僕と猫のブルーズ

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変容の行き先~カーネーション「METEO PARKWAY」@下北沢Gardenライブレポ

2017年05月09日 | カーネーション
GW最終日は下北沢でカーネーションのライブ♪
今回はサポートドラムに元メンバー矢部浩志さん(やんべさん)が参加。
過去、ゲストや再現ライブの参加はあったけど、通常ライブ、フル参加は恐らく初めて。
しかも、このライブ後暫くカネのライブは無いとの事。これは期待せずにいられません。

入場すると場内は満員。フロア真ん中、やんべさん・松江クン側に陣取る。
シナトラが流れメンバー登場、やんべさん登場に一際高い歓声が上がる。

ライブは「New Morning」からスタート。いきなり、これか!一気に持っていかれる。
やんべさん在籍時の名曲が散りばめられた内容になるか、と思いきや、
演奏された曲の大半はやんべさん脱退後のアルバムから選曲。しかもレア曲満載。
やんべさんのドラムで初めて聴く曲もある。
「この悲しみ」「Station」「Lost In Stars」改めて曲の良さを思い知る。
そして久しぶりに聴くやんべさんのドラムがヘヴィー。こんな重いドラムを叩く人だったんだ。

中盤、直枝さん、大田さん、やんべさんの3人だけで演奏。
直枝さん、5人組から3人体制になった当時の想い出を語る。
3人で演奏できるように完璧に構築されているカネの曲を解体。
直枝さん笑いながら話してたけど5人で演ってた曲を3人で演奏するなんて正気の沙汰じゃない。
フツー、サポートメンバーを入れるだろ?ハッキリ言ってムチャクチャ。
でもボクがカネを初めて見たのは丁度この時期だった。当時見たライブは凄まじかった。
この日、3人だけで演奏した「ANGEL」「Brack Coffee Crazy」はサイコーにアツかった!

更に嬉しいお知らせ。今年ニューアルバムを出すとの発表が!そして新曲が2曲演奏された。
2曲ともストレートなロックンロール、シャープでメロウなパワーポップ。
変態メロディに溢れた「Multimodal Setiment」の世界とは違うテイスト。
どちらの曲も好きな感じ。アルバムがどうなるか期待大。

後半は狂乱状態。これまた久しぶりの「クエスチョンズ」。
直枝さんと松江クンのギターに狂い手を鳴らし踊り叫んだ。
オ―ラスは「The End of Summer」。これも一緒に歌った!

アンコールは最後の最後は「メテオ定食」が鳴った。
過去の名曲を鳴らすのではなく、最後に最新ナンバーを持ってくる。イカしてるぜ♪
この曲を、やんべさんのドラムで聴けるとは・・・震えた。
最後アウトロはノイズまみれ。直枝さんは終わるのを惜しむ様にギターをずっと弾いてた。
ライブは此処で終了。何と定番の「Edo River」も「夜の煙突」も演奏しなかった。
うーん、直枝さん攻めてるな(^_^;


大満足。翌日は検査で休み。筋肉痛だらけなので休みにして良かった。
前日ライブが終わったばかりなのに、またカネのライブを見たくなってる。
次のライブは9月江の島虎丸座のアコースティックライブ。
毎年パスしてるけど・・やんべさんも参加するし今年は行こうかなぁ。

このライブ、やんべさんの参加・新曲とカネの変化の兆しが見えていた。
カネ、直枝さんはいつだって同じ場所に留まらない。
メンバーが抜けたら曲を解体し、サポートメンバーも定期的に見直す。
やんべさん脱退後のアルバムもライブは基本直枝さん一人でギター弾いてたのに
ここ数年は松江潤という凄腕ギタリストを迎えて自分はサイドギターに徹してる。
そうやってカネは変化・・いや変容し続けてきた。
「Brack Coffee Crazy」の歌詞じゃないが「お前(音楽)を飲み込んで俺は変わる」のだ。

カネはいつだってワクワクドキドキさせてくれる。
カネのオトはオレにとってサイコーのドラッグだ。だから止められない。
これからもやり続けるよ☆


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