僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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ヒロシマを想う夏

2013年08月05日 | NO NO NO WAR
明日、8月6日は広島に原爆が落ちた日。
子供の頃「はだしのゲン」を読んで怖くて怖くて
以来、「戦争に触れる」ことから逃げていた。
高校生の修学旅行で長崎を訪れた際も戦争や原爆関係の場所から
は目をそらしてきた。
40代を過ぎて「逃げていた戦争」に向かい合おうと想った。
それはCoccoの影響で映画「ひめゆり」を見たからか?
父親が亡くなって、社会の事、世界の事を考え出したからか?

2010年夏。広島を訪れた。
原爆ドーム、慰霊碑、平和祈念資料館、死没者平和祈念館、アオギリの木、
色んなものを見た。広島という地を歩き、この目で見てココロで感じた。
そこで感じたのは「憎しみや怒り」では無く「悲しみ、祈り、優しさ」だった。
胸に残ったのは重苦しい痛みでは無く温かく優しい感情だった。

原爆ドームは不気味で怖くて・・・でも美しかった。
広島は緑に溢れ、賑やかで美しい街だった。
機会があれば、また訪れたい。


最近、この国にはきな臭い嫌な感じが溢れている。
カッコいいこと、キレイごとを云っても結局傷つくのは
「小さな個人」だ。政治家も社長も安心な場所で傷つかない。
たかが「国家」ごときのために何故個人が不幸にならなくちゃならない?
国は何度も個人を傷つけてきた。過去もそうだし現在(いま)もそうだ。
東北、福島・・・何度同じことを繰返せば気が済むんだ?

だまされねーぞ。易々と受けいれねーぞ。吠えるのをやめねーぞ。
改めて、そう想う。そう誓おう。

2010年夏、広島で過ごした2日間、あの街で見たこと、感じたこと。
絶対忘れない。
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