きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

宝塚版銀河英雄伝説の配役

2012年07月21日 | 宝塚(宙組)
宝塚版銀河英雄伝説の配役が出ました。
公式だと学年順でわかりにくいので、
各陣営にまとめてみました。


*~*~*
銀河帝国
ラインハルト陣営

ラインハルト・フォン・ローエングラム:凰稀 かなめ
ジークフリード・キルヒアイス:朝夏 まなと
パウル・フォン・オーベルシュタイン:悠未 ひろ
オスカー・フォン・ロイエンタール:蓮水 ゆうや
ウォルフガング・ミッターマイヤー:七海 ひろき
ビッテンフェルト:澄輝 さやと
ワーレン:愛月 ひかる
ルッツ:凛城 きら
ケンプ:蒼羽 りく


ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:実咲 凜音
マリーンドルフ伯爵:天風 いぶき


門閥貴族
ブラウンシュヴァイク公爵:一樹 千尋
アマーリエ(ブラウンシュヴァイク公爵夫人):鈴奈 沙也
エリザベート(ブラウンシュヴァイク公爵の娘) :綾瀬 あきな
フレーゲル:月映 樹茉
アンスバッハ:凪七 瑠海
リッテンハイム侯爵:風羽 玲亜
クリスティーネ(リッテンハイム侯爵夫人):花音 舞
サビーネ(リッテンハイム侯爵の娘):花里 まな
リヒテンラーデ:磯野 千尋


アンネローゼ周辺
皇帝フリードリヒⅣ世:寿 つかさ
アンネローゼ:愛花 ちさき
ベーネミュンデ侯爵夫人:美風 舞良
グレーザー(医師):松風 輝
アンネローゼの女官:舞花 くるみ
ヴェストパーレ男爵夫人:夢涼 りあん
ラインハルトの父:天玲 美音
アンネローゼ(少女時代):瀬音 リサ
ラインハルト(少年時代):彩花 まり
キルヒアイス(少年時代):真みや 涼子


*~*~*
自由惑星同盟
ヤン・ウェンリー:緒月 遠麻
フレデリカ:すみれ乃 麗
ユリアン:伶美 うらら

ラップ少佐:凪七 瑠海
ジェシカ:純矢 ちとせ
ムーア中尉:磯野 千尋
(中尉じゃない気がするけど
 とりあえず21日発表通りで)

シトレ:天玲 美音
ラオ少佐:天風 いぶき

リンチ:美月 悠

トリュー二ヒト:星吹 彩翔


*~*~*
フェザーン
ルビンスキー:鳳樹 いち
ドミニク:大海 亜呼


*~*~*

2巻までのお話で、
主な話はラインハルトvs門閥貴族で、
華やかな宮廷場面用にB夫人ネタが来て
同盟はさらっと、かなあ。

イケコだから、台詞があるかないかの役でも
役名はつくしね。
カチャがラップということは、
一幕の方が同盟が多く出るとか?
そんな甘いことはなく、
舞台の端の方で
 ・ラップがムーアに進言、却下
 ・映像による爆発シーン
 ・「ジェシカー」とラップが叫んで暗転
ぐらいで終わる気がしなくもない。
ジェシカも舞台の端の方で反戦演説をするぐらいで
スタジアムの件は報告ぐらいで終わっちゃう気もする。
タラがアンネということは
この周辺はあんまり描かれないかな。
あおいちゃんのB夫人、
せーこのジェシカ、
えっちゃんのドミニクはぴったりだなあ。
れーれがキタロウの横なのが
あんまり想像つかないなあ。

うららちゃんのユリアンはびっくり。
いちのハゲヅラに期待!
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「特別プログラム」グルジア国立バレエ

2012年07月21日 | バレエ・ダンス
全体的にあんまり好みじゃなかったなあ。
ダンサーの進退能力は高く
踊りのラインもすごく端正なのに、
私が表現して欲しいところは
あんまり見られなかったなあ。

第一部のポソホフの振付は
ちょい前のソ連によくある動きで
私には平凡な動きに思えた。

ラトマンスキー作品は、
それに比べると小粋さのようなものがあるんだけど
基本的にパステルっぽい世界に
こちらのダンサーが合っているのか。
バランシン、キリアンも
こういう動きでは・・・と思ってしまって
あんまり乗れなかった。


お目当てのニーナのマルグリットは
純真な少女のようだった。
これはこれでありなのかな。
アシュトン作品に漂う
文学的な香気は皆無だったけど
ひとつの物語は見えたから、
私は満足だな。

アフメテリは脚のラインがとても綺麗なんだけど、
うーん、やっぱー、ファジェーチェフだったらなあ、
と思っちゃうなあ。
師匠は「ウヴァーロフだっらら・・・」
と思っていたみたいだけど。

アルマン父のソローキンが名演だった。


ニーナが日本で踊るのはこれが最後ではないみたいだけど
(あくまでも予定だろうけど)
でも、彼女のキャリアは終わりに向かいつつあるんだなあ
ってのがすごく感じられて、寂しかった。
本当は白鳥を踊りたいけど、無理だから椿姫、
みたいな消去法かなあ、と思ったの。
でも来てくれる限りは見に行くよ。


【配役等】
第一部
《サガロベリ》
全1幕
振付 : ユーリー・ポソホフ
音楽 : グルジア民謡、およびイオセブ・ケチャクマーゼ、
 レヴァス・ラギーゼ、ギオルギ・ツァバーゼ、
 メラブ・メラビシヴィリ
衣装 : アンナ・カラトジシヴィリ
世界初演 : 2008年2月2日、グルジア国立バレエによる

≪出演≫
ソリストたち(女性) : ニノ・サマダシヴィリ、アナ・アルブタシヴィリ
 エカ・スルマワ
ソリストたち(男性) : ワシル・アフメテリ、ダヴィド・アナネリ
 オタル・ヘラシヴィリ
4人の女性ダンサーたち : ラナ・ムゲブリシヴィリ、グワンツァ・ガワシェリシヴィリ
 エカテリネ・マハチャシヴィリ、マイヤ・イルリゼ
4人の男性ダンサーたち : ウィリアム・プラット、ギオルギ・ベリーゼ
 モリス・メスヒヤ、ギオルギ・チュハイゼ


第二部
《ビゼー・ヴァリエーション》

振付 : アレクセイ・ラトマンスキー
音楽 : ジョルジュ・ビゼー
衣装 : ミハイル・マハラーゼ
照明 : アミラン・アナネリ
ピアノ : タマル・マチャヴァリアニ
世界初演 : 2008年2月2日、グルジア国立バレエによる

≪出演≫
6人のダンサーたち : ニノ・マチアシヴィリ、アナ・アルブタシヴィリ
 ニノ・サマダシヴィリ、ウィリアム・サントス
 オタル・ヘラシヴィリ、ウィリアム・プラット

《デュオ・コンチェルタント》
振付 : ジョージ・バランシン
音楽 : イーゴリ・ストラヴィンスキー
舞台指導 : バート・クック
衣装 : ナティア・シルビラーゼ
ピアノ : タマル・マチャヴァリアニ
ヴァイオリン : レラ・ムチェドリシヴィリ
世界初演 : 1972年6月22日、ニューヨーク・シティ・バレエによる
グルジア国立バレエ初演 : 2006年3月4日

≪出演≫
ダンサー(女性) : エカ・スルマワ
ダンサー(男性) : ダヴィド・アナネリ

《Falling Angels》
振付 : イリ・キリアン
音楽 : スティーヴ・ライヒ
舞台指導 : ナンシー・ウーヴェリンク、プリジット・マーティン
衣装 : ヨーク・ヴィッセル
照明 : ヨープ・カボールト
照明改訂 : ケース・チェッベス
世界初演 : 1989年11月23日
グルジア国立バレエ初演 : 2008年10月18日

≪出演≫
8人の女性ダンサーたち : アナ・アルブタシヴィリ、ヴェーラ・キカビゼ
マイヤ・イルリゼ、タチアナ・カタマゼ
グワンツァ・ガワシェリシヴィリ、ラナ・ムゲブリシヴィリ
ショレナ・ハインドラワ、テア・コパレイシヴィリ


第三部
《マルグリットとアルマン》
全1幕
振付 : フレデリック・アシュトン
音楽 : フランツ・リスト(ピアノ・ソナタ ロ短調)
オーケストラ編曲 : ダドリー・シンプソン
装置・衣装 : セシル・ビートン
背景制作 : ダヴィド・モナヴァルディサシヴィリ
舞台指導 : グラント・コイル
衣装制作 : ナティア・シルビラーゼ
照明 : アミラン・アナネリ
指揮 : ダヴィド・ムケリア
ピアノ : タマル・マチャヴァリアニ
演奏 : 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
世界初演 : 1963年3月12日、英国ロイヤル・バレエによる
グルジア国立バレエ初演 : 2008年5月9日

≪出演≫
マルグリット(椿姫) : ニーナ・アナニアシヴィリ
アルマン : ワシル・アフメテリ
乳母 : アナ・アルブタシヴィリ
マルグリット(病床シーン) : アナ・アルブタシヴィリ
アルマンの父 : ユーリー・ソローキン
男爵 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
客たち(男性) : ダヴィド・アナネリ、 オタル・ヘラシヴィリ
 ギオルギ・ベリーゼ、ギオルギ・ムシェヴェ二エラゼ
 モリス・メスヒヤ、 ウィリアム・プラット
 ギオルギ・チュハイゼ、ウィリアム・サントス
給仕たち : エカテリネ・マハチャシヴィリ、ショレナ・ハインドラワ
 ヌツァ・チェクラシヴィリ、 ヴェーラ・キカビゼ
 マイヤ・イルリゼ、 タチアナ・カタマゼ
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「屋根裏部屋のマリアたち」

2012年07月21日 | 映画
1960年代のパリ。
ブルジョワ達は高級アパルトマンに住み
(たぶんワンフロア貸切?)
彼等が使用するメイド達は建物最上階の小部屋に住む。
スペインから来たメイドのマリアは美しく聡明。
住居と会社の往復の生活しかなかった雇用主の男は
とあるきっかけで、「未知の世界」に住まうマリアや
その仲間のメイド達に触れあうことになる。
やがてマリアに徐々に惹かれていく・・・


アパルトマンの仕組みとか、
60年代のパリの風景・風俗や
スペインの内戦の影響などは面白いし、
雇用主と労働者の友情はほっこりだけど、
階級の壁を壊すといらん騒ぎが起こるのも確か。
初老の主人と美人メイドの恋バナはあんまりなあ。
仏映画だから友情止まりは無いんだろうけど。

家事用の電化製品があまりなく、
人件費が安いからメイドという職業が存在して。
主人とメイドには越えられない階級差があって。
一日中他人の家のために家事をして。
メイド萌ってジャンルは理解不能だよなあ、
と改めて思う。
男性はパワハラ願望で萌えられるんだろうけど。 

主人とメイトの恋バナって
世界共通のファンタジーなのかなあ。
初老の執事と若き女主人の恋バナは無いもんなー。
ま、私もあんまり見たくないけど。
この映画のメイドが美人じゃなく恋バナ抜きなら
もっと私は楽しめたと思うけど、
それでは興行的にはダメだろうな。
yahoo映画を見に行ったら「禁断のラブロマンス」とあった。
私が思い違って見に行ってただけだわなー。

仏映画にしては軽快で明るいし、
男が愛のためには泣かないので
なかなか楽しい映画ではあったよ! 

スペイン人だから・・・、
という差別よりも、
都会人(パリの上流階級)と田舎の人にも、
越えられない壁があるのが興味深かった。
ブルジョワって階級が、確かにあるんだよね、まだ。
分をわきまえず、自己主張しすぎるフランス人が
現在の移民問題の元、という話でもあるのかな?
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