旅好きおやじ

京都を中心にした旅好きおやじの気まぐれ日記です。

桜と菜の花の風景

2023年04月24日 | つれづれ
               山田社宅跡


         星越エリアの山田社宅跡

         住友別子銅山の最高責任者として銅山の行く末を見通した鷲尾勘解治(かげじ)氏が昭和2年に作った
        新居浜市の都市計画に基づき昭和4年から建設整備、銅の選鉱過程で出る純度の低い「尾鉱」で湿地帯を埋め立て、
        その地盤の上に建てられた。
        碁盤の目の様な街路と生垣に囲まれた戸建てが広がる街並みは、当時の欧米の街をイメージしたと云われています。



     


       日暮別邸記念館
      住友家別邸として四阪島に建設された建物の洋館が平成30年に移築され日暮別邸記念館として一般公開されています。
      煙害克服の歴史などを中心に資料展示しています。無料で拝観できます。



     


     

        住友グループの幹部社員用住居として1929年から250戸が建てられ、
       生垣に囲まれた一戸当たりの敷地面積は約100坪と広く、東西に長い建物は窓や戸を開け放すと南北に吹く風が
       良く通る造りになっていてこの新居浜屈指の高級住宅街で最盛期には約290戸、1,000人が住んでいたそうです。

       近年老朽化により取り壊されましたが
       寄贈された外国人住宅は耐震補強などして学習に使われています。



     


     

        当時としては珍しい社員専用のゴルフ場も完備されていました。
        社宅跡画像は日暮別邸記念館の展望台から2021年4月に撮影しました。


     

        新居浜工場群

       燧灘に面した新居浜・・・住友城下町として栄えました。
       三方山に囲まれた盆地状で南には1,000mを超える四国山地の峰々がそびえています。
       沿岸地域は住友を中心とした工場群が帯状に・・・四国屈指の臨海工業都市です。



     

     

        外国人住宅
       昭和初期の建物、洋館部分と和館部分があり二階建ては山田社宅ではここだけ。
       広い庭をとりサンルームやテラスがあり外国人技術者の為に建設されました。



     


     


     

       旧新居浜選鉱場
       大正14年に機械選鉱場が建設されました。
       現在は建屋を撤去し跡地には樹木等が植栽され自然に戻ろうとしています。



     


     

       社宅跡には近代的なマンションや立派な独身寮が出来ています。
       ここ数年桜の時期、菜の花が満開となりカメラ片手に訪れる人が多数・・・
       市民を和ませています。

       “別子銅山のあゆみ” の案内マップを参考にしました。


     
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