チェチェン紛争で家族を虐殺され声を失った少年が云々という話が主筋なんだけど、
サブストーリーがロシア側からの視点で、
麻薬関連の軽犯罪を犯した青年が
服役逃れのために入隊しチェチェン侵攻に加わる。
双方の視点で描くことによって浮かび上がる真実。
よりも、、、
青年がペルミの住人なことに驚いた。
かつてのワガノワバレエ学校の疎開先で、
そのためにワガノワメソッドが残り、
バレエ団もあれば、マールイへの入団者もいる。
首都に比べれば田舎だろうけど、
れっきとした文明国の都市という認識だったけど、
あんなふうに強制入隊させるシステムがあるんだ。
あんなに普通の子が、
容易く人を殺せるようになることも、
有事ありまくりの現状で服役よりも入隊を選ぶことも驚いた。
ペルミの子に「強制入隊か?」と聞いた子は
ノボビルスクだって言ってたよね。
コシェレワの出身地。
普通の子がささいなことで入隊するんだなあ。
一人の人間が、他者を殺すことに無関心になっていく。
こちらの方が、もしかして主題なのかも。
仲間の死体からも略奪する、それも現実なのか。
無関心なのは「平和側」も同じ。
EUの人権委員会の調査員の周りの人たちも
現状に心を痛めつつも、それより優先させたいことがある。
調査員も少年に対し仏語で押し通そうとするし。
国連は無力だけど、誰かが声に出さないとね。
ラストの収束は、映画作品として秀逸。
サブストーリーがロシア側からの視点で、
麻薬関連の軽犯罪を犯した青年が
服役逃れのために入隊しチェチェン侵攻に加わる。
双方の視点で描くことによって浮かび上がる真実。
よりも、、、
青年がペルミの住人なことに驚いた。
かつてのワガノワバレエ学校の疎開先で、
そのためにワガノワメソッドが残り、
バレエ団もあれば、マールイへの入団者もいる。
首都に比べれば田舎だろうけど、
れっきとした文明国の都市という認識だったけど、
あんなふうに強制入隊させるシステムがあるんだ。
あんなに普通の子が、
容易く人を殺せるようになることも、
有事ありまくりの現状で服役よりも入隊を選ぶことも驚いた。
ペルミの子に「強制入隊か?」と聞いた子は
ノボビルスクだって言ってたよね。
コシェレワの出身地。
普通の子がささいなことで入隊するんだなあ。
一人の人間が、他者を殺すことに無関心になっていく。
こちらの方が、もしかして主題なのかも。
仲間の死体からも略奪する、それも現実なのか。
無関心なのは「平和側」も同じ。
EUの人権委員会の調査員の周りの人たちも
現状に心を痛めつつも、それより優先させたいことがある。
調査員も少年に対し仏語で押し通そうとするし。
国連は無力だけど、誰かが声に出さないとね。
ラストの収束は、映画作品として秀逸。