天使が爪をみがいている
半紙
山本洋三「天使の一日」より
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元の詩は以下の通りです。
天使の一日
天使が爪をみがいている
白薔薇をちりばめた大理石の広場で
虹色の夕映えが透明に乱反射する
風の塔が立って
天使の爪が光っている
非常に遠い窓のように
天使は爪をみがきながら
時の瀑布を浴びている
水晶の帆船は遠ざかる
秋のように速やかに
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これといった意味のある詩ではなくて
ひたすら好きなイメージを展開しただけです。
今読むと
イメージが多すぎですね。
断片で十分という感じがします。