上善如水
半切四分の一
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「上善若水。水善利万物而不争」(老子)
上善は水の如(ごと)。水は万物を利して、争わず。
最高の善は、水のようなものである。水は、万物を養いながら、争うことをしない。
最近では、水害や津波など、水は恐れられていますが
老子にとっては、争わず、いつも低いところにいる水
そして、どんな形にでもなる(つまり、自我を決して主張しない)水こそが
最高の善、最高の人間の生き方だというわけです。
「老子」には、生きるための知恵が至る所にちりばめられています。
「上善如水」というお酒も有名ですね。
ちょっと、この前飲んだもので
書いてみました。
これを書いた筆は、今日買ってきたこの筆。
鶏毛筆といいます。
ものすごく柔らかくて、フニャフニャです。