旅好きおやじ

京都を中心にした旅好きおやじの気まぐれ日記です。

初夏の神戸

2017年07月31日 | 国内旅だより
      兵庫県立美術館  


      連日猛暑です。耐え難い暑さが続いています。
      7月はじめ兵庫県立美術館へ「ベルギー奇想の系譜展」を見に行って来ました。
      終わりに近づいた土曜日のためか多くの方で賑わっていました。
      
      ヒエロニムス・ボス の「ヒエロニムス・ボス工房」しか見たことが無かったのですが
      ベルギーとその周辺地域を代表する「奇想」の画家たちの作品はどれも奇抜で繊細な作品が、特に
      トマス・ルルイの「生き残るには脳が足りない」は圧倒されました。

      ジェームズ・アンソールの「オルガンに向かうアンソール」の顔・顔・かお・ 表情がとても豊かで感情がそのまんま・・・
       


















      ヒエロニムス・ボス工房 「トゥヌグダルスの幻視」  
                                トマス・ルルイ 「生き残るには脳が足りない」




      兵庫県立美術館レストランからの眺め・・・次回11月2日に訪れ食事の予定です。
      神戸港で高校の同期会を開催、あと「エルミタージュ美術館展」を鑑賞にきます。




メリケンパークが神戸港開港150年に合わせ一部リニューアルしています。前回ホテルから眺めていると槌音高く工事中でした。

      公園内でコーヒーなど飲みながら港を眺め、「BE KOBE」では若者が記念撮影を楽しんでいました。














       震災メモリアルを見ながら震災当時を思い
       復興なった神戸港・・・を後に南京街へ 













       淡路SAから・・・


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初夏の京都へ 4

2017年07月23日 | 京都
      妙心寺塔頭 退蔵院


 
       退蔵院

     妙心寺には46もの塔頭があります。
     退藏院は今から600年以上まえに建立された山内屈指の古刹です。
     枯山水庭園「元信の庭」850坪にもおよぶ池泉回遊式庭園「余香苑」が広がり
     四季折々の美しさが見られます。桜と紅葉の時期が素晴らしく
     特に茶席 「大休庵(だいきゅうあん)」で
     お茶を頂きながらの落ち着いた佇まいの空間がお気に入りです。

        


 








      枯山水庭園 「陰陽の庭」










      茶席 「大休庵(だいきゅうあん)」


       庭園をのぞみ優雅な休息を
       池泉回遊式庭園 「余香苑(よこうえん)」の奥にある茶席では、庭園を鑑賞しながら抹茶を賞味できます。
       退蔵院特製の茶菓との一服は・・・ゆっくりくつろげます。拝観者が少ないこの時期はのんびりできますね。












     茶席からの昭和の名園・池泉回遊式庭園 「余香苑(よこうえん)」

     三年の年月を費やして昭和40年に完成し四季の彩が美しく昭和の名庭と云われているようです。
     桜、蓮、楓など一年を通じて華やぐ庭園の中心に瓢箪池があり青もみじが美しく水琴窟の音色が心に響きます。











     祇園祭の準備に多忙な街中でしたが暑かったですね。二日という短い時間でしたが人形供養が出来気持ちがすっきりしました。
     祇園祭と宵山には何度も訪れ人込みを歩き人々の熱気を味わい祭りを堪能しましたが・・・
     今ではこの暑さで混雑の中を歩く気力が・・・どうも・・・!

        しかし、 美しき緑に出会うのは、やはり「夏の京都」ですね。

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初夏の京都へ 3

2017年07月20日 | 京都
    
                   妙心寺塔頭 「東林院」

                  ”沙羅の花を愛でる会 ”

       はかないが故、愛でることが出来る期間が短い花、沙羅双樹。
       その沙羅双樹の花のお話を聞きながら鑑賞する会。それが
       「沙羅の花を愛でる会」です。

       



       毎年6月15日から30日までの特別公開で普段は非公開のお寺です。
       会費は1,600円と少々高いと感じますが美味しいお抹茶と和菓子を頂き
       方丈さんの法話を聞くと云う貴重な体験ができます。二年ぶりに訪ねました。













           “花のささやき”

       沙羅双樹は、御釈迦さまが入定された時、いっせいに花開き、その死を悲しんだと言われ
       仏教とゆかりの深い名木です。

       「平家物語」にうたわれた沙羅双樹は、朝に咲き夕には散りゆく“一日花”の
       姿が世の常の常ならぬことを象徴しているようです。
       沙羅の花は一日だけの生命を悲しんでいるのではなく、
       与えられた一日だけの生命を精一杯咲きつくしています。

       生かされている人生をどう生きるか。
       今日を無駄には出来ない
       つまり
       今は今しかない。
       二度とめぐり来ない今日一日を大切に、悔いのない人生を送らねば・・・


                                     お寺の栞と法話から













        祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
        沙羅双樹の花の色 盛者必哀の理をあらわす
        奢れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
        猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ


                        平家物語の始まりの一句から






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初夏の京都へ 2

2017年07月18日 | 京都
            平安の姿に蘇った 世界遺産 平等院鳳凰堂

        今回は新幹線利用で京都へ。京都駅で乗り換え宇治駅までいきました。
        途中のJR稲荷駅の賑わいにはおどろきました。駅には人があふれ楼門まで長蛇の列・列・
        外国人の人気スポットの様です。




        

         それに比べ宇治駅は静かでしたがタクシーで平等院へ行くと参道は人で溢れていました。
         拝観受付表門までの青紅葉が美しいです。


        十円硬貨の表面に描かれた鳳凰堂が2014年に美しく蘇りました。
        前回訪れた時は紫陽花のころ・・・阿字池の水が全くなく工事中で
        ミュージアム「鳳翔館」の文化財を見ました。
        美しい姿に変貌した荘厳な姿は圧巻でした。青紅葉も美しくここも多くの外国人で賑わっていました。
































      うしろ姿も   キレイです!









        今回は初めてのホテル「ホテルモントレ京都」です。地下鉄御池から徒歩2分の街中に位置し
        「六角堂」が近く朝はゆっくり散歩してきました。
        街中の温泉に入るも初めて・・・サウナ完備露天風呂付きの立派なお風呂でした。
        宿泊者は一回無料ですがそれ以外は入館料1,770円です。高いの?そこそこなの・・・?









     夕食は  日本料理 「随縁亭」 ZUIENTEI

     夕食後祇園白川へ散歩にでかけ巽橋界隈と先斗町木屋町を歩いてきました。
     日中は33度を超えさすが京都と云った暑さでした。



      祇園情緒が漂う白川巽橋界隈














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初夏の京都へ 1

2017年07月13日 | 京都
     人形供養に   



     梅雨の晴間を縫って初夏の京都へ・・・
     我が家のお雛様が管理の不手際で水浸しになり飾ることが出来なく処分する事となりました。
     段飾りの美しいお雛様でしたが処分するに当たり、京都の人形寺で供養し納める事にしました。
     人形寺は春・秋の一般公開された時に何回か参拝しましたが供養に訪問するとは思いもよりませんでした。
     お寺さんの丁寧な説明で気持ち良く納める事ができスッキリしました。





     我が家のお雛様の供養に寶鏡寺を訪れました。
     受付で紙のひとがたに名前を書き三千円を添えて申し込みます。
     納めた翌日から毎日お勤めがされある程度集まると可能な処へ運ばれお火上げとなり
     燃やした灰の一部が10月14日に行われる「人形供養祭」にて人形塚に納められます。






     人形塚には、京人形を象徴する愛らしい御所人形が彫り込まれています。
     その台座には武者小路実篤の歌碑が寄せられています。
     人形塚は人形と人形制作に一生を捧げた人達の供養塔として真摯な意味を持っているようです。

           人形よ 誰がつくりしか
         誰に愛されしか 知らねども
             愛された事実こそ
            汝が成仏の誠なれ

                    武者小路実篤






        寶鏡寺

      寶鏡寺は、光厳天皇皇女華林宮恵厳禅尼公が伊勢二見浦で、漁網にかかった観世御菩薩を奉じて創建・開山による
      臨済宗の門跡尼院でくらいの高いお寺です。
      歴代の住職に皇女方が出家入山されたところから「百々御所(どどごしょ)」とよばれました。
      皇女方が入寺されていたことから御所より人形が贈られ由緒ある人形が数多く保存され昭和32年の秋より人形展が始まり、
      年一回秋に人形供養が営まれ人形塚も建立されています。いつの頃からか人形寺として名高くなりました。
                                                 (お寺のしおりより)



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