観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

新宿駅 JR東日本・京王・小田急・東京メトロ・東京都交通局

2015-05-04 01:10:56 | JR東日本 山手線・中央本線・総武本線・東北本線

新宿駅は、東京都新宿区・渋谷区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・京王電鉄・小田急電鉄・東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄)の駅である。

東京の副都心・新宿に位置するターミナル駅である。1885年(明治18年)に日本鉄道により現在の山手線が開業したのが当駅の始まりである。4年後の1889年(明治22年)には南豊島郡淀橋町となる。開業時から新宿を副都心にする計画が発表されるまでは当駅周辺はまだ街の外れであり利用客は少ないものだったが、大正期に入り次第に市街地が拡大するにつれ、多くの私鉄が乗り入れるようになる。ターミナルとなって周辺が発展するにつれて利用客は増え続け、1931年には私鉄や国鉄などを合わせた利用者数で日本一になった。そして、1966年(昭和41年)の乗車人数では、国鉄池袋駅の41万67人を抜いて、当駅が41万69人と日本一になっている。さらに1960年代から当駅西側一帯で進められた新宿副都心計画によって、70年代には多くの超高層ビルが建てられ利用者の増加に拍車がかかった。


現在ではJR・私鉄・地下鉄の多くの路線が周辺地域のベッドタウンとを結んでおり、多くのビジネス客が利用する。また、当駅周辺は日本最大の繁華街・歓楽街となっており、昼夜を問わず人の流れが絶えることはない。JRの駅を中心に東・西・南口、周辺の各地下鉄駅、商業施設などが通路や地下街などで広範囲に連絡している。
一日平均乗降者数は約326万人(2011年)と世界一(ギネス世界記録認定)多い駅であり、地下道などで接続する西武新宿駅まで含めると約343万人(2011年)となり、この数字は横浜市の人口に匹敵する。

JR東日本、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、東京都交通局の5社局が乗り入れるターミナル駅である。京王線と小田急小田原線は当駅を起点としている。
JR東日本:JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は山手線と中央本線であり(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」を参照)、山手線を当駅の所属線としている。一方、当駅に乗り入れている運転系統は以下のように多岐にわたっている。また、特定都区市内制度における「東京都区内」および東京山手線内に属する。


(線路名称上の)山手線では、電車線を走行する環状線としての山手線電車のほか、山手貨物線を走行する埼京線と湘南新宿ラインが全列車停車する。旅客案内ではそれぞれ別路線として扱われている。また、空港連絡特急「成田エクスプレス」や、東武日光線直通特急なども山手貨物線経由で乗り入れている。


中央本線では、急行線を走行する中央線快速電車と、緩行線を走行する中央・総武線各駅停車の2系統が運行されている。また、甲府駅・松本駅方面へ向かう特急列車も発着する(複々線区間では急行線走行)。
2008年(平成20年)3月15日現在、8面16線の島式ホームと線路を使用している。ホームと線路は南北に伸び、東から1 - 16番線となっている。連絡通路は「北通路」「中央通路」と呼ばれる地下道、南口の跨線橋、新南口・サザンテラス口の跨線橋の4つである。
かつては、新南口は1 - 6番線のホームからのみ利用できたが、2006年(平成18年)4月16日に跨線橋が延伸されるとともに仮駅舎としてサザンテラス口が開設され、すべてのホームから直接アクセスできるようになった。


1 - 6番線は他のホームに比べると南に位置している。特に5・6番線のホームの一番北側は7・8番線の一番南側と南北でほぼ同じ位置にあり、ホームのほぼ全域が甲州街道(国道20号)より南側の渋谷区に属する。さらにすぐ南隣の代々木駅との距離は5・6番線だと約200mほど(これは同ホームの長さより短い)で、発車メロディが聞こえる程である(同駅東側に中央線特急用の引き上げ線がある)。
現在、JR東日本の駅では改良工事が行われている。主な理由は以下の4つが挙げられる。
当駅を東西に跨いでいる甲州街道の跨線橋(新宿跨線橋)の老朽化が進んでいることや、慢性的な交通渋滞の解消を目的として、跨線橋の架替工事が行われている。その際に新設する橋脚・架設構台の設置スペースや、人工地盤の柱設置スペースを確保するため、配線変更をする必要がある。
配線変更をするにあたり、構内に分散していた保守基地や中線・渡り線を集約化して新5・6番線を設置するスペースの捻出や、構内に多数存在するダブル・スリップ・スイッチやシングル・スリップ・スイッチなど特殊分岐器の廃止を図る必要がある。そのうち、中央線快速に関連する特殊分岐器は2007年(平成19年)4月15日の工事で廃止された。また1 - 4番線の池袋寄り線路についても配線変更する計画があり、中央線特急ホーム移設までに実施される予定であったが、工事スケジュールの都合から後回しになっている[。
これまで1 - 6番線ホームと7 - 16番線ホームは乗り換えに時間が掛かっていたが、2006年(平成18年)4月15日の工事によって大きく改善された(詳細は下記または埼京線・湘南新宿ラインの項を参照のこと)。


5・6番線からの中央線下り特急の線路が7・8番線に発着する上り快速列車の線路と平面交差しており、これがダイヤ上のネックになっていたが、2007年(平成19年)11月25日より特急ホームが9・10番線に移転して上下快速線ホームに挟まれる形となり、問題が解消された。
改良工事完成後は、新南口とサザンテラス口を覆うようにタクシーと高速バスの乗り場を併設した駅ビルと人工緑地が整備される(「鉄道のデザイン展」で完成予想模型を公開)。これら南口一帯の整備は、2015年(平成27年)度の完成を予定している。
当駅の所管は東京支社で、電報略号は『シク』である。
山手線と中央・総武線各駅停車の発車標は、埼京線の開業前から設置されており、外装は現在でも古いままである。
2007年(平成19年)5月より、各改札前などに東京近郊の系統路線における運行状況マップを掲載したプラズマディスプレイが設置された。

 

京王電鉄:京王電鉄の路線は、線路名称上は京王線のみであるが、運転系統は当駅を起点とする「京王線」と、都営地下鉄新宿線と直通運転を行っている「京王新線」に分かれており、後者が発着する駅は「新線新宿駅」と呼ばれている。当駅には新宿駅・新線新宿駅共通で「KO 01」の駅番号が与えられている。
小田急電鉄:小田急の路線は、当駅を起点とする各駅停車は小田原線のみである。ただし、快速急行、急行線は江ノ島線に直通する列車も運行され、新百合ヶ丘駅から多摩線に直通する列車も運行されている。「OH 01」の駅番号が与えられている。
東京地下鉄(東京メトロ)・東京都交通局(都営地下鉄):地下鉄は次の2社局3路線が乗り入れており、各路線ごとに駅番号が与えられている。東京メトロ丸ノ内線 - 駅番号「M 08」*都営地下鉄新宿線 - 駅番号「S 01」*都営地下鉄大江戸線 - 駅番号「E 27」

新宿駅という駅名は、江戸時代に甲州道中(甲州街道)の日本橋と高井戸の間に新しく作られた宿駅である「内藤新宿」が由来となっている。
新宿に鉄道の駅ができたのは、1885年(明治18年)に日本鉄道により赤羽 - 品川間の路線(現在の山手線)が開設された時である。しかし、この時は新宿と言っても町外れに駅が設けられたためにほとんど利用がないこともあったと伝えられている。
次いで、1889年(明治22年)に甲武鉄道によって立川までの路線(現・中央本線)が開設され、同年8月には八王子まで延長された。また、この頃に電車線用のプラットホームとして、本来の新宿駅のプラットホームのほかに、構内の大久保寄りの青梅街道付近にもプラットホームが設けられていた。
その後も私鉄の乗り入れは相次ぎ、1915年(大正4年)に京王電気軌道(現・京王電鉄)が南口の甲州街道上に、1923年(大正12年)には帝国電灯西武軌道線(後の都電杉並線)が東口に、1927年(昭和2年)には小田原急行鉄道(現・小田急電鉄)が西口にそれぞれ新宿駅を開業させている。
京王線の新宿起点は、新宿駅ではなく新宿追分交差点であり、現在の新宿三丁目駅の位置付近(伊勢丹の交差点南側路上)にあった。後に隣接する路面外の土地に移設され京王新宿駅を名乗るが、1945年(昭和20年)に空襲で初台の変電所が被災し京王線の電圧が下降した影響で南口跨線橋の急勾配を電車が走行できなくなり、同年7月に東横線新宿駅予定地だった現在の西口に移転している(京王線の新宿駅付近の廃駅の項を参照のこと)。1952年(昭和27年)には西武鉄道の新宿線が西武新宿駅(歌舞伎町付近)まで延伸した。


京王と小田急のホームが地上にあった一時期に、のりばの番号が国鉄(現・JR)→小田急→京王の順で連番だったこともある。この当時は、各社の駅をつなぐ連絡跨線橋が設置され、乗客の乗り換えに供用されていた。また、軌間が同じ国鉄と小田急の間には連絡線が設置されていた。
戦後の復興と経済成長の中で、新宿駅を出てすぐに甲州街道上を走っていた京王線が路面区間解消のために地下化、小田急小田原線も限られたスペースでの発着番線確保のために駅が二層化され、地下鉄各線の開業、ターミナルビルの建設などが相次いで行われ、現在の姿となった。

1885年(明治18年)3月1日 - 東京府南豊島郡角筈村に日本鉄道の駅が開業。貨物営業も開始。
1889年(明治22年)4月11日 - 甲武鉄道の駅が開業。
1906年(明治39年)
10月1日 - 甲武鉄道が国有化。
11月1日 - 日本鉄道が国有化。
1915年(大正4年)5月1日 - 京王電気軌道(京王電鉄の前身)の駅が甲州街道上に開業。
1923年(大正12年)12月1日 - 帝国電灯西武軌道線(後の都電杉並線)の駅が東口に開業。
1927年(昭和2年)4月1日 - 小田原急行鉄道(小田急電鉄の前身)の駅が開業。
1942年(昭和17年)5月1日 - 戦時中の合併により小田急電鉄の駅が東京急行電鉄小田原線の駅となる。
1944年(昭和19年)5月31日 - 戦時中の合併により京王電気軌道の駅が東京急行電鉄の駅となる。
1945年(昭和20年)7月24日 - 現在の京王電鉄の駅が西口に移転。
1948年(昭和23年)6月1日 - 東京急行電鉄の分割により東京急行電鉄の駅が京王帝都電鉄(現:京王電鉄)および小田急電鉄の駅になる。
1952年(昭和27年)3月25日 - 西武新宿駅開業。
1959年(昭和34年)3月15日 - 営団地下鉄丸ノ内線の駅が開業。
1961年(昭和36年)2月8日 - 営団地下鉄荻窪線(現在の丸ノ内線新宿 - 荻窪間)が開業。
1963年(昭和38年)
4月1日 - 京王帝都電鉄の新宿駅が地下駅となる。道路との併用軌道から切り替え。
12月1日 - 都電杉並線廃止。
1964年(昭和39年)2月17日 - 小田急電鉄新宿駅第1次大改良工事完成。立体式ターミナルになり地下ホームの供用を開始する[4]。
1967年(昭和42年)8月8日 - 米軍燃料輸送列車事故が発生、国電1,100本が運休。
1968年(昭和43年)10月21日 - 新宿騒乱事件が発生。全学連の学生運動が活発化。
1969年(昭和44年) - 新宿西口反戦フォークゲリラ事件が発生。フォークソングの歌手達が反戦歌などでベトナム戦争反対を訴え、最大で4万人が集結するが、警察が集会を禁止した。
1970年(昭和45年)1月27日 - 東京都電が廃止され、新宿から路面電車が消滅。
1973年(昭和48年)4月24日 - 首都圏国電暴動発生。新宿駅構内でも破壊・放火などの被害。
1978年(昭和53年)10月31日 - 京王帝都電鉄新線新宿駅開業。
1980年(昭和55年)
3月16日 - 都営地下鉄新宿線の駅が開業し、京王帝都電鉄と相互乗り入れ開始。
8月19日 - 新宿西口バス放火事件発生。
1982年(昭和57年)4月1日 - 小田急電鉄新宿駅第2次大改良工事完成。地上駅・地下駅とも10両編成運転に対応した(10両運転そのものは地上駅のホームを利用して1977年7月に開始していた)ほか、乗換えが便利になった。


1984年(昭和59年)2月1日 - 国鉄駅での貨物取扱が廃止。
1986年(昭和61年)3月3日 - 国鉄埼京線運行区間が延伸。第1ホーム(現1・2番線)を使用開始し既存ホームの番線がずれる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅(山手線所属)となる。
1991年(平成3年)3月19日 - 「成田エクスプレス」運転開始により第2ホーム(現3・4番線)を使用開始し、既存ホームの番線がずれる。新南口がオープン。
1993年(平成5年)12月1日 - ダイヤ改正で、中央本線の中距離列車の当駅乗り入れを廃止。
1995年(平成7年)5月5日 - 当駅で青酸* ガス事件が発生(新宿駅青酸ガス事件、オウム真理教(→アーレフ)の元信者の犯行)。
1997年(平成9年)12月19日 - 都営地下鉄大江戸線の駅が開業。
2000年(平成12年) - 関東の駅百選に選定。
2001年(平成13年)
3月27日 - ダイヤ改定により準特急が新設され、その始発・終着駅となる。
11月18日 - ICカードSuica供用開始。
12月1日 - 湘南新宿ライン停車開始。
2003年(平成15年)2月1日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線特急の発着ホームを現在使用の仮設ホームに移転[6]。それまで使っていた第3ホームの工事開始。
2004年(平成16年)
4月1日 - 営団地下鉄民営化により、丸ノ内線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)の駅となる。
9月25日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線快速上りの発着ホームを工事中だった第3ホームに移転。それまで使っていた第4ホームの工事開始。
2006年(平成18年)
3月18日 - 東武線直通特急「(スペーシア)日光・きぬがわ」運転開始。
4月16日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、サザンテラス口がオープン。中央線快速下りの発着ホームを工事中だった第4ホームに移転。それまで使っていた第5ホームの工事開始。


2007年(平成19年)
3月18日 - JR新宿駅で一部番線番号を変更(11 - 14番線→13 - 16番線)。
4月15日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線快速下りの発着ホームを工事中だった第5ホーム(11・12番線)に移転。それまで使っていた第4ホーム(9・10番線)の工事開始。
11月25日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、中央線特急の発着ホームを仮設ホームから工事中の第4ホームに移転。
2008年(平成20年)3月15日 - ダイヤ改正で、「成田エクスプレス」や東武線直通特急などの発着ホームを第2ホームから仮設ホームに移転。
2010年(平成22年)11月28日 - 甲州街道跨線橋架け替え工事に伴い、新南口を移設。

所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 シク
駅構造 地上駅
ホーム 8面16線
乗車人員
-統計年度- 751,018人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1885年(明治18年)3月1日
乗入路線 5 路線
所属路線 ■山手線
所属路線 ■埼京線
■■湘南新宿ライン
(いずれも正式には山手線)
所属路線 ■中央線(快速)*
所属路線 ■中央・総武線(各駅停車)*
備考 みどりの窓口 有
山区 東京山手線内・東京都区内駅
* 正式な路線名称
- 新宿 - 代々木間は山手線
- 新宿以西および代々木以東は中央本線


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