10年近くの仙台赴任を終え、2015年5月から大阪へ赴任中のオヤジの日記です。
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よっぱのときどき日記






一冊前の『大事なことほど小声でささやく』という本がちょっとおちゃらけた部分があったこともあり、刑事が足で詰めていく推理小説というのが読みたくなって、こちらの『砂丘の蛙』という本を選択。

事件の全容が見えない(事件を追う刑事としては当たり前ですが…)まま、小さなピースを組み合わせていく事で小説を作っていくというパターンだったので、最後に事件の全体像が語られるのですが、そこの部分がちょっと呆気ないような気もしましたが、面白く読み進められました。

ネタバレしてはいけないので、いつものように公式な書評をどうぞ
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本の概要 

殺人事件を起こした崎津直也が刑期を終えて出所した直後に神戸で殺された。その直後、9年前に崎津を逮捕した刑事の片倉康孝も何者かに刺される。崎津から届いた手紙に書かれていた、「砂丘の蛙」という謎の言葉、戸籍には載っていない「妹」の存在。事件の渦中に巻き込まれた片倉は、捜査本部から外されても地道な捜査を続け、神戸、鳥取へと足を運ぶ。傑作推理小説。










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