直方市の南部に位置する中泉駅は、福岡県直方市大字中泉にある平成筑豊鉄道伊田線の駅です。駅の西側約300mの場所で伊田線と国道200号が交差しており、駅の北東約1.5kmの場所を県道22号が伊田線に並行して通っています。
駅から徒歩15分で岡森橋に着きます。大きな井堰が見えますが、ここは直方藩が造った利水施設の大事業だった所です。この堰が潤す地区は広く鞍手郡から北九州までと言われています。
2009年4月1日、大阪市に本社を置くディスプレイ業者の大阪サン・ニュースがネーミングライツを取得し、大阪サン・ニュース中泉駅となりました。
直方方面行きホームの待合室
駅は相対式ホーム2面2線を有する地上駅。複線区間に置かれている。無人駅で、駅舎は理髪店「おしゃれステーションふじた」との併設になっており、回数券や一日乗車券を発売しています。
かつては貨物線分岐駅としてにぎわった広い構内は雑草に覆われて今は見る影もありません。
ホームを結ぶ跨線橋は屋根のないオープンタイプです。
1898年(明治31年)2月9日 - 九州鉄道の駅として開業。
1898年(明治31年)3月29日 - (貨)日焼駅への貨物支線が開業。
1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
1930年(昭和5年)4月1日 - (貨)大城第一駅への貨物支線開業。
1945年(昭和20年)6月10日 - 日焼駅への貨物支線廃止。日焼駅、藤棚駅を中泉駅構内に併合。
1964年(昭和39年)2月25日 - 大城第一駅への貨物支線廃止。
1974年(昭和49年)3月5日 - 貨物扱い廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)に承継。
1989年(平成元年)10月1日 - 平成筑豊鉄道に転換。
2009年(平成21年)4月1日 - 駅ネーミングライツにより「大阪サン・ニュース中泉駅」となる。
電報略号 ツミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 -統計年度-161人/日 -2006年度
開業年月日 1898年(明治31年)2月9日
備考 無人駅
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