どこまでがリアルかわからないけれど、
夫は少なくともプロデューサーとしての才能はあったよね。
私は彼女の著作は読んでないけど、
夫が彼女の作品の人物に惚れているのを見ると、
すぐれた作品なんだろうな、と思う。
金の成る木だからだけではなく、
彼女の作品の続きを願う読者でもあったんだろうな。
女性作家の作品が夫名義で出されるのは
この映画以外でもよく見るから、
昔は普通のことだったのかな。
「女の名誉を横取りして!」とも思うけど、
男性名義じゃないと世には出なかった時代だしなあ。
コスプレのキーラは眼福。
おさげ髪の垢抜けない時代のキーラが可愛かった。
奔放な時代も美しい。
夫と別れるときの怒りは、
ようやく言えたな、と清々しかった。