土曜日は嫁と代々木Zher the ZOOに「うたのありか」を観に行きました。
ライブの前に渋谷パルコで開催の「顔面遊園地 ナンシー関消しゴムの鬼」展を見る。
実はナンシー関のことはそれ程よく知らないけどユーモア溢れた作品、
諧謔性に満ちたエッセイ、ホントに楽しめました。
ただ作品は基本ハンコなので屈んで観るため腰が痛くなった(^_^;
展覧会の後、渋谷から歩いて代々木に向かう。
「うたのありか」はリクオと中川敬のジョイントにゲストを迎えるライブ。
昨年のゲストは直枝さん、そして今年のゲストはチャボさん!これは見なければ!
場内は超満員、ギュウギュウ詰めで動きが取れない。
去年と同じく「男はつらいよ」のテーマに乗ってリクオと中川が登場。
リクオの「明日を行く」SFUの「地下鉄道の少年」の後はそれぞれのソロ。
○中川敬
まずは中川のソロ。「デビューしたばかりの新人フォーク歌手です!」とジョークを
言いながらニューアルバムから次々に歌う。旧い曲を一切やらず新曲のみという潔さ。
ボクはSFUあまり聴かないけど良い声、良いギターだ。
最後は今日のゲストのチャボさんを迎えて「デイドリームビリーバー」を共演!
これは嬉しかった!場内大合唱。ウルっときた。
更には中川が選曲した「月夜のハイウェイドライブ」も演奏。
チャボさん自身あまりライブでしない曲とのこと。これも良かった!
○仲井戸Chobo麗市
「オレを知らないSFUファンやリクオのファンに自己紹介を兼ねて」とのことで
「Born In 新宿」。チャボさんの半生をつづった歌詞をユーモアたっぷりに演奏。
客席笑いながら盛り上がる。更にこのハコがチャボさんのホームタウン新宿に
近いということで新宿にちなんだ「エピローグ」を演奏。
これ!好き!この曲が収録された「絵」は何度も聴いたアルバム。
アルバムヴァージョンよりはライトな感じでの演奏だったけど独特の暗さが堪らなかった。
さらにはボビーチャールズのカバーをやってリクオと共演。
曲はリクオがキヨシローとの共作「胸をいたいよ」。チャボさんは何とも優しいギターを弾く。
曲の終わり、チャボさんは笑顔で上を指さしてた。これにもジーンときた。
リクオは「音楽は色んなものとつながれる。ここにいない人とも、ね」と嬉しそうだった。
○リクオ
まずは「同じ月を見ている」。これは大好きな曲。ピアノのタッチがメロウで優しい。
続いては「Forever Young」。これもピアノの響きがステキだ。
この日のリクオは「ミラクルマン」や「マウンテンバイク」といったノリノリの曲は
演奏せずにメロウな曲の演奏が多かった。
誰かのカバーに日本語詞をつけた「新しい街」は此処でやったかな?
東北の復興を明るく力強く歌いつつ「ガイガーカウンターを持って」という歌詞が刺さる。
そして「パラダイス」。例の語りの部分で笑わせて客席も大合唱。
なんか・・・この曲、最近来るんだよな。一緒に歌ってて凄くハッピーだった。
○リクオ+中川+Chabo
さぁいよいよ3人の共演。SFUの「松葉杖の男」やジョン・レノンの「オーマイラブ」など
色んな曲を3人で演奏。中川やリクオが歌うときはチャボさんがあまり歌わずギターに
専念している姿にシビれた。
チャボさんメインの「ハングリーハート」の歌詞「誰もがやりきれない想いを抱えてる」
にはグッとくる。更には名曲「ガルシアの風」を3人で!
「ああ、どうしようもないことなどなかったのです」の歌詞がココロにズンと来た。
直枝さんもそうだけどチャボさんも人が抱えてる重い部分、暗い部分に目を向けた
歌詞を描いてくれる。だから好きだ。
最後は全員で「アイノウタ」。客席も一緒に歌う。ボクも嫁も。リクオが前に出てくる。
リクオのライブでは何度も見る風景。とてもイイ風景だ。
○アンコール
アンコールも凄かった。3人での「満月の夕」にうつみようこが飛び入り!
客席は大声で歌い踊る。ボクの後ろの男の人も大声で歌ってる。
をいをいアンタの息がオレの首にかかってるだけど(^_^;
笑顔と幸福感に満ちた空間。その中にいると・・なんか知らずに涙が出ていた。
更にはリクオ選曲で「いい事ばかりはありゃしない」!これもみんなサビを歌う。
オレも嫁も歌う。最後チャボさんは「キヨシロー!」と叫んだ。場内拍手喝采。
そして、ホントの最後は「光」。なんともステキな響きのピアノのイントロで始まる。
2番目の歌詞をチャボさんが歌う。繰り返される「光は闇の中」のフレーズが響く。
ステージ上の3人は満面の笑顔。客席も一緒に歌い、拍手し笑顔が広がる。
リクオは最後「うたのありか、此処にあり!」と叫んだ。鳴りやまぬ拍手の中、終了。
実に3時間半に及ぶライブ。すばらしい歌の数々を堪能しました。ホント楽しかった。
嫁はよほど楽しかったのか、帰宅後、ボクが会場で買ったリクオのライブアルバムを聴いてた。
ボクも当然聴いてます。どの曲もゆったりとして且つピアノの響きが素晴らしい。
「はかめき」と「ソウル」聴いてると涙が出てきて困るんだが(゚゜)\バキ☆。(゚゜)\バキ☆
ヨモちゃん、愉しかったね。音楽サイコーだねV(^^)
土曜日から夏休み、と言っても土日月休んで火曜日出社、水木休んで金曜出社
という飛び石休みですが(^_^;
土曜日は下北沢にリクオのライブを見に行きました。
勘違いして開場より1時間早く到着したので下北沢界隈を徘徊。
ヴィレッジバンガードで「東北ライブハウス大作戦」のリストバンドを購入。
レコファンで中古漁りしようと思ったら無くなってた。
今回のハコ、ラカーニャに来るのは実に10年ぶり。
前回は祥子さんと西本明さんのジョイント?ピアノマンナイトリーの写真展だっったっけ?
こじんまりしたステージにピアノが置いてある。リクオを後ろから見る位置に座る。
ライブは「マウンテンバイク」からスタート。ニューアルバムの曲、旧い曲を
惜しみも無く繰り出す。「モンクスドリーム」では客席とコール&レスポンス。
リクオは凄いノリノリ。ピアノもトークも絶好調。
「ここは家みたいなもん。ライブが無くてもしょっちゅう遊びに来る」と上機嫌。
前半で「光」をやったのは意外。いつもアンコールラストでやる曲なので。
「この曲、いつも最後にやるから感無量な気分になるな」とリクオ笑ってた。
賑やかな曲も善いけど「雨あがり」みたいなメロウな曲でのピアノが素晴らしい。
第一部ラストは「フォーエヴァーヤング」。「年取ったやつが言う言葉やね」
とリクオ笑いながら弾く。何とも優しく柔らかいタッチ。ジンと来た。
休憩中、ボクの横にいたお嬢さんがいきなりステージに上がる。
なんとリクオのバックでストリングスを担当している橋本歩嬢。
9月に青山でリクオのバースデイライブがある旨とバースデイメッセージを
書いてほしい旨の告知。
後半は「キャンディ」「スローなブギにしてくれ」のカバーでスタート。
リクオ、ビールを飲みながら弾いてる(笑
「プリン体入りました~」「渋谷でのライブは酒呑まんでやったら偉いエエ感じ。
でも今日は呑みながらやります!」
「渋谷のライブ来た人、どんだけ居る?」の問いに隣の橋本嬢が挙手。
「バックでしょうが」と思わず突っ込んでしまった\(T▽T)/
中盤、新曲「欲望列車」が演奏された。これもメロウな曲。
そして「不思議な人」。どちらも世情を切り取ったシリアスな曲。
そして・・・・「おなじ月をみている」。
これを聴いた時・・・・涙があふれそうになった。
この1ヶ月間、リクオをずっと聴いていた。その中でこの唄に出逢った。
彼の唄に、そしてこの唄に・・いろいろ救われた。それを想い涙した。
ライブ終盤、「ミラクルマン」「アイノウタ」、リクオお得意の盛り上がり。
アンコールはカバー大会。
「なんか賑やかな曲弾く気になれんわ」でニック・ロウの
「「(What's So Funny 'Bout) Peace Love And Understanding」を歌う。
「平和と愛と相互理解・・・それで何が悪い?エエこと言うね」とリクオは演奏前に言った。
リクオはそれ以上は何も言わなかったけど、多分昨今の世相(ヘイトスピーチ、集団自衛権)
に対する「Why?」と「No?」のキモチが込められていたんだろう。
「Happy Day」もそう。「対立でなく理解」を歌った唄。
アルバムでも良かったけどライブだと更にしみてくる。
そして・・・キヨシローのカバー2連発!まずは「デイドリームビリーバー」!
リクオ、客席を促し一緒に歌う。ボクも友人も橋本嬢も歌う。
最後は「IMAGINE」!しかもRCの「COVERS」バージョン!
リクオの声とピアノで大好きなキヨシローナンバー、しかもこの特別な唄が
聴けるなんて・・・・感動した。胸が熱くなった。
ライブ後、アルバム「What's Love?」を購入しリクオにサインを貰う。
「同年代です。応援してます!」と言うとガッチリ握手してくれた。
ライブ後は友人と美味しいビールとツマミで乾杯。
調子に乗って呑みすぎて最終列車を逃しタクシーで帰宅。(^_^;
リクオ・・・いつの間にか大切なシンガーになっていたな。
今回のライブ、彼なりの世の中に対するメッセージが込められていた。
でもタイジや三宅さんみたいにストレートにNO!を歌うのでなく(それはそれでOk)
あくまでリクオなりのやり方で柔らかく優しくメッセージを歌ってた。
このライブ行って良かった。見て良かった。
このライブに行ったお蔭で何かいろいろと吹っ切れた。
悩んでも仕方ない。悩むなら動きながら考えよう。
ストップしていた東北支援も再開しよう。徐々に・・ね。
リクオ、高野クン・・同年代が頑張ってる。
オレもウジウジしてないで、ガンバらなくっちゃな☆
昨日は「海さくら」イベントに参加。
江ノ島で定期的にゴミ拾いしたり音楽イベントを開催したり、と様々な活動を展開。
http://www.umisakura.com/
友人がよく参加してて以前からよく誘われてました。
折角の機会なのでゴミ拾い、ライブとも参加しました。
普段地元で一人でゴミ拾ってる。この活動も既に6年。マンネリ化。
今回別の人がやってるイベントに参加して新しい刺激が欲しかった。
リクオ、小坂忠が出演。図らずもここ数ヶ月続けている
「ニホンのロック歴史探訪」も兼ねることになりました(^^;)ゞ
昨日は晴天。というか猛暑。
早目に江ノ島に行く。片瀬江ノ島駅は竜宮城を象ったオモシロい形。
早目に行ったにも関らず集合場所が分からず迷子(゚゜)\バキ☆
友人に迎えに来てもらう。大変ご迷惑をお掛けしました<(_ _)>
参加者は50人くらい?リーダーの方は優しそうな男性。
因みにボクはいつも使ってるトングを持って行きました。マイ箸(゚゜)\バキ☆
海辺に路上に散らばってゴミ拾いを開始。
海岸は思った以上にゴミが少なく路上でゴミを拾う。
何時の間にか他の皆さんとは離れている。集団活動が出来ない奴r(^^;)”
Coccoを聴きながらひたすら拾う。相変わらず煙草の吸殻が多いな。
1時間半ほど過ぎて終了。集合場所が分からずまた友人に迷惑かけました<(_ _)>
珍しいゴミの紹介・賞品プレゼント等楽しい時間でした。
ライブまで時間があるので海辺を歩く。
海水浴場に来るなんて何十年ぶり。普段海と縁のない生活をしてるし。
遊ぶのは大抵室内。海山に行こうという発想がないし(^^;)
派手なタトゥを入れている男の子が多いのが印象的でした。
夕方からライブ。店内は椅子・テーブルを配し食事を楽しめる様式。
お客さんも20代の女の子から年配の方まで幅広い。
ハコの形態は違うけど横浜サムズアップを思い出させた。
ボク勘違いしてたけど今日のライブのメインはあくまでリクオなんですね(^_^;
リクオのライブ見るのは昨年末クレフィン以来。バンド形式では9年ぶり。
先ずはリクオがバンドメンバーと登場。いよいよライブ開始
リクオは軽快なトークを交えつつピアノを転がすように弾き倒す。
ただクレフィンでの圧倒的な演奏と違ってもっとスマートで洗練してる。
キヨシローとの共作「胸が痛いよ」は素晴らしい。
改めて歌が上手い人だな、と思った。
お客さんもノリノリの拍手、歓声で答える。リクオはホントうれしそう。
「べっぴんさんは~♪」のフレーズをお客さんに歌わせたり
演奏終わるといきなり前に飛び出して客席に入ってくる場面もあった。
ウン、このハコ、お客さんのノリもイイ。こういうライブはうれしくなる。
休憩の間に窓から見えるオーシャンビューを写真に撮る。素晴らしい景色だった。
ここから小坂忠さんが登場。名盤「ほうろう」の曲を披露。
勿論お名前は知っているし「ありがとう」「機関車」等の名曲も知ってる。
ただ何れも幸宏さんや矢野顕子さんのカバーで知ってるだけ。
先ずはリクオにあげたサングラスネタでみんなの笑いを誘う。
歌いだすと・・・声が素晴らしい。重みのある風格のある声。
曲は「氷雨色のスケッチ」うわぁ「はっぴいえんど」のカバーじゃん!
続いては「ありがとう」細野さんの曲。アイロニーに満ちた歌詞。
続いては「機関車」。リクオもカバーしてる。よく聴くと歌詞が凄い。
最後は「しらけちまうぜ」。
威風堂々。重厚。ダンディズム。ともかくカッコよかった。凄いモノをみた。
最後はリクオコーナー。ノリノリの曲を次から次へと連発。
メンバーも次から次へと技を繰り出す。ステージ上はお祭り状態。
ナオエさんとの共演が「対決」なら、ここは気心知れた仲間での「ドンちゃん騒ぎ」。
「アイノウタ」「マウンテンバイク」「ミラクルマン」名曲が次から次へと飛び出す。
客は大騒ぎ。手拍子が止まらず丸で打楽器のように鳴り響く。
アンコールでは小坂さんがもう1度登場「ほうろう」を演奏。
おまけに小坂さんにバースデイケーキをサプライズで用意。
小坂さん・・7月で62歳を迎えたそう。カッコよすぎ(・_・!)
最後は「満月の夕」。
何度も演奏してきたからこそ生まれるウタノチカラ。ズンときた。
楽しいライブだった。呑み足らず居酒屋で2次会。
今日のライブの話をイッパイする。オモシロいネタが次から次と出てくる。
イッパイ笑ってイッパイ呑んだ。
ホント楽しいライブだったな。誘ってくれた友人に多謝(^_^)
そしてライブは・・・お客さんがつくるものと改めて思った。
虎丸座のお客さんはホントに素晴らしかった。
ミュージシャンを乗せてその魅力を引き出していた。
あの空間の中にいるのがホントに楽しかった。
このイベント、また参加したいな。
9月11日のライブはカーネーションでいけないので別の機会に。
(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆