きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

The Musical「AIDA アイーダ」(1回目)

2009年08月30日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
業務連絡
・ブランコはありません
・エガちゃんはいません
・ハトちゃんはいます
・スゴツヨはあるけど
 メロディーは違います


まず、大切なことを言っておいて。


宝塚オリジナルのミュージカルを
宝塚外で上演という、珍しい試みです。
とは言うものの、オペラが原作なので
男性が入ってもまったく違和感はありません。

オリジナルではないけれど
宝塚→帝劇と、「エリザベート」はこのパターン。
群舞の少なさと、
衣装の作り込みの加減と、
ルドルフの華奢さに、
いろいろ違いを感じました。
特にルドルフ。
女性より、大学在学中の男性の方が
華奢に見えるもんなんだ!とビックリしたモノです。
また、限りなく演技初心者と
研10以上の男役の演技力って
やっぱ差があるもんなんだなあ、と思いました。
それが頭にあったので
伊礼くんも、失礼な言い方をすると
まあ、こんなものかと。
ラブシーンもわたる君の方がエロいとか
まあ、それはキャリアが違うからね。
歌は上手いよ。
うん、でも、やっぱり、
とうこちゃんの激情を受け止めるには
まだまだなにかが足りないな。
ゴリラのような雄叫びも、もちろんない。

ANZAちゃんも似たようなところがあるかな。
歌は檀きちよりずっと美味いけど
王女としての威厳とかは
ちょっと足りないかも。
でも、可愛いからいいか。

おみつと沢木さんは迫力のある歌声。
「銅鑼」の場面は鳥肌が立つよ。

宮川さんのマイク、一幕は調子が悪かったかな。
二幕は復活したみたい。

セットは、レールで移動するガラガラはなし。
階段状のピラミッドが真ん中で割れて
ガラガラなしの階段にへんしーん!みたいなカンジ。
って、ヅカをみてないとわからないかな。
セリはなし。
花道も銀橋も無し。
この辺が宝塚になれているとツライよね。
中日版もちょっと寂しかったけど
こっちは、もっと寂しい。
外部移植の際の大きな課題だね。

宝塚だと、トップコンビは恋愛関係にある、
っていうのが大前提なんで、
その辺は深く書かなくても大丈夫なんだけど
今回の場合はどうなのかな。
恋バナと平和へのなんたらと、
うまく両立できていたかな。
バラバラになっている気がする。

とうこちゃんは、
演じたことがある役なので
違和感も新鮮さもない。
けど、大好きなので、
あと2回見ます。

まー、なんだ。
いちおうヴェルディ没後かなんかの記念の年で(うろ覚え)
他に較べれば構想は早かったとは思うけど
一ヶ月半に1作新作を作る(当時ね)サイクルの中で
これくらいのものをつくっちゃった宝塚ってすごいなー、
と、ちょっぴり思いました
駄作も数多いけどさー。
でもって、チャルさんやヒロさんって
歌ウマなんだな~。
しみじみ。


まあ、とりあえず。


追記
宝塚版のDVDを見直した。
やっぱ、群舞が少ない、というか
無いのが寂しい。
ラストも、40人ぐらいの兵士が
剣を置くからこそ、
アムネリスの言葉が生きるのにね。
「王家」は私が見た中でも一番
「物量大作戦」だった。
この武器は外では使えないんだよねえ。
これが無いためか、
追加の歌、台詞なんかもできたんだけど
かえって言いたいことが支離滅裂になっているというか。
逆に言えば、(エリザなんかもそうなんだけど)
多少の粗は数でカバーできるってことかしら。
宝塚版を見ていなくて、
普段も宝塚を見ない人は
これくらいの人数でもいいのかなあ。

とうこちゃんの芝居、存在感も濃すぎるのかな~。
わたる君、檀ちゃん、と、とうこちゃんだと
うまい具合に三角関係になるけど
伊礼くんとANZAちゃんだと
とうこちゃんだけが強すぎるんだよね。
今回は主演だから、まだいいけれど。。。

いっこ思い出した。
お父さんが正気だとわかったあたりだったと思うんだけど
「ええっ!」みたいな、
ビックリした叫び声が
おっさんだったよ、とうこちゃん。
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シャーウッドガーデン・レストラン!

2009年08月30日 | 美味しいもの
姪の誕生日のお祝いに
ディズニーランドホテル内のレストラン
「シャーウッドガーデン・レストラン」に行ってきました。

ブッフェです。

乾杯用のドリンク。

ぶどうの炭酸ジュース。
別途注文したプランに付いてきました。

冷菜。

サーモンのマリネとか
カツオのカルパッチョとか
海老と豆腐の中華和えみたいなもんとか
鶏肉と冬瓜のなんとかソースとか、
すごくたくさんの種類がありました。
苦手な豆、蛸を除いても皿は山盛り!
冷菜が充実しているっビュッフェって
あまりないので、とっても嬉しい!
どれもが美味しいよう!!!
姪も「××寿司(←回転寿司)の
サーモンの握りは嫌いだけど
これは美味しい」って言ってました。
小学生でもわかる味の違い。うほお!
冷菜とパンの皿の間にあるのはビシソワーズ。

スープとパスタハンバーグ

ミネストローネスープと、
クリームパスタ。
パスタは平打ち麺。
形状は稲庭うどん。
その場で削ってくれるパルメザンチーズが
とっても美味しいのだ。
ハンバーグも小振りながら肉がみっちり。

温菜。

照り焼きチキンとか
ポークのローストとか
いろいろ。

皆が肉を食い終わったところで
別途注文していた「アニバーサリープラン」の
ケーキを持ってきてもらいました。

ティンカーベルはクッキー。
プレートはチョコ。

(クマさんの絵だ!と言ったら
 妹が冷静に「ミッキーだよ」と言いました
 この日は、上の子の誕生祝いだったんだけど
 2ヶ月前に誕生日を迎えた下の子の名前も
 ついでに入れてもらいました)
ケーキの中はスポンジケーキ、
苺クリーム入り。
このケーキがフワフワで美味しかった。
あっというまに胃に収まったうえに、
「ケーキ美味い!」で胃に圧縮がかかりました。
肉までで、すでにお腹一杯だったのに、
デザートを取りに行く気になっちゃいましたよ。

デザート。
ワッフル。

クリームがミッキーの形。
さすがに一人1枚は無理なので
みんなでわけて一口ずつ。


ゼリー&ジェラード、かな?

私はブッフェに行くと、
嫌いな物以外は、全種類制覇!をめざし
わりと完遂できるのですが
ここは無理でした。
種類多すぎ!!
ピラフもカレーも手をつけられなかった。
甘いデニッシュをもう3種類くらい食べたかった。
冷菜を取りすぎたのかもしれないけれど
でもでも冷菜はとっても美味しかったんだよ!!

お腹がいっぱいになりました。
もちろん夕食は無しだ!!

早めに予約したせいか
お席は窓側。
レストランから見たお庭。

どこかにロビン・フッドがいるのかねえ。
内装も豪華。

サービスもいいし、
(サービス料別じゃないのにね)
ディズニーランドのホテルはハズレがないなあ。

ホテル内部。
アリスのタイル画(っていうの?)


吹き抜けのロビー


宴会場の見学もできたよ


いつか宿泊したいなあああ。
家から30分ぐらいのところなんだけど。
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「20世紀少年<最終章> ぼくらの旗」

2009年08月30日 | 映画
どこかでウッカリ「ともだち」の正体の
ネタバレを読んでも大丈夫なように
できるかぎり早く行かなければ!と思って
本日の初回に行ってきましたよ。
これで、もうなにを見ても大丈夫。。。
かな?
原作とは違うラストらしいので
原作も早く読まなきゃダメだね。

「ともだち」の正体、はともかく、
「ともだち」役は予想通りでした。
配役でバレバレだよねー。
知名度に対して出番が少なかったからさ。
妹には、「えー、違うんじゃない?」って言われたけど。
そういうふうに特定できるほど
売れている役者じゃないんじゃない?って言われたけど
私が当たったよ!うっひっひ!
妹が見たら自慢してやろー!


内容は、、、
「ともだち」と対決しつつ
すべてに決着をつけなければならないので
ちょっと駆け足気味かな。
「ともだち」の素性も、
イマイチわかりづらいような。
そんな伏線覚えてねーよ!とか。
まあ、でも、納得。

ささいなできごとや、言葉。
自分では忘れ去ったごくごく小さなそれらは、
誰かの人生を変えているのかもしれない。
それは自分に跳ね返ることもあるかもしれない。

原作ファンの方は、
きっといろいろいいたいことはあるでしょうが
私は3部作とも、よくできていたと思います。
ちゃんと「世界」を作っていた。
役者が出て薄っぺらい台詞を言って終わり、ではなく、
ケンジ、「ともだち」、、、
みんな、映画の中でちゃんと生きていた。

トヨエツは顔立ちが苦手な方なんだけど
今回はすごく良かったわ~~。
唐沢さんの演技は、まあ、ケンジには合っているか。
古田さんは、今回も美味しい。
平愛梨ちゃんのメヂカラもすごかったなあ。
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