西脇順三郎
天気
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本文は以下の通り。
天気
(覆された宝石)のような朝
何人か戸口にて誰かとささやく
それは神の生誕の日
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西脇順三郎の代表的な詩で
よく教科書にも載っていました。
友人が、この詩が好きで、書いてみてくれないかということで
書いてみました。
どう書こうかと思いながら
机の上を整理していたら
こんなものがありました。
ネコヤナギの芽でしょうか。
去年取ってきたものとしか思えない。
で、これに墨をつけて書いてみたところ
「朝」のあたりで
芽がポロリと枝から落ちてしまいました。
それで、落ちた芽をピンセットでつまんで
書きつづけて、何とか完成(?)
落款部は面相筆で。