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111系直流近郊型電車 クハ111-1 

2021-09-25 06:16:58 | 乗り物(列車・車両)

111系直流近郊型電車 クハ111-1
 1962(昭和37)年製。東海道本線の混雑緩和のために登場した近郊形電車。後に同形式の出力増強版である113系や勾配線区用の115系などが登場しました。「リニア・鉄道館」に展示される前は、佐久間レールパークにおいて保存されていた車両です。

111系
1962年6月より東海道本線東京口用として大船電車区(現・鎌倉車両センター)と静岡運転所(現・静岡車両区)に導入された。1967年秋には横須賀線にも進出したが、当初は東海道本線と同じ湘南色で使用されたため、誤乗防止の為前面に横須賀線のラインカラーであるスカ色のヘッドマーク形行先表示板が取付けられていた。
登場当初の編成を以下に示す。基本編成中間に先頭車両(Tc)が組み込まれているが、これは新幹線が開通した際の編成短縮を見込んだためである。新幹線開業後は偶数向きクハ(Tc1)を組み込み4両+4両+8両の16両編成として、8両・12両・16両の3種類の編成で運用される構想となっていた。

 

 


1974年以降、113系0'番台(新製冷房車)の投入によって大船所属車は広島運転所へ転出し、その後は東海道本線静岡地区と山陽本線広島・下関地区で集中使用された。なお、111系と同じ時期に製造されたクハ111形の一部は、鳳電車区(のちに日根野電車区)に転配され、関西本線湊町(現在のJR難波) - 奈良間や阪和線、紀勢本線などで使用された。
これらは国鉄末期から廃車が始まっていたが、国鉄最末期の1987年3月に四国地区(予讃本線高松 - 坂出、多度津 - 観音寺間と土讃本線多度津 - 琴平間)で電化が実施されるのに伴い、12両(モハ111/110-13・24・36, クハ111-6・11・28、303・317・323)が4両編成3本を組んで四国(高松運転所)に転用され、そのまま四国旅客鉄道(JR四国)に承継された。JR化後の1988年には、JR四国用として日本国有鉄道清算事業団が保有していた8両(モハ111/110-3・4, クハ111-2・10・27・29)の車籍が復活した。
瀬戸大橋線開業直後は岡山 - 高松間の臨時快速にも使用されたが、おもに瀬戸大橋線岡山 - 観音寺間と、ラッシュ時の高松 - 観音寺・琴平間の列車に使用されたほか、団体専用列車にも使用された。に各部に改造がされていたが、老朽化のために1996年から2001年3月にかけて6000系や後述の113系改造車に置換えられ、全車が廃車となった。
なお、111系として落成し、西日本旅客鉄道(JR西日本)に継承されたクハ111-314は高速化改造施工によりクハ111-5314に改番のうえ、2006年5月まで在籍していた。また、台車・主電動機の一部は豊橋鉄道へ譲渡され、同社渥美線用の1900系の走行機器 として使用されたのち、さらに京福電気鉄道福井支社(現 えちぜん鉄道)へ譲渡されモハ1101形(MC1101形)の走行機器 として2014年に同形式が全廃されるまで使用された。
旧静岡地区所属車のクハ111-1は佐久間レールパークで2009年11月まで保存されたのち、2011年3月に開館したリニア・鉄道館で保存されている。旧四国地区所属車のクハ111-3002は四国旅客鉄道多度津工場に保存されていたが、2011年12月に解体された。モハ111・110-1が東海旅客鉄道浜松工場に保存されていたが、2010年12月に解体され。保存車はいずれも湘南色 である。

 

 


国鉄113系電車(こくてつ113けいでんしゃ)は、1963年に日本国有鉄道(国鉄)が開発した直流近郊形電車。
113系の設計のベースが国鉄111系電車。

 

 


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