新居浜の風物詩でもある曹洞宗瑞応寺の修行僧による「寒行托鉢」が今年も大寒を前に1月19日から始まりました。
僧侶が冬空のもと網代笠に法衣をまとい素足にわらじを履き境内に集まり般若心経を唱え一列に並んで出発します。
住宅街では仏法の「法」にちなんだ「ホー・ホー」と声を響かせ「鈴と錫杖」を鳴らして一軒ずつ民家を訪ね無病息災を祈る「延命十句観音経」を読経します。
今年は二回瑞応寺に行きましたが、一回目は中止・二回目は40分スタートが早くもう山門を下って街に出ていました。
残念ながら出発の写真は撮れず托鉢は今日で終了しました。

法 ・ホ~ ・ほう~
多くのカメラマンが追っかけています。 歩くのが早いのです。





釣月耕雲は、(ちょうげつ こううん)と読み、禅宗 曹洞宗の開祖 道元禅師 が言われた言葉です。
月を釣り雲を耕すとは どういう意味なのでしょうか。
これは世俗を超越し、大自然のなかで月を釣り、雲を耕すようなゆったりとした心境をさしています。
月を釣るような想像をはるかに超え、雲を耕すような思いも及ばないような心境。

