレをやって大型連休は終わった

腰痛もかなり回復しているので一安心!

 

今年の連休はこんな過ごし方で終わった

26日 Y塾同期の交流会

27日 某社の大阪ミステリーウォークへ

29日 京都リヒテインシュタイン&ゴッホ展

 2日 大阪街歩き道頓堀ウォーク

 4日 奈良世界遺産ウォーキングツアー

 5日 室生寺・長谷寺古寺巡礼

 6日 マスターズ陸上見物

 

なんだか遊んでばかり・・・文化度が低いかな!

それでも体だけは動かしている

それでいい!

 


「室生寺」と「長谷寺」(2)

2013-05-06 23:28:11 | 旅行

一日遅れの古寺巡礼「室生寺」と「長谷寺」を写真で

記録しておきたい

 

室生川にかかる太鼓橋が見えてきた

 

太鼓橋をわたって女人高野の室生寺へ

「女人高野」といわれている室生寺はいつ訪れても

参拝客は女性が圧倒的に多い

女人高野とは同じ真言宗の高野山が女性禁制だった

のに対して室生寺が広く女性を受け入れいたことで

そう呼ばれるようになった

室生寺は階段式に伽藍が配置されており奥の院まで

階段をのぼりつめていく、往復で1400段もあるらしい

階段の両脇にシャクナゲが咲いている最初の階段が

鎧坂でここが最初の撮影スポットだ

のぼりつめると正面に国宝の金堂があり本尊

国宝釈迦如来像が迎えてくれる

 

左手の弥勒堂には重文の弥勒菩薩像がある

さらに階段を上がると次は国宝の本堂へ

本尊の如意輪観音像と対面

朱印帳は持ってきていたが受付で朱印の練習をしていた

若い男性の熱心さに話しかけたことからここで室生寺の

朱印帳を買うことにした

朱印はベテランの女性が書いてくれたがその男性には

いつか"あなたに書いていただくので頑張って"と約束

これも出会いだな・・・秋にも来てみよう

また百寺巡礼を始めるか !

さらにすすむと室生寺最大の撮影スポットの五重塔

が階段に上に見えてくる

 

ここはみんなカメラマンになるところ

昨日、興福寺で見た五重塔は日本で二番目に高いが

こちらは日本で一番小さな五重塔で16.1メートルしか

ない、しかし国宝に指定されている

 

ここから深い木々の静寂の道を奥の院へ向かう

スローウォーク いやしの時間だな

これから始まる階段は自分が知るお寺の階段で特に

急で緊張するところ

奥の院手前になると手すりをもたないと怖い!

年配の人は杖を使って登る

 

苦しくてぜいぜいと息しながら、そして途中で立ち

止まりながら登っていく

ありがたいことに自分は手すり持ちだが止まること

もなく往復できて脚に感謝!

こんなところで普段からしてきた運動の積み重ねが

体を難なく動かしてくれるんだ

 

↑ 階段から奥の院が見えてきた、ここを登る ↓

時間は予定通り、ここ奥の院の裏側で20分ほど

休憩した

こういうところにも自分の命が存在する場所がある

んだなあ・・・

こういうのんびりと心の休養する場を大切にしたい

そうしないとそのうち息切れしてしまうような気が

してきたのは歳のせいか?

東京のる息子と家内に撮ったばかりのシャクナゲ

の画像を送信した

さて登ってきた道を戻って行く

 

下山?して一軒の古い喫茶店に入っておやじさんと

話していたら連休中で今日が一番人が少ないと日だ

といっていた

左に見える橋本屋は大和の写真集で有名な土門拳さん

が雪の室生寺を撮るために泊まり込んだという旅館で

この本に書かれている

雪の室生もすばらしいらしい

 ↓

それでも観光バスからご婦人の団体客がどんどん

と下りて太鼓橋を渡っていた

 

出発予定の13時半になったので近鉄室生口大野駅

まで7キロウォークを始めたがバス停から長谷寺行き

のバスが出ると呼び込みが聞こえてきたので慌てて

引き返してバスに飛び乗った

 

 ウォークと電車を乗り継ぎ15時半くらいに長谷寺

着と予定していたが何があるかわからないから早く

行くことにしたのが正解だった

 想定外のこともあった

借りてきた家内のデジカメのバッテリーが切れた

自分のバッテリーを用意していたが同じキャノン製

でもバッテリーが違っていた

 

さあ大変!

頼りはスマホだけ、こちらもバッテリーは半分しか

残っていない、わーえらいことや!

長谷寺は室生寺よりもかなり人が多かった

ここは西国観音霊場の第8番で花の寺としても有名

春夏秋冬 季節ごとに境内は花が咲き乱れてここも

女性に人気のあるお寺だ

 

観音信仰が流行した平安時代にはとくに女性たちが

競って参詣したというのが石山寺とここ長谷寺らしい

源氏物語の紫式部、枕草子の清少納言も参詣して

いるし松尾芭蕉や与謝蕪村、高浜虚子などの多くの

文人たちが訪れたほどで歌碑や句碑もある

伊勢信仰が流行った頃は伊勢街道を行く参詣者で

にぎわったらしい 

仁王門からはいるとおなじみの階段状の登廊を両側

のボタンを見ながらすすんでいく

この登廊は本堂まで399段続く

 

人が切れるのを待たないととても写真にはならない

登ってきた登廊を見ると

満開のボタン集

 

登りつめて国宝の本堂へ

そして高い舞台から広がる周辺の景色に癒される

ここの舞台は清水寺の次に大きいらしい

舞台からこれから行く五重塔が見える

正面に「大悲閣」と古い文字でかけられている

 

この本堂は三代将軍家光公が寄進したそうだ

 

ご本尊は十一面観世音菩薩、見上げるくらい大きな

観音さんで約10メートルの高さらしい

右手に大きな錫杖を持っているのがめずらしい

 

ラッキーなことに御影堂が開帳されていて講話が

聞かれるというので寄ってみた

講話が終わると「お授け」というらしく一人一人

に観音さんの慈悲を伝える様を授けてもらった

 

本長谷寺、五重塔にくると陽が山に隠れて日暮れの

様相になってきたので急ぐ

 

最終コースのボタン園は満開のボタンで圧巻だった

五重塔を過ぎたあたりでスマホのバッテリーが切れ

て一番きれいなボタンを撮ることができなかった

これも想定外のことで悔やまれた

 

本堂が見える

 

あんなに遠く、高く

のんびりと長い参道の店をのぞきながら長谷寺の駅

についたら電車は出たばかり・・・日曜日で本数も

少なく途中まで各停の準急にのった

 

途中の桜井駅で大勢が乗り込んできたが多分山の辺

あたりへ行った人なんだろうか

 

作家の五木寛之さんの本をよく読むが・・・

五木さんの百寺巡礼の一番と二番が室生寺と長谷寺

できっと五木さんも室生寺と長谷寺にひかれるものを

もたれているのだと思う

 

その本を読んで3年前の3ケ年計画で「百寺巡礼」を

目標に掲げた

その証に朱印をもらうことで薬師寺の朱印から始めた

が貰ったり貰えなかったり(朱印のないところがある)

正確には数えていないが二年で六十寺は巡っていた

ので百寺は回ったはずだが記録は途中で途絶えた 

 

五木寛之さんのスタートされた同じ両寺からの出発

したのも何かのきっかけ、五木さんと同じお寺には

行けないので自分なりの巡礼を新しく始めてみたく

なったがさあ・・・どうか

 

とてもいい一日だった。

 


「室生寺」と「長谷寺」

2013-05-05 23:18:25 | ウォーキング

今日は五月晴れに恵まれて昨日に続き奈良へ

でかけてきた

 

行先は「室生寺」と「長谷寺」

このお寺の歴史は知らなくても

「室生寺」といえば「シャクナゲ」

「長谷寺」といえば「ボタン」

でよく知られている

 

最初にこのお寺を訪ねたのが学生の時だから

もう50年も前になる

連休を利用して奈良旅行をした際に訪ねたが

初めて見たシャクナゲとボタンに魅せられた

 

アルバムにはその時の写真が残っているので

なつかしいが旅を共にした友人はもういない

 

その影響か息子も両寺が好きで今日も撮った

写真をその場で息子に送った

 

その後、何度おとずれたことか・・・でも今日の

ような満開には遭遇していない

7年前にW倶楽部で来たが満開を過ぎていた

4年前に一人で来た時はもうしぼんでいた

今日はほんとうにラッキーだった

 

「シャクナゲ」と「ボタン」は満開だった

こんなことならW倶楽部の花好きなメンバーを

連れてきてやればよかったと思った

 

写真は明日にでも紹介することにして今日は

ここまで。


奈良世界遺産ウォーク。

2013-05-04 23:23:36 | ウォーキング

奈良の「世界遺産ウォーキングツアー」という

記事が新聞広告の片隅にあったので参加した

 

JR大和路線で奈良駅へ

参加者は自分とあまり年代の変わらない男女が

20名ほどで午後1時過ぎにスタート

 

わざわざ連休で混雑している奈良市内へでかけ

ることはなかったが奈良検定の最上級合格者が

案内人というのでそちらのほうに関心があった

 

事前にコースの中身が示されていなかったので

超有名な世界遺産をぐるり回ることだけは勘弁

してほしいと思っていたがその願いがかなった

だけでなく訪ねたいと思っていた場所へ案内を

してもらって大満足の半日になった

 

最初に訪ねたのが「率川神社」

この神社が6月に行われる「ゆり祭り」で有名

だと知ったのは検定試験の勉強をしてから・・

訪ねてみて驚いた !

5~6年前に奈良町に行ったついでに寄っていた

か゜あの時の神社とは・・・・

 

三条通りを横断し「韓国神社」と「林神社」へ

ここも検定試験で勉強していたので”ラッキー”

林神社は韓国神社の奥にひっそりとたたずんだ

小さな社だった

室町時代に中国から林浄因と言う人が韓国神社

に饅頭の製法を伝えたことが日本の饅頭の発祥

になったらしい

林神社正面両脇に「饅頭」がこの通り

 

緑に包まれた神社の境内にはだれもいなくて外

のにぎわいがうそのようだった

 

近鉄奈良駅上から始まる「ひがしむき商店街」を

案内人さんが楽しく説明してくれて土産物や食事

にこれから役立てたい

 

商店街には「ゆり祭り」のおおきなポスターが

かかっていた

 

続いて「興福寺」へ

奈良を代表する世界遺産、説明はいらない

春の秘仏の公開がされている北円堂と南円堂は

入場を待つ人の列が続いていた

 行列に並んで久しぶりに東金堂に入った

 

正面には興福寺の中心をなす中金堂の再建工事

がすすんでいる

完成するのが平成35年

 

”えっ? あと10年! “

と同行のおばちゃんがささやいた

 

これが大阪のおばちゃんなら

 

“えっ、わたし生きてるやろか?” 

 

ここは、奈良、突っ込みは入れない

 

国宝館にも久しぶりに入った

 

ここはなんといっても「阿修羅さま」

 

 

事前に入場券を買っていたし時間帯もよかったのか

スムースには入れたが館内はさすがに超満員で

立ち止まれず進みながらの見学

それでも久しぶりに「阿修羅さま」に会えた!

ちっとも歳とらんなあ・・・

 

(公園内のポスターから↑)

それに白鳳時代の彫刻の傑作といわれている旧山田寺

の仏塔にも会えた

↑ 一番好きな光景 東金堂と五重塔

興福寺一帯の奈良公園を歩いて不思議に思った

のはあの鹿の姿が一匹も見えなかった

連休続きの大変な人でついに鹿も疲れたのか?

それとも鹿も連休なのか?

 

古い民家の続く道を北へ最後の訪問地は

「称名寺(珠光忌)」

ここも訪ねたかったので超ラッキー!

わび茶の祖、村田珠光がここに住み禅を学んだ

珠光庵という茶室があり毎月15日の命日には

法要が営まれるそうだ

境内にある千体石仏群には驚いた!

 

さすがに奈良検定のソムリエさん、実に詳しく

興味深く説明をしてもらって楽しく歩くことが

できて16時半に予定通りゴールした

 

これで「伝香寺」が入っていたらいうことなし

だったが来年の椿の時期に訪ねたい

 

ひとりのご婦人が

“奈良はいくらでも行くところがありますね”

と自分を奈良人と思ったのか話しかけてきた

 

「奈良」を自分の地元に置き換えても同じだと

思った

歳のせいか?

検定試験の勉強をして興味が出てきたのか?

 

2日の道頓堀歩きに今日の奈良ウォーキングと

すぐそこにある地元に目を向けて歩いてみると

違ったものが見えてくる・・・

 

そんなたのしみをしみじみと味わった

自分のウォーキング観がどんどん広がってきて

歩き方や活動の仕方も変わっていくだろうと思う。

 


ブログ6年。

2013-05-03 21:41:23 | 輝いて生きる

平成7年5月3日にブログを始めて6年になった

3年は続けてみようと67歳からスタートしたが

その倍の期間を書き続けてきたことになる

 

途中で何度もこのまま続けるか、どうするか?と

思案しながら4年目になった時には

 新ブログ“71歳のひとりごと”で切り替えようと

したが結局、このブログに変えることができずに

挫折したままとうとうまる6年も書き続けてきた

 

“続けることは簡単だが、

    始めることとやめることは難しい”

 

とプログで何度も書いたことがあるがその通りで

新しいことに切り替えることはなかなか難しい

 

続けることが当たり前のことになってしまうと特別

なことではなくなり努力することもなく楽なんだ!

 

6年も続けてきたことはそれなりに意味もあったし

決して無駄なことを続けてきたとは思っていない

 

自分の頑張っている姿を発信していくことで勉強を

共にした人たち、とくに研修生たちの刺激になれば

とその思いがつねに頭にあった

 

ただそれはこちらの勝手な思い込みかもしれない

アクセス数も以前に比べれば少なくなっている

 

やめて、自分に困ることがあるか?

困る人がいるか?

と問いかければ ” NO!” だろう

 

そう思いながらブログ7年目が3度目の自分との約束

3ケ年計画とともに今日から始まる!

 

深夜のテレビ番組で日産のCEOカルロス・ゴーンさんが

関西大学で学生と討論番組をやっていたので眠い目を

こすりながら見た

 

ひとりの学生がゴーンさんに

“10年後、なにをしていると思いますか?”

と質問をしたら

 

“わかりません”

とゴーンさんは答えた

 

そして

“計画を持つことは大切だがその通りにはならない”

“時には変えなければならないことがある”

“日本にきた時、今の自分を想像もしていなかった”

 

“日本に足らないことは?”

という質問に

“日本人は優秀だが変えるという力が不足している”

 

つまり法を守り団結する国民性は優れているが時に

現状を壊しても新しいものに作り替えることも大事だ!

といいたいのだろう !

 

きちんとメモをとれなかったので表現は正確ではない

と思うがニュアンスはこんなことだったと思う

 

それと自分のブログ(生き方)を同列で云々することは

必ずしも適切ではないかもしれないがよく理解できる

 

自分のことに立ち返ってみれば「変えねばならない」

という新たな目標とか、危機感とか、環境の中に身を

おかない限り今日の続きが明日になるだけ

 

“自分から飛び出せ!”とは昨年のキャッチフレーズの

一文だが飛び出せなかったのは現状のぬるま湯が気持

よかったからだと思っている

 

熱い湯なら飛び出すはずだ

自分から「外」に飛び出して違った環境に身をおけば

新鮮な出会いもあるはず

固定的な計画や新陳代謝のないグループで安住しては

同じことを繰り返しで自己満足に終わってしまう

 

ほんとうに自分の人生をさらに前進させたいのなら

あえてこれまでのことはリセットしてでも進まないと

来年も同じことを言って8年目の迎えていると思う

 

今日をきっかけにして今後のブログを考えたい!?