観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

広島電鉄600形電車

2012-12-31 08:22:17 | 乗り物(鉄道:船:飛行機:バスなどなど)

1975年の西鉄北九州市内線廃止に伴い、1976年に西日本鉄道株式会社より購入しました。1976年の西鉄福岡市内線路線縮小に伴うワンマンカーの移籍、また車長が長い関係でワンマンカーへの改造対象から外れていた500形のうち、3両が広電に移籍。本形式が導入された事情として、1975年に千田車庫の火災で廃車になった車両が発生し、その不足分を補う目的、ワンマンカー化の推進の目的で導入されました。

移籍の際の改造点は、西鉄時代の折戸両端扉を引戸前中扉に変更した上でワンマンカー化。細部は正面中央窓の固定、ライト取替えなど行われている。改造内容は他の形式と比較して相当多い。塗装は西鉄北九州線色と一般には言われているが、入線時はむしろ旧大阪市電色に近いような色で、明らかに西鉄色とは異なっていました。
1983年に603号が事故に巻き込まれ、同年の10月に廃車。それ以外の車両は1984年4月に三菱電機の直流交流変換駆動方式(三菱MDA方式)CU77A集中型(21,000kcal/h×1)による冷房改造、方向幕の大型・電動化、台車を入線時に着けていたK-10型を大阪市電型に交換が行われました。


その後も運用されたが、601は不具合が多く乗務員から不評で、2001年に廃車。スマートな車体と赤い塗装がひときわ目を引く車両です。現在は602号の1両のみが、主に朝のラッシュ時に7号線や8号線で運行されていますが稼働率が極めて低い。車体前後が絞られているため、他形式に比べ後方監視に支障があるといわれている。旧型各形式の淘汰が進む中、残る1両についても動向が注目されています。

製造年 1948年
両数 1両
定員(座席数) 80人(40人)
自重 17.9t
最大寸法
(長さ×幅×高さ) 13,620mm×2,400mm×3,950mm
軌間 1435 mm
主電動機 TDK-524/2
主電動機出力 45kW×2
駆動装置 吊り掛け式
制御装置 KR-8 直接式
台車 K-10型(601-603冷改前)
大阪市電型(601,602冷改後)
制動方式 SM-3 直通制動
車体製造所 汽車製造


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