きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

リカ会親睦会

2014年04月13日 | 紫吹淳(リカちゃん)
ファンクラブ限定イベントですが
楽しさを知っていただき
入会希望者が増えることを祈って
差し障りのなさそうな部分を
ちょこっと書きますね。
実際はこの10倍は楽しいです。

流れとしてはリカちゃんのトークの後に握手会、
リカちゃん退場後は食事会でした。

司会はルンパさん。

72期は予科のときに70周年イベントに出席。
大階段で全員集合の写真を撮ったときは最上段。
授業の疲れと寝不足と緊張で身体がグラグラしていた。

先日の式典。
ずんこさんの後に歌うのが辛かった。
音楽監督(?)の吉田先生からは
「間にトークを挟むから大丈夫!」と
言われたけど、それでも・・・。
大階段を降りるのは怖いと思っていたら、
OGは降りないとの通達があった。
でも10段でも怖かった。
大劇場で歌うのはとても緊張した。

えみくらちゃんとはたまに会う。
二人でお寿司を食べに言ったときの会話は
  「私、友達いないんだ」  
  「私もなんですよ」
元男役だけでなく、元娘役も背筋がピンとしているので、
いつも構えている・力が入っているように見えて
周囲は話し掛け辛いと思うようです、とのこと。

最近のバラエティ番組出演については
「出続けるというのは大変なんですよ!」
とルンパさんが力説しつつも、
現在のリカちゃんのキャラを
「おとぼけババア」と言ってしまったり。
出演番組スタッフが舞台等を見に来ると、
あまりの違いにビックリするそうです。

現在公演中の「Love Chase!!」は
ダンスも殺陣も多くて大変。
殺陣で使うサーベルは宝塚より軽いそうです。
ジュリエットのドレスはとても重く、
回るだけでも「裾を持っていかれる」。

ベルリン公演以来の共演になるミズについては、
正統派の男役で男前。
わたる君と同じ系統。
「こんなに体重をかけちゃっても大丈夫?」
と心配して聞いても
「大丈夫っす!」と答えてくれる。

などなど。
とても楽しいお話が盛りだくさんでした!
リカちゃんも本音でいろいろ語ってくれますし、
それに輪をかけてルンパさんのお話が可笑しく、
始終笑いっぱなしでした。


リカちゃん退場後に
ルンパさんの旦那さんが書かれた「ヅカメン!」が
会場で販売され、

著者に加えて、ルンパさんもサインをしてくださいました。
「本がベストセラーになったら
 皆さんを(印税で)バリに招待しますから!」と言いつつ、
購入者に「これからもリカをよろしくお願いします」
と、頭を下げるルンパさんでした。
同期愛って美しいわ~~。
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「ゲキ×シネ『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』」

2014年04月13日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
オーブ3階では台詞も歌詞もかなり聞き取れなかったので
今回のゲキシネでクリアな音響で見てスッキリしました。
蒼井優ちゃんの演技も遠目ではサッパリわからなかったので
細かい表情を見ることができて良かったです。

もともとの舞台がビジュアル多様なので
映画館用にしてもすごく楽しいです。
ストーリーに沿って出演者を追ってくれるので
「よそ見をして見逃す」という
舞台を見ているときのありがちな失敗も無し!
便利!

他の芝居のDVDだと
「なぜそこを映す!」的なもどかしさを感じることもありますが、
ゲキシネ版はそんなことは一切ありません。
それでいてアドリブもしっかり拾ってくれるので
ほんとうにありがたいかぎりです。


オーブには生の麿赤兒を見に行ったので、
音響がスペシャルに悪くても、
行ったかいはありました。
今回のゲキシネでも描き込んだ顔をアップで見て
とても感動しましたわ~。
村井さんも描き込んでいましたな。


オーブで見たときの感想は →こちら です。
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「Love Chase!!(ラブ・チェイス)」(1回目)

2014年04月12日 | 紫吹淳(リカちゃん)
夢魔が人間界に行き、
人の恋路を邪魔する悪行を重ねる。
神は天使を人間界に使わし
夢魔の行いを止めるよう命ずる。

2人の攻防が続く。
しかしそれは実は、ある「学校」の授業内のことだった。


というかんじですか。
一幕は短い場面がいくつかあり、
バリエーションもあるので面白い。
二幕はロミジュリ+真夏の夜の夢に加えて
出演者の見せ場を作っているんで
ちょっと間延びしているかな。
公演期間の後半になったら
もっとサクサク進むようになるのかな。

出演者全員が出る場面で
「肩幅のあるガタイの良い女性がいるな」
と思った人がリカちゃんだった。
ごめんなさい。

リカちゃんもミズも男役&娘役両方を演じています。
衣装替えもたくさんあり。
リカちゃんの男役はもちろんカッコイイのですが
ミニスカの可憐なお嬢さんに見えて
潔い行動をとるところがとても男前です。
そのギャップが楽しいです。
ミズは相変わらず男前。

馬場くんとリカちゃんがワルツを踊る日が来ようとは!
馬場くんは背が高いので、
リカちゃんの体格をかなりカバーしてくれました。
それだけでもウハウハなのに、
男役ミズが花代ちゃんを口説く姿を見る日が来るとは!
超ウハウハ!
人生ってわからないわー。

原田さんを始め歌ウマさん多し。

花代ちゃんは良く通る透き通ったソプラノ。
開口じゃない方がずっとずっと良い!
弾けた演技が意外に合っています。

玉野さんのタップは
相変わらず切れが良かったです。


<キャスト・スタッフ>
紫吹 淳
水 夏希

原田優一
野島直人
木村花代
綿引さやか
馬場良馬
青柳塁斗
廣瀬大介
小野田龍之介

玉野和紀

STAFF
作・演出・振付:玉野和紀
音楽・歌唱指導:NASA
音楽監督・編曲:江草啓太
ヴォーカルアレンジ・稽古ピアノ:松井トモコ
装置:松井るみ・石原 敬
照明:高見和義・松田かおる
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:福島久美子
音響:戸田雄樹
振付助手:大畑浩恵
演出助手:郷田拓実
舞台監督:佐藤 博・山本圭太
プロデューサー:吉田訓和・田中利尚
製作協力:松本真理(マリアート)
スチール撮影:花井智子
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「あなたを抱きしめる日まで」

2014年04月12日 | 映画
親子ものというより、
人間の原罪とそれを許すのは誰か?という話かな。

生物の営みを否定するなが神の御心なのかね。

ラストは救いがあるといえるのか。

罰せられるのが女だけなのは納得できないけど、
異教徒が口出すことじゃないしな。

ジュディ・ディンチ演ずるフィロミナが
「その時」のことを、
とても楽しかった、とても幸福だった、
と言っていたのが印象的。
彼女にも幸せな時間があって良かった。

ジュディ・デンチの名演は
話に説得力を持たせる。
教会を責め立てる役にもなりえるのに、
普通の小市民の老婦人だからこそ
この話に深みをあたえているんだな。
スティーヴ・クーガン演ずるシックススミスも
俗物のようでそうじゃないようでそうとも言えない辺りが
すごく良いバランスでした。

謎を追っていき、答えを見つける、という
ミステリーテイストの部分も無理が無く
話の流れが綺麗でした。

カトリック教会の非道さもだけど、
ある時期までのアメリカのエイズ対策も
ひっそり批判しているのかな。
「ダラス・バイヤーズクラブ」を思い出した。
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「覇王別姫 ~さらば我が愛~」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年04月12日 | 映画
複雑な三角関係と中国史を絡め、
なおかつ京劇の世界を描く。
舞台と現実が混じっていく。

京劇の修行ってあんなに大変なのか。
でも今のスター達も京劇学校を出てたりするしね。

それにしてもレスリーの美しいこと!
顔だけでなく、ちょっとした動き、動作、所作も美しい。
手を伸ばすにしても、最短の直線ではなく、
ほんのわずか曲線が入る的な。
私は歌舞伎もよく知らないけど女形ってこうなんだろうな、と思わせる。

そしてコン・リー様もお若くていらっしゃる。平伏。
女のいやらしさを演じさせたら右に出る者などおりません。
夫に義弟を裏切らせて報いがくる。
それが単純な悲劇にならない深さがあるんだよね。

兄者が弟より女郎を選んだのは、
先に裏切られたと思ったからかい?のように、
すごく浅く見ても美味しい映画でした。

レスリーにはもっと長く生きて欲しかったよ。
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「『進撃の巨人』プロジェクションマッピング”ATTACK ON THE REAL”」

2014年04月11日 | 進撃の巨人
巨人の大きさを実感したくて行ってきました。
場所は川崎駅近くのラゾーナ川崎プラザ。
商業施設の中での観覧なので
公道の通行の邪魔をすること無く、混乱も無く、
安全に見ることができました。

投影時間は10分ぐらい。
アルミンのナレーションから始まります。
(それ以前の注意事項の放送もアルミンです)

映像はこんなかんじ。




立体機動の場面は速すぎて撮れません!
女型の巨人の場面とか疾走感たっぷり。

人間って、巨人に比べると、ほんとうに小さいです。
あの大きさに立ち向かっていく兵団の勇気って素晴らしい!
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iPhoneに変えました

2014年04月11日 | その他イロイロ
9日の朝、駅で携帯を見ようと思ったら鞄の中にあらず。
しかし家に忘れてきたんだろうと気にせず会社に行き
帰宅したらどこにも無くて大パニック。
すぐにdocomoに連絡しロックしてもらいました。
その直前GPS検索をしてもらい、
駐輪場の近くにあるのがわかったので
探しに行ったけど見当たらず。
らくらくホンなのでお財布機能は無く、
クレカ決済類もパスワードとかの入力が必須なので
悪用される心配は無し。
使用履歴を見ても使われた形跡は無し。

7000円出せば同じ機種がdocomoから来るみたいだけど
本体代は払い終わっているので
今からその金額を出す価値があるのか。
それなら違う機種にする方がいいんじゃないか。

とりあえず10日は母の携帯を借りて出社。
昼休みに会社近くのdocomoショップでいろいろ触ってみました。

携帯からスマホに変えるのは前から考えていました。
携帯向けのサービスは縮小されつつあるし、
宝塚HP等の出先で見たいページは対応していないし、
動画配信を自室の布団の中で見られるし。
Wi-Fiも考えて無料貸し出しも試したのですが
私が使いたい場所ではあんまり繋がらなかったんですよね。
スマホのデメリットは月額使用料が高くなること、
文字入力が片手でできないこと、
携帯の方が繋がりやすいチケットサイトがあるということ。
前2点については、この際、仕方が無いかと。
最後の点は、その時だけ母の携帯を借りればいいや!と思いつきました。

いろんな面からdocomo利用一択。
その中でも機種はどうするか悩みかけましたが、
本体を持ってもいないのにiPhoneケースは各種買っていたのを思い出し、
もうiPhoneしかないな、という結論に。

金曜日の会社帰りに再びdocomoショップへ。
試算してもらったところ、通話料を抜いた状態だと
月額使用料は600円ぐらいのアップですむとのこと。
ということで、即決!


safariとiTunesは前から使っていたので
音楽や動画取り込みはすぐできました。
タッチパネルの文字入力も、
指のどの辺が反応するかとか
記号類はどこにあるのかとかはまだ慣れていませんが
入力自体はリセットさんに鍛えられていたので
思ったよりサクサクできました。

ようやくクソスーツを使う日が!


らくらくホンからiPhoneへ移行だったので
友人からは「タイムスリップしたみたい」と言われました。
まだまだわからないことが多いのですが
なんとか使えるようになりたいです。

あとは住所録の入力です。
移行する元データがないので手入力しかないんですよね。
家族と友人数人なのでそんなに量は無いんですけどね。
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『パーム36 TASK I』(獸木野生著)刊行記念トークイベント@ジュンク堂書店池袋本店

2014年04月10日 | 漫画・小説・雑誌
1983年から連載が開始された「パーム」もついに最終章に突入。
その最終章の1巻(パーム36巻)「TASK」が刊行されたのを記念して
ジュンク堂池袋本店でトークショーが行われました。
サブタイトルは「今夜は『パーム』を語り尽くそう!!」
ゲストパネラーは
 ・岡田育氏(編集者・文筆家)←80年代生まれ
 ・唐木元氏(コミックナタリー編集長)←70年代生まれ
 ・ヤマダトモコ氏(マンガ研究者)←60年代生まれ
です。

90分という短い時間のトークショーなので
語り尽くすことはとうてい無理ですよね。

私も含めて、もしかしたらパネラーさんも含めて、
会場に来た人の最大の関心はパームそのものよりも、
「自分の他に本当にパームファンはいるのか?」だったと思います。
しかし、狭い会場は満杯でした。
いるんだよ、やっぱり、パームファンは、この世に!

基本的にはパネラーさんの熱いお話を眺める、ってかんじだったんですが、
それでいいんです!
「パームについて語り合う人たち」を目の当たりにするのは
実に実にアメージングでした。

トークの内容は、、、
覚えていると事だけとりあえず。
後日どこかで動画がアップされると思います。

・パネラーがパームを読んだきっかけ
 ・岡田氏→他作品を目当てで雑誌を読んでいたらエッセイ漫画に当たった。
  本編はどういうものかと興味を持った。
 ・唐木氏→友人の彼女がある日突然紙袋を提げてやってきた。
  あなたならこれがわかるはず、と押しつられた。
  1日半で全部読み、、もう1日半かけても読み直した。
 ・ヤマダ氏は忘れちゃった。ごめんなさい。

唐木氏(髪を切ったフロイド)が
一番パームに影響を受けてる印象でした。
自宅もオーガス邸をイメージされて作ったとか。

その辺の話から、会場にいる人に
コミックス未掲載話を知っている人に挙手してもらい
どうして読み始めたのか、その時の印象は、などを聞くことに。

お一人は、聖悠紀さん目当てだっけ。
最初はスルーしてたけど
お友達に「『お豆の半分』が面白かったよね!」と言われ
読み直したらハマった。
もうお一人は、SF雑誌だと思って買った。
当時のSF雑誌はあの型だったから
この大きさを買っておけば間違いないだろう、
と思って買ったら、漫画雑誌だった。
パームの印象は「日常生活に対する違和感」を感じ、
SFに通じると思った。

そこから、ウィングスという雑誌に連載されていた意義など。
少女向けでも無く、少年向けでも無く
全方向に向けたユニセックスな雑誌だった。
それでも、その中では浮いていた。

パームは、漫画の系統図から外れ(いわゆる24年組とか)
ガラパゴスで進化したので、どういう作品か人に伝えるのが実に難しい。
探偵ものじゃないし、環境ものでもないし!

「愛でなく」の環境会議は、何度も議題になりました。
あれで脱落した人は多かった。。。。
ヤマダ氏もその1人だったけど、
ちょうどライターになったり出産した時期に重なったこともあるとのこと。
確かに連載開始頃に中学、高校生だった女子達は
環境会議の頃はさまざまな人生の転換期にかぶったかもね。

絵柄についてなども。
とにかくかっこいい、スタイリッシュ。
同じ黒髪ベタでも、カーターの髪質とアンジェラの髪質の違いがわかる。
カラーは黒に橙や青の差し色が入るイメージ。
「あるはずのない海」の1巻なんか、
人物が肌色じゃないんですよ!とヤマダ氏。

(両目があるジェイクが、いまとなっては新鮮)

岡田氏は「愛でなく」の昆虫図鑑的な表紙がお好きとのこと。

あとは絵の正確さ。
カーターの着るスーツは70年代の考証がきっちり反映されている。
しかし眼鏡はまったくのフィクションなのが面白い的な話。
(そこから派生して、速水真澄のスーツも裁断がしっかりわかる絵。
 しかし「少女漫画」なのに少女の服が云々とかとか)
連載初期の黒い影は、カルフォルニアの強い日差しから生まれているとか。

ライフナンバー占いはよく当たる話なども。
http://www.magiccity.ne.jp/~bigcat/life/life.html

あとあれです。
「オールスター・プロジェクト」などで
最後がきっちり提示されてるのに
それに向かって着実に話が進んでいる偉大さとか。
すべてがプロット通りに進んでいる。
読者は結末を知ってるのに読み続ける不思議さ。
あと同じエピソードが視点を変えて何度も出てくる味わい深さとか。

HPに上がっていた制作年表は、改訂の果てに削除されたとか。

マイノリティについて描かれているのも当時としては画期的。
主要女性キャラがバツイチというのは昔は無かった。

名台詞などについても語られた後に、本日最大のイベント、
獣木先生のビデオレター上映。
上映前に唐木さんが「犬と猫が絶対出てきますよ」と予言し
その通りでした。
先生が喋るところ、動くところは初めて見ましたが
雑誌インタビューやHPの印象そのままで
初めて見た気があまりしませんでした。
先生のお友達も出演させられ
「あの人ちょっとムカツク」と言わされていました。

ものすごく盛り上がったイベントでした。
最終巻が出た日にもまた、こうイベントを開催して欲しいです。


私がパームを読み始めたのは86年ぐらい?
「あるはずのない海」3巻が刊行され、
サイン本が某書店店頭に積まれ、
見本用にビニールがかかっていないコミックスを立ち読みしたのがきっかけでした。
バレエを見始めたのは91年。
93年頃の国会図書館での調べ物の仕事のついでに
古いダンスマガジンを読んでいました。
この時の編集長とカーターの姿で出てきた編集さんが同じだと知ったのはわりと最近。
天と地がひっくり返るぐらいビックリしました。

高校時代のパーム布教のヒット率はけっこう高かったと思います。
ただ、社会に出て結婚して、と環境が変わると
読み続けるのは難しいみたい。
コミックスを買い続けているのは私だけかも。
妹に勧めたら「話は面白いけど絵柄がダメ」と言われました。
週刊少女フレンドとかの少女漫画好きの人には
あの絵は無理だったみたいです。
私は花ゆめ派だったし、
少女漫画雑誌の週マでも柿崎普美だったし・・・。

「あるはずのない海」の頃のウィングスはSF漫画雑誌と認識していました。
「フェザータッチ・オペレーション」や「赤々丸」はSF括りだよね?
いまだに「ご飯」を「ぐわん」と言ってしまうことがあります。
もうそこしか覚えてないんだけど。
ただ、ごった煮雑誌だったので、パームが浮いているとは思わなかったな。

私の好きな名台詞は、
 ・幸福の基準はいかに多くの人間を幸福にできるかだ
 ・あれほど傷つきながら、同時に少しも傷つかずに
  わたしたちのもとへたどりついたことが・・・
 ・ある朝目覚めると
  窓が開いている
  そして君は気付く
  待ち続けたものの中にいる自分に
とか、いろいろあるけど、一番は
 ・世界はお前が生まれた時はじまって死んだときに終わるんだ。
  だからその体に熱量があるうちは・・・闘え・・・
ですね。
これで人生が達観できました。
「星の歴史」で引用されている詩も好きです。

と書いていてて気がついたんですが、
「パーム」の魅力って、絵空事ではないリアルな「死」が
身近に描かれていることかも。
「青また青」でも「完璧なもの」とされていたよね。
「死」があるから、「生」がより輝いて見えるのかも。

「パーム」も好きですが「THE WORLD」も好きです。
お花の話が特に。

で。
何度も繰り返し言い続けていますけど、
さらに重ねて言いますよ!
ジェイクはみんなのものだから、
私のものでもあるんだよ!

というか、私のものです。
コメント (4)
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「宝塚歌劇100周年夢の祭典 時を奏でるスミレの花たち」(中継)

2014年04月06日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
リカちゃん目当てで本日18時の回を
東京宝塚劇場の中継で見てきました。

構成は、OGがのうち元男役トップが学年降順に登場しソロを歌い、
数人出たところで当時の娘役トップも出て軽くトークを数回。
第一部の後半には現役トップ5組10人によるデュエットダンスと
専科中心の現役生による宝塚歌劇第一回公演演目「ドンブラコ」の抜粋公演。
 桃太郎:トドさん
 犬:みりお
 雉:ちぎ
 猿:ベニ
 おじいさん:汝鳥さん
 おばあさん:京さん
 街の人たち:HIROさん、チャルさん、プリマ、ハッチさん、じゅんこさん、
       まゆみ姐さん、美穂さん
 鬼S:みっちゃん
 鬼A:まなと
 鬼達:だいもん、カチャ、みやるり、まっつ、真風、キタロウ
かな。
チギのつま先立ち移動が可愛かった。
鬼達がイケメン過ぎて、
宝物はメロメロになった女たちからの貢ぎ物じゃないかと。
最後は鬼を駆逐ではなく、みんな仲良しハッピーエンド。
第二部もOG降順登場ソロ歌唱+トーク数回に
トドさんと2番手の歌のコーナーなど。
ゲストの大トリはスータンさんに見えて、
実はツレさんの「セ・マニフィーク」でした。
最後は全員で「すみれの花咲く頃」。

司会は真矢みきちゃん。
初日が1時間20分押しだったとか。
最終日も煌めく大御所達が多数出演し
プレッシャーもあったと思います。
途中呂律が危ないところもありましたが
最後まで大役を務めたこと、
ほんとうにお疲れ様でした!

OGの皆さんは全員素敵でしたが
中でもリカちゃんが素敵すぎて固まった私。
ディナーショー等でも男役っぽい姿で歌っているけど
宝塚大劇場で歌う姿には涙が出てきました。
リカちゃんはトークは黒の半袖ワンピース。
歌のバンパイアの時は白ブラウスに黒サッシュ黒パンツ黒ロングブーツ。
トークでは先輩にいじられていました。

他の回は司会だけだったようですが
今回はみきちゃんも歌いました!
「Paradiso」(南佳孝の曲)です。
階段で気障った瞬間は、中継劇場でも歓声がおこりました!

たかこさんは皆からお祝いされ。
みきちゃんと純名さんのトークが弾み、
スモークの中で純名さんが転び、
みきちゃんの視界から消えた話なども披露。
純名さんはみきちゃんと組んですぐ辞めたので
「突然離婚をつきつけられた。
 私のどこがいけなかったの?」
と迫る場面も。

黒地の衣装に胸にでっかく黄色の「100」を付けたみきちゃんは
袖にいるとき現役時代が蘇り、
あやうくモミアゲを描きそうになったとか。
今日の男役姿を見て旦那さん両親がびっくりしないか心配とのこと。

グンちゃんが肉感的になっていました。

一路さんとまりこさんは袖で子育てについて語っていたとか。
歌ウマグループの中で恐縮しているまりこさんに
「あなたにはピアノがあるじゃない!」と
フォローのつもりがダメ押しになるみきちゃんでした。

マリポーサを歌ったミズはちょっと歌が上手くなった気がする。
まりこさんは安定していつものまりこさんだった。
皆さんが歌う曲は版権を除いての代表作という位置付けかな?
忠臣蔵を歌ったカリンチョさんの最後の決め台詞のとき
マイクがオフだった。残念。

第二部の曲が使用された作品の多くは見ていないはずなのに
タイトルや作品はわからなくても
聞き覚えのある曲が9割以上。
いろんなイベントで歌い継がれていますもんね。
むしろノルさんの曲がグレセンか夢はかわからないぐらい。

トークの中でなつめさんに触れてくれて嬉しかった。

ターコさんは女優でしか見たことなかったので
ねちっこくバトラーソングを歌う姿に見惚れました。
やっぱり元男役なんだなあ。

スータンさんの「ノバ」は絶品。
スターオーラがすごいよね。
トークは加茂さんの通訳付き。

ツレさんのセ・マニフィークは中継会場でも手拍子。

カチャも出ていたのに2番手並びには入らないんだな。
シビアな世界だな。
月だけ欠けててちょいと寂しかった。

終了は21時5分ぐらいでした。
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「ウォルト・ディズニーの約束」

2014年04月06日 | 映画
制作秘話だと思ったら、もっと深い話だった。
大好きなお父さんにはダメな面があって、
本当はそれを知っているけど認めたくなくて、
自分を置いて先に行ってしまったことをどこかで許せない、
そんな気持ちに救いがもたらされる話で、泣いた。
大好きなお父さんは良い人でいて欲しいよね。

しかし、ああいう男性が旦那なのはイヤだ。
奥さんの気持ちもよくわかる。
義弟でもイヤだ。

良い父であるには娘に嘘をついてはいけない、、
そして良い父でなくても好きでいてもいい、
というテーマは世界普遍だよね。

もちろん制作秘話もあり。
エンディングで流れる「生声」がすごかったな。
ウォルトさんたち、良く頑張った!

どこまでが本当で、どこまでが創作かは不明。
トラヴァース氏が映画には不満だった説も有り
ディズニーによる自画自賛部分はあると思う。
しかし、映画が今も愛されているのは事実だし、
ウォルトが世界中の子供に夢を与え続けているのも事実。
その理由が、ほんの少しわかるかもしれない作品でした。

エンディングの最後に出てきた名前は
ウォルトの娘さんかな。

役者陣がとても素晴らしかった。
トム・ハンクスはウォルト本人じゃ無いかと思うぐらい。
エマ・トンプソンも、非米国人なところが上手く活かされていた。
ポール・ジアマッティのラルフの暖かさには涙。
そしてコリン!あんなダメダメな男なのに
愛さずにはいられないお父さんを見事に表現していた。
ルース・ウィルソンの繊細な演技も良かった。

ポピンズさんは救世主であり、
父を撃退した敵でもあったのかなあ。

いい映画だけど、
ディズニー映画の「メリー・ポピンズ」を見ておくのは必須。
トラヴァース氏がプーさんのぬいぐるみを見て
「気の毒なA・ミルン」と言うのはディズニー社の自虐なのかな。
ここで笑える人でないと話についていけないかも。
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「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」

2014年04月05日 | 映画
テレビシリーズ「螺鈿迷宮」の続編的な話。
映画としては普通に面白かった。
というか、2時間あれば充分じゃん!
「螺鈿迷宮」のカスカスぶりはなんだったのか。

ジェネラルのメンバーはサービス出演なんだろうね。
当時は「特撮枠」だった殿の出世ぶりに涙。

生瀬さんはライアンちゃんのような立ち位置だった。

ビシバシステムの住田さんが台詞無しの役で出てた。

桐谷美玲は芝居技術はそんな高くないんだけど
役を表現するのは上手いな。
呼吸器の装着するときの動作がすごく自然。
指が長くて綺麗。

お話はいつものAI推進だけど
事件解決には役に立っていた。
でもあの搬入は現実的じゃないよね。
原作者が戦車好きらしいけど。

いろいろ穴があるけど
TVシリーズが気になる人は
安いときに行くのはいいかもしれないけど
TV放映を待っても充分かもね。


ネタバレかもしれないけど。
ケルベロスの絵に爆弾を仕込んだと思ったけど、
違ったわ。
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劇場版 TIGER&BUNNY The Rising×大江戸温泉物語(2回目)

2014年04月05日 | タイバニ
この土日は本当は松江にと思っていましたが
仕事等の都合でみんな遠出ができませんでした。
しかしスケジュールは空けていましたので
ここは温泉で仕事の疲れを癒やしに行こう!
ということになりました。

計画時にはコラボ期間が13日までだったので
 ・終了間際は混むよね
 ・6日は海辺帰りの人で混むよね
ということで本日行くことにしたのですが
物販再販の日ですごく混んでいると聞き
行くまでドキドキでした!
行ったら、お店は混んでいましたが
風呂はそこそこ空いていて、
ものすごく堪能できました!!

13時テレコムセンター駅集合。
じゃじゃん!

まずはお昼ご飯!
け。ちゃんはスカイハイのオリエンタルヌードル。


私はイワン君の寿司セットにちょっと付け。


MK氏は普通のラーメンだったので写真割愛。

場内散策。
ドミノピザのバイクがあったスペースには
地下鉄ジャックのポスターが掲示してありました。








土産物屋をブラブラしていたろこと
MK氏から「この子はどう?」と勧められたネコのぬいぐるみが
手触りが良く、丸めて持ち運べそう。
弟子の後を引き継ぐ3代目として購入。

これからよろしくね!

さらにブラブラ。
一番くじ?じゃなくてクレーンゲームの景品?のポスター。




折紙の手裏剣?


ライアンモデルの靴?バニーちゃんだっけか?

大きい足だなあ。

ダーツ。

実物は初めて見た。

そこからはお風呂三昧!
足湯も岩盤風呂も行っちゃいました。

お風呂から戻ると物販列がほぼ解消。
買っちゃった。

イワン君の入浴剤、MK氏が「きくらげの香り」と空目。
疲れているんだね。

甘い物も行きますよ!
折紙ロックハイあんみつ

虎視眈々、って顔だなあ。

COLD綿雪完全HOLDも


さらにもう1回、お風呂に行きました。
17時の品川行きバスに乗って終了。

コラボ期間延長中にもう一度行けるかな?


おまけ。
クマにお面を、と思ったら大きかった。
これじゃ盾だね。
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「オズの魔法使い」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年04月05日 | 映画
本日から「第二回 新・午前十時の映画祭 デジタルで甦る永遠の名作」開幕です。
今回からは日本映画も加わり、
TOHOシネマズ日本橋もOPENし、
見たい映画も行ける範囲も増えました。
今回もできるだけ頑張って行きますよー!

初回は六本木で「オズの魔法使い」。
アメリカでは1939年の公開です。
75年前の作品なので
小道具はいま見ると手作り感バリバリだし
いかにも屋内に作りましたってかんじのセット。
デジタル画像だと地肌と鬘の境目もクリア。
そしていまとなっては、当時13歳のジュディが
キャスティング・カウチで役を掴み、
一部の演技は薬でハイテンション状態だと知っているけど、
それでも良いものは良い。
カラーになったときのキラキラ感はあの時代ならでは。
美しいメロディの主題歌、
思わず踊り出したくなる数々の曲、
(レンガの道を行くときのスキップ(ステップ)は地味に難しい。
 いまだにできない)
どれをとっても素晴らしい。

「お家が一番だわ(There's no place like home.)」


そう、一番大切なものは
すぐ近くにあるんだよね。


んでも、初めて見たときからの
「グリンダはなぜ若手じゃないのだろう?」の違和感は拭えないなー。
いつも謎に思うだわなー。
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