観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

EF58 157 鉄道館

2011-09-24 06:09:36 | 乗り物(列車・車両)


EF58形電気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の旅客用直流電気機関車です。EF58形の半製品を設計変更して就役させた貨物用のEF18形電気機関車もありました。
当初、1946年から1948年にかけて初期型車が製造されたものの、31両が完成したところで諸事情により一旦製造中止となりました。



1952年以降、全くの別形式となるほどの大改良を経て量産を再開。以後、初期型車も車体載せ替えを含む仕様統一の改造を受け、1958年まで増備されました。のべ製造両数は172両です。

戦前以来の設計を強化した旧式システムの機関車ながら、1952年以降の改良型は高速運転時の性能に優れ、特急列車の牽引にしばしば用いられました。この改良型は、流線型を取り入れた秀逸で、なおかつ独特のロバストネス(逞しさ)を感じさせる車体フォルム(デザイン)も手伝って、多くの鉄道ファンから「ゴハチ」の通称および愛称で親しまれています。

1950年代から1970年代にかけ、東海道・山陽本線や高崎・上越線、そして東北本線黒磯以南といった主要幹線において、旅客列車牽引の主力として用いられました。末期には、1978年に電化された紀勢本線にも配備されました。

1980年代までにほとんどが営業運転から撤退し、動態保存機的な少数の残存機も2000年代半ばまでにほぼ運用を退きました。2010年現在でも可動状態にあるのは1両に過ぎません。お召し列車牽引指定機関車として知られる61号機は、故障並びに後継となる特別電車・E655系の登場により保留機となりました。



なお、同時期の1947年から1958年まで製造された貨物列車牽引用電気機関車EF15形は、電気機器などの多くをEF58形と共通設計としており、外見は著しく異なるが「兄弟形式」と評されています。



    157号機

    国鉄時代の1985年に廃車となり日本国有鉄道清算事業団に引き取られたが、122号機(後述)の予備や、静岡地区生え抜きの車両であることなどのいきさつから、1988年にJR東海が購入し車籍復活した。その後は国鉄末期の青ベースの一般色のまま(JR発足後の動態保存機では唯一の一般色)122号機とともに「トロッコファミリー号」や各種イベント列車の牽引に使用された。122号機の運用離脱後も飯田線や東海道本線のレール運搬列車などに充当されたものの、2007年11月に運用を終え、浜松工場で122号機、国鉄ED18形電気機関車2号機とともに保管されていたが、2008年3月31日付で除籍された。その後は、2011年に開館した「リニア・鉄道館」で展示されている。塗装は茶色に戻されている。保存に向け、前面窓をHゴム支持から、冷却風取入れ口をビニロックフィルターからそれぞれ原形に近い姿に復元されました。


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