goo

ぶらぶら問答

9月9日(日)

騒がしき心の声に蓋をして静かに待つ秋

古きものがすべて、時を重ねそれなりの誇りを持って今に存在しているとは限らないことを知る。昭和の顔した喫茶店に入り、愕然。時間だけを食いつぶしてきたのか・・と、ため息がもれる。そういうときに自分の時間、人の時間、限られた時間のことを思う。
その反対の店もあって、30分歩いてもその時間を輝かせてくれるタイ焼き屋さんがある。昭和の匂いぷんぷんの直球勝負の店だ。時間の重ね方の違いか、思い入れの違いか、自分自身に突きつける刃の鋭さの違いか。
ぶらぶら歩きながらあれこれ考える日曜日の午後。腰を据えて待つ人になろうと決める。守備を磨く、攻撃よりも守りに力を入れよう。動かそうとするより、動かされよう。しばし、流れに身を任せ自力ではなく他力を信じてみよう。他力に応えることのできる自分であるための努力を続けよう。努力、苦手だけどなぁ。ぶらぶら問答を続ける。
『酒場漂流記/なぎら健壱』読了。

☆チャメラdeポン(勝手にネーミングしたおもちゃカメラでポン写)


ほんとに募集してるの?
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )