僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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discordman

2020年06月12日 | 日々の泡(日記)
まだ行けるさ 大丈夫 もう一度と やり直して」(bloodthirsty butchers「discordman」)

今週は、1年間取り組んできたJ-SOX対応の最終ミッション。
大過なく終わった。昨年みたいに関係者からの罵倒(笑)も無く問題なく終えた。
最後の段階で、多少スッタモンダあったがそれも想定内の範囲だ。
この会社で100%仕事が上手く行くワケがない。そんなの覚悟の上だ。

無事終わったけど、残ったのは疲れだけ。満足感も充実感もない。
決めた事を決めた通りやっただけ。何の進歩も成長もない。
過去、何度も変えよう壁を壊そうとしたが悉く撥ね返された。

それはオレだけじゃない。周りもそう。毎年の恒例行事、儀式を粛々と繰り返す。
終わったら忘れて、サッサと次にいく。
問題はあるが今すぐどうのこうのってワケじゃない。
忙しいんだから、そんなことゆっくり考えてるヒマは無い。
それで何が悪い?だって問題は起きてないんだから。間違ってない。
そう何も悪くない。何も間違ってない。
でも、それでイイのか?それで何が変わった?何が良くなった?
みんな顰め面で仕事して全然楽しそうじゃない。

いやオレも偉そうに他人を批判できない。
ぬるま湯に浸かって楽してるのはオレも同じ。
ぬるま湯、心地いい。楽だ。変える?良くする?
ムリムリそんな事しても誰も喜ばない。また非難されるだけ、だ。

仕事帰り、bloodthirsty buthersの「discordman」を聴いた。
「discord=抵抗する」ってこと。その名のとおりこの歌の中で吉村さんは叫んでた。
ぬるま湯をひっくり返し空気をぶっ壊し、唯、叫んでいた。
聴いていてオレも叫び声をあげそうになった。

20年経っても何も変えられない、何も良く出来ない。
そんな、でくのぼうに何か出来るのか。出来るワケがない。
でも・・・このまま終わるのは真っ平ゴメンだ。
ぬるま湯をぶっ壊そう。

ウチに帰ってから、もう1度大音量で「discordman」を聴いた。
ヨシ、来月から色々壊して行こう。先ずは身近な馴れ合いから変えていこう。
同じ道を繰返すのはもうあきた。
ぬるい空気に抵抗しよう。逆らっていこう。


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