3曲目「モノクロームの夏」祥子さんが唄い出す。
勝井さんのバイオリンが重なる。大友さんの深いギターが響く。
「夏を止めてあえなくなる前に モノクロームの夏が逝く」
その瞬間・・・亡くなった父を想った。
どうしてか、はわからないけど・・・父を想い涙が出てきた。
父の病気を知り・・父が亡くなってボクは一度も泣いたことがない。
葬式、火葬、49日、初盆・・・一切涙が出なかった。
でも、今日、祥子さんのウタを聴き父を想い・・・はじめて泣いた。
父が亡くなってから・・・もう半年も経って・・ようやく。
11月12日祥子さんライブ@品川ステラボール。
会場は品川アクアスタジアムの中にあるだだっ広いホール。
祥子さんのシャウト、ドラム「TrueRomance」で始まったライブ。
「かげりの無いどこまでも届いていくようなあかるい音を鳴らしたい」
祥子さんがそういって選んだのは勝井祐二、大友良英、坂本広道、芳垣安洋
の「過激なサウンド」を鳴らす強者たち。
すべてのウタがあたらしいサウンドで生まれ変わっている。
ひたすら真っ直ぐなオトとウタ。相変わらずとっ散らかったMC(笑。
ドラム語りで歌うという珍芸も披露(^^;)ゞ
広いホールでも「ありのまま、かくさない」その姿。
祥子さんのお父上も今年亡くなった。
幼少の頃離れて今年再会したとき祥子さんのお父上も病の床にあった。
この日のライブはホントはお父上を呼ぶはずだったとのこと・・・。
「夏はどこにいった」「波の化石」「忘却」・・別れのウタが続く。
祥子さんのピアノに勝井さん、大友さんの美しいサウンドが重なり
ただ聴き入る。
ひさしぶりに聴く「そしてなお永遠に」、祥子さんはひたすらエレキを鳴らす。
「Love/Identifeied」祥子さんはひたすら叫ぶ。
そして過激なサウンドの「Happiness」。
「大切なものはなぜなくなるの?」との叫び。
でもこのウタを聴くとHappy。一瞬だけでも笑顔になれる。
そして最後は「あたらしい愛の詩」。。
この曲の前、祥子さんはこの2年間住んだ京都を離れ東京に戻ることを語った。
そして途中で話をやめる。「今の想いはコトバにできない」と。。。
「I Still Love You」をみんなで合唱。
祥子さんは途中で「アイシテル、アイシテル」と何度もつぶやく。
なぜか・・・父を、母を、兄を、妹を想う。。。
ボクは家族に「アイシテル」「大切に想ってる」なんて云った事もない。
いや、もしかして・・そう「想ってない」時期もあったかもしれない。
でもホンネではそうじゃない。「大切に想ってた」はずだったのに。
結局・・・父には「伝えることなく」終わってしまった。
いろんな感情がわく。後悔、自己嫌悪・・・。
「ふるさとはどこにもなくって」の歌詞は・・一緒に歌えなかった。
どうしても、歌えなかった。
アンコール。祥子さんは新曲「5年の歌」を歌いだす。
一人でライブをブッキングし始めてちょうど5年目とのこと。
この5年間を想い書いたウタ。
「すこしは成長したのかな?すこしはおとなになったのかな?」
この5年間で・・・ボクもいろいろあった。
結婚し引越しし、父を亡くし。今は仕事でイッパイイッパイ。。。
でも毎日それなりに楽しい。嫁と過ごしてハッピー。それでイイ。
しんみりしてたら祥子さん「中川翔子さん」のブログの話で盛り上がる。
同じ名前とのことで勝手に親近感を持ち、ファンだとのこと(笑。
なんでも毎日ブログをチェックしてるとか(^_^;)
ヒトを泣かせたり、笑わせたり相変わらず落ち着かないヒトだ(笑。
そして祥子さん「もう少し一緒にいてくれる?」と言って
ジャクソン・ブラウン「Stay」をバンドと一緒に歌いだす。
メンバーも祥子さんも笑顔。ステージ全体が明るく華やいでいる。
ラスト「Goin Home」。
祥子さんはエレキを鳴らしながら笑いながら歌う。
「もうどこにもいかない いつも笑っていよう」
会場も一緒に歌う。祥子さんバンドメンバーを何度も見て笑った。
祥子さん歌い終わった後、もう1度エレキをかき鳴らす。
盛大な拍手の中、祥子さんは笑顔でVサインをして去って行った。
とても・・楽しいライブでした。
特に勝井さんのバイオリン、大友さんのギターと祥子さんのコエが
重なると・・・すごい世界が広がって引き込まれた。
ライブ中、また色んな想いが溢れたけど・・・
最後は何かスッキリした。爽快な気分だった。
父は・・・もういないんだ・・・やっと実感できたよ。
半年も経って・・ようやく泣くなんて・・ダメ息子だな。
でも・・・やっと泣けたんだな・・やっと。
それがミョーにウレシイ。ヘンかな?オレって(笑。
(Set List)
1.True Romance /2.Frederick /3.モノクロームの夏/4.夏はどこへいった
5.Get Back /6.優しい雨/7.Father Figure/
8.恋のショットガン(ドラム叩き語り(笑)/9. 風に折れない花
10. 波の化石/11. She's leaving home (The Beatles)
12.かもめ/13. 本当は悲しい関係/14.忘却
15.そしてなお永遠に/16.Love/identified
17.Happiness/18.あたらしい愛の詩
<Encole>
19.Baby it's you/20.言葉/21.あの空に帰ろう
22.5年の歌/23.Stay (Jackson Brown) /24.Goin' home
勝井さんのバイオリンが重なる。大友さんの深いギターが響く。
「夏を止めてあえなくなる前に モノクロームの夏が逝く」
その瞬間・・・亡くなった父を想った。
どうしてか、はわからないけど・・・父を想い涙が出てきた。
父の病気を知り・・父が亡くなってボクは一度も泣いたことがない。
葬式、火葬、49日、初盆・・・一切涙が出なかった。
でも、今日、祥子さんのウタを聴き父を想い・・・はじめて泣いた。
父が亡くなってから・・・もう半年も経って・・ようやく。
11月12日祥子さんライブ@品川ステラボール。
会場は品川アクアスタジアムの中にあるだだっ広いホール。
祥子さんのシャウト、ドラム「TrueRomance」で始まったライブ。
「かげりの無いどこまでも届いていくようなあかるい音を鳴らしたい」
祥子さんがそういって選んだのは勝井祐二、大友良英、坂本広道、芳垣安洋
の「過激なサウンド」を鳴らす強者たち。
すべてのウタがあたらしいサウンドで生まれ変わっている。
ひたすら真っ直ぐなオトとウタ。相変わらずとっ散らかったMC(笑。
ドラム語りで歌うという珍芸も披露(^^;)ゞ
広いホールでも「ありのまま、かくさない」その姿。
祥子さんのお父上も今年亡くなった。
幼少の頃離れて今年再会したとき祥子さんのお父上も病の床にあった。
この日のライブはホントはお父上を呼ぶはずだったとのこと・・・。
「夏はどこにいった」「波の化石」「忘却」・・別れのウタが続く。
祥子さんのピアノに勝井さん、大友さんの美しいサウンドが重なり
ただ聴き入る。
ひさしぶりに聴く「そしてなお永遠に」、祥子さんはひたすらエレキを鳴らす。
「Love/Identifeied」祥子さんはひたすら叫ぶ。
そして過激なサウンドの「Happiness」。
「大切なものはなぜなくなるの?」との叫び。
でもこのウタを聴くとHappy。一瞬だけでも笑顔になれる。
そして最後は「あたらしい愛の詩」。。
この曲の前、祥子さんはこの2年間住んだ京都を離れ東京に戻ることを語った。
そして途中で話をやめる。「今の想いはコトバにできない」と。。。
「I Still Love You」をみんなで合唱。
祥子さんは途中で「アイシテル、アイシテル」と何度もつぶやく。
なぜか・・・父を、母を、兄を、妹を想う。。。
ボクは家族に「アイシテル」「大切に想ってる」なんて云った事もない。
いや、もしかして・・そう「想ってない」時期もあったかもしれない。
でもホンネではそうじゃない。「大切に想ってた」はずだったのに。
結局・・・父には「伝えることなく」終わってしまった。
いろんな感情がわく。後悔、自己嫌悪・・・。
「ふるさとはどこにもなくって」の歌詞は・・一緒に歌えなかった。
どうしても、歌えなかった。
アンコール。祥子さんは新曲「5年の歌」を歌いだす。
一人でライブをブッキングし始めてちょうど5年目とのこと。
この5年間を想い書いたウタ。
「すこしは成長したのかな?すこしはおとなになったのかな?」
この5年間で・・・ボクもいろいろあった。
結婚し引越しし、父を亡くし。今は仕事でイッパイイッパイ。。。
でも毎日それなりに楽しい。嫁と過ごしてハッピー。それでイイ。
しんみりしてたら祥子さん「中川翔子さん」のブログの話で盛り上がる。
同じ名前とのことで勝手に親近感を持ち、ファンだとのこと(笑。
なんでも毎日ブログをチェックしてるとか(^_^;)
ヒトを泣かせたり、笑わせたり相変わらず落ち着かないヒトだ(笑。
そして祥子さん「もう少し一緒にいてくれる?」と言って
ジャクソン・ブラウン「Stay」をバンドと一緒に歌いだす。
メンバーも祥子さんも笑顔。ステージ全体が明るく華やいでいる。
ラスト「Goin Home」。
祥子さんはエレキを鳴らしながら笑いながら歌う。
「もうどこにもいかない いつも笑っていよう」
会場も一緒に歌う。祥子さんバンドメンバーを何度も見て笑った。
祥子さん歌い終わった後、もう1度エレキをかき鳴らす。
盛大な拍手の中、祥子さんは笑顔でVサインをして去って行った。
とても・・楽しいライブでした。
特に勝井さんのバイオリン、大友さんのギターと祥子さんのコエが
重なると・・・すごい世界が広がって引き込まれた。
ライブ中、また色んな想いが溢れたけど・・・
最後は何かスッキリした。爽快な気分だった。
父は・・・もういないんだ・・・やっと実感できたよ。
半年も経って・・ようやく泣くなんて・・ダメ息子だな。
でも・・・やっと泣けたんだな・・やっと。
それがミョーにウレシイ。ヘンかな?オレって(笑。
(Set List)
1.True Romance /2.Frederick /3.モノクロームの夏/4.夏はどこへいった
5.Get Back /6.優しい雨/7.Father Figure/
8.恋のショットガン(ドラム叩き語り(笑)/9. 風に折れない花
10. 波の化石/11. She's leaving home (The Beatles)
12.かもめ/13. 本当は悲しい関係/14.忘却
15.そしてなお永遠に/16.Love/identified
17.Happiness/18.あたらしい愛の詩
<Encole>
19.Baby it's you/20.言葉/21.あの空に帰ろう
22.5年の歌/23.Stay (Jackson Brown) /24.Goin' home