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一日一書 432 線

2014-10-29 16:53:29 | 一日一書

 

 

 

先日の「書TEN」での席上揮毫の際

木原先生は、「何よりも大事なのが線です。」とおっしゃっていたような気がします。

「字の形はその次」とも。

 

上がぼくの書いた字の線。

下が師匠が書いた字の線。

 

同じ紙に、同じ筆で、同じ墨汁で書いたものです。

ぼくの線は、切れがなく、だらしなくにじんでいます。

師匠の線は、何の遅滞もなく、きっぱりとしています。

 

どこからこうした違いが出てくるのでしょうか。

筆につける墨の量、筆圧、運筆のスピードなどが総合してこうした違いになるようです。

 

どこまで行っても奥の深い世界ですね。

 


 

 ■本日の蔵出しエッセイ そうか、どうだったのか……(6/74) 

 

 


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