放浪記

＜今日の１枚＞
放浪記のパンフレット。

９月２日（土）

質量が少し増えたような余韻整理できないまま劇場を後にする

帝国劇場で放浪記を観る。昨日の日々更新に、放浪記を観てエネルギーをもらうのだと書いたけれど、違った・・・エネルギーを吸い取られた。あの吸引力はなんだ？森光子さんという芸術家が創り上げた森光子という作品は見事だった。本物と対峙するとこちらも消耗する。チカラをもらうとか勇気をもらうというのは、まず、自分のパワーやエネルギーを一旦吸い取られてから湧き出るものだと実感。お互い中途半端じゃいかんのだ。与える方も限界を超えて消耗する。
でなければ勇気やパワーのやりとりは不可能だ。我まだまだ甘し。口先だけで生きているなぁと落ち込む。でも、ノックアウトのあとに道が見えてくるのだ。人生は一回。
エンディングに背中が凍り付きそうになった。なんだよ～、ただの芝居じゃん、なのにさぁ、どういうことなんだよ～ともがく。こころ（魂）の筋力をつけてもう一度観たい。
まっすぐに家に帰ることができず、知り合いの居酒屋さんで気持ちをフェイドアウトしてから帰宅。

◎酒量メモ
生ビール１杯、焼酎ロック８杯。なかなかほぐれなかった。