散歩気分で生きる毎日に一日1本、一行詩!by ミナミヒロユキ
一行詩(うた)メモ日記
秋深し・・・
日が暮れて風の冷たさしみじみと
「急ぎすぎ?」
じんわりと冷えてきた。秋深しのなかに冬の粒子が紛れ込んできているぞ。おせちの予約はあっちこっちで始まっているし、クリスマスケーキのポスターも貼られ出した。
11月になると加速していく冬支度だ。どんどん前倒しになっていくなぁ。そのうち、前のめりになりすぎてこけちゃうんじゃないか。
季節も人工的につくられていくようになるだろう。ぜ~んぶ、お金がからんでいるのは間違いないから、息苦しくなりそうな気がする。
落語の世界の、あのゆっくりとした時間経過を味わってみたくなる。江戸の話となると、急いでいてもたかが知れている。電車も車もないのだから、急いだところで「走る」くらいの時間だ。今の時間は、飛行機や新幹線が象徴しているものね。
最近、そんなことを思いながら暮らしている。引きこもり生活を半年以上続けているので、時間のとらえ方や人との関係、付き合い方についての意識が変化してきているのかもしれない。そういう時期なのだろう。
外の人とは、ほとんど会っていないし、話もしていない(関わりが消えていく)。それが心地よくなってきているので、社会復帰がむつかしくなる? 新しい体験だ。
基本、人との関わりを持つことが得意ではないので(誰にでもあるはず)、歳とともにそういう部分が盛り上がってきているのかも。素直になってきたというべきか……。この先どうなるか、たのしみでもある。
ただ例外は、仕事。仕事がからんでくると違ってくるんだよなぁ。生命維持(感性維持)に仕事が必要だということだと、ようやくわかってきた。ただし、仕事が好きかと問われたら、好きですとは言えない。やはり、厳しいし苦手でもある。その矛楯がいいのかもしれないけどね。
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