きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「風と共に去りぬ」宝塚星組@神奈川県民ホール

2014年11月23日 | 宝塚(星組)
ベニはかなり無理して大人の男を作っている部分と
素の延長の子供っぽい部分が噛み合っていない。
大人らしさを出そうとして重々しく踏ん張った台詞回しがかなり不自然だった。
嫉妬の部分とか要所は慣れた子供っぽい表現で、こちらの方が説得力があったな。
子供っぽい部分をかなり残したバトラーで押し切る方が芝居的には自然だけど、
伝統の役を伝統に則って演じるのも勉強だしな。
仕方がないか。
ビジュアルはとても良い。
燕尾の着こなしが美しい。
白い上下も似合っていた。
ショー部分は華やかでハッタリもあり真ん中に納得。

まこっちゃんは芝居は上手い。
かなり早口なのは残念だけど、気持ちが台詞によく乗っていて説得力がある。
ドレス捌きも綺麗。
ただ、丸顔なのが目立ち過ぎ。
娘役化粧で輪郭補正は難しいんだろうけど、う~ん、、、というかんじ。
台湾での娘役は違和感が無かったけど
デコルテ衣装でヒロインは厳しいな。

スカIIのあんるちゃんは娘役らしい顔立ち、声、台詞まわしでホッとした。
まだ拙い部分はあるけど、やっぱり娘役はこういうビジュアルじゃないとな。
はるこちゃんは優しく暖かで慈愛に満ちた天使。
ベニはるこの目はもうないの?体格的にもベニに合うと思うんだけどな。

みつるのアシュレイは思ってよりハマっていた。
軍服の着こなしも良かった。
とうこちゃんのアシュレイがサッシュを巻いたときのいろんなバランスが悪過ぎて
泣きなくなったトラウマがあるのでみつるも、とドキドキだったけど大丈夫だった。
みつるって顔が小さいのね。

スカーレットは自分にないものをアシュレイに求めたのね。
あんなに可愛い子犬ちゃんを見ちゃったら気になって仕方がないよね!!

みっきぃのベルは綺麗でオカマ要素はないけど、
テルキタにあった「デキてる」要素がベニバトラーとの間に漂わないのが残念。

ロケットの衣装はあさこミーマイの時のかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「西遊記~はじまりのはじまり」

2014年11月23日 | 映画
三蔵法師が旅立つまでの仲間集め秘話的な話。
80年代の香港映画のような荒削りな部分が多くあるけど、
それを超越するなにかが、私には足りない。
主演が大スターなら楽しめるのかな。

人死にの多さエグさはあんまり好みじゃなかった。

猪八戒のテラテラぶりと空虚王子(レスリー・チャン似?)が良かった。
そして、お久しぶりのスー・チー!
厚い唇は健在でイケイケの姐御でウハウハでした。
みつるに似ているかしら?

それなりに面白いけど、宣伝ほどではないかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「顔面遊園地 ナンシー関消しゴムの鬼」

2014年11月23日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


今年はナンシー関さんの十三回忌になるそうです。

場内にはなつかしの消しゴム判がたくさんあって、
じっくり見て来ました。

カテゴライズも面白いし、
その説明も可笑しい。

消しゴム判それ自体も素晴らしいんだけど、
似顔絵の横の一言も的確なんだよね。
コラムも短い文章なのに全てが入っていて大好きでした。

今は昔ほどテレビは面白くないし
芸のない芸人がたくさん出ているし
動画が流れるのはテレビだけじゃないし
テレビも地上波だけじゃないし
いま彼女が生きていたら、なにを取り上げるんだろう。
対象がつまらなくなっても
でも、
彼女の文章がつまらなくなることはないだろうな、
なんてことをしみじみ考えました。

あれからコラムニストがたくさん出てきたけど
彼女ほどの「そうだよそこなんだよ!」と
思わず膝を打つ文章を書く人はいないね。

一部撮影可能エリアもあり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~

2014年11月22日 | 進撃の巨人


誰もが予想したと思いますが前編はエレンが穴を塞ぐまでです。
描きおろしは3人の子供時代?
調査兵団がエレンの穴塞ぎの辺りで引き返す場面は
テレビでもあったっけ?
ちょうど壁外調査に出だばっかり、
ってナレーションが入って、団長が指示を出してた。
街中だったからまだウォール・マリアを抜けていないあたりかな。
その絵が、テレビであったか、OAであったか、
自分の頭の中で補完した既定だったか、
調査兵団ファンへのサービスの描きおろしか、
もう、よくわかりません。
とりあえず、ありがとう、と。

2時間ちょいに13話?分をまとめたので、
巨人の弱点だとか、諸々設定は端折ってます。
初見は見に来ない前提ですね。

いまこうして見ると山奥の野郎達とかアニとかユミルとか、
笑顔で仲間のふりをしやがって、って思うね。
どんな気持ちでいたんだか。
あと、諸悪の根源の親父とか。
あの薬は自由に知性ある巨人を作れるのかな。

んで、このコンパクト版だとアルミン成長物語みたいに思えた。

平和島の4DXで見てけど、揺れて疲れる。
集中して見たいのに、突然揺れたり風が吹いたりで、
気分が中断されて、私には向かないなあ。
知っている話なので、あー、ここで揺らすかなるほど、
と感心はするけど感動はないかな。
パシフィムなら楽しそうだ。
画面も小さいし。
日本橋の100円増しスクリーンの方が迫力ありそう。
4DXは気になっていたので、見たこと自体は後悔してないけどね。

それよりもオタク男子ってなんであんなに喋るんだろう。
客電が落ちたら静かにして欲しいわ。
原作もテレビシリーズも知って来ているだろうに
前編の終わりも予想がつくだろうに、
どうしてスマホの液晶光らせて時間を見るんだ。

たまたまかもしれないけど、
私が見に行ったアニメや特撮映画では、
ハイテンションでうるさいのは女子より男子の方が多い。
女子は上映前は賑やかでも始まれば静か。
身動ぎするな笑うなとは言わないけど、
自宅でテレビを見ているときのようにナチュラルに会話するのは止めて欲しいわ。ね。

そうそう、ライダーの予告も流れたんですが
呉島兄弟の並び再びに
声にならない悲鳴を上げていらっしゃる女子がたくさんいました。


午前中にTOHO日本橋で別作品を見たとき
ポップコーンコンボを買いました。

缶バッジは兵長でした。
祭りには乗らないとね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョルジョ・デ・キリコ展

2014年11月22日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


白い建物にマネキンが大好きな私ですが、
古典的な油彩に見惚れ、
素描の美しさにクラクラしました。

わりと最近の人だったんだなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「黄昏」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年11月22日 | 映画
70代のノーマンと60代のエセルの夫婦が湖畔の別荘でワンシーズンを過ごす。
泳いでいるけど薪を焚いているから秋ぐらい?
そこに娘とその恋人達が訪ねて来る。

かつて教授だったノーマンがすることもなく老いて
健康も記憶力も衰えることに暗い気持ちを持つのはわかるけど
理解ある伴侶がそばにいるからなあ。
私は一人寂しく老いるのになあ。

以前舞台版を見たけど、その時の方が父娘の確執は激しくて、
大人になって父のことが理解できても
子供の頃の傷は一生癒えないよな、と思ったけど、
この映画では娘のわだかまりはあっさり消えた。
実の親子で共演だから仕方がないのかなあ。

息子役の演技が上手かった。

午前十を見てると、
「旅情」のヒロインが帰国後にいい伴侶を見つけて
ハッピーエンドの後の話に思えるわ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「白鳥の湖」ザハロワ&ロヂキン/ボリショイ・バレエ

2014年11月20日 | バレエ・ダンス
類い稀なる美しい身体つき、ずば抜けた身体能力が融合したザハロワは素晴らしく優美。
もう、美しい、としか言えない。
長い腕が綺麗にしなっている。
コンテでは筋肉美の力強さを感じる姫ですが
今日の白鳥は儚げ、とは言えないけど、たおやかで女性らしい。
ほんと、お美しい。うっとり。
黒鳥は猛々しくダイナミック!
32回転は力強く迫力のあるシングルでした。
その後の白鳥は同じダンサーとは思えないぐらい
内面から滲み出る雰囲気が違いました。
彼女の古典全幕もそろそろ貴重になっていくんだろうな。
しみじみ。

ロヂキンはトロワの格かなあ。
(この版では王子がトロワに入っています)
1幕と2」幕を繋ぐソロはいいけど群舞が入ると紛れる。
しかし、姫を落とさなきゃいいよ、というハードルしかないから不満はない。
踊り自体は落ち着いて丁寧で好感が持てる。
3場では花嫁候補の誰よりも乙女っぽい王子だった。
4場のジャンプに体力を温存していたかと思うぐらい
終盤は生き生きと踊っていました。
いろいろ今後に期待。
全幕とも白い衣装だったな。ボリショイってこうだっけ?

メドヴェージェフの道化はインパクト不足。
細かい踊りは綺麗だけどもうちょいなにか欲しい。
岩田守弘さんは華やかなスターだったんだなあ、と、今さらながらに思う。

ロットバルトのベリャコフは、ザ・ボリショイ!って踊りでウハウハ。
踊りが台詞になりつつ実にダイナミック!いいねえ。
若手なんだね。
2012年はロヂキンもベリャコフもワルツに入っていた。

トロワ女性も良かったよ!

しかしハコが小さく感じられる。
みんな存在感がはみ出し気味。

音楽はスピーディで情緒はないけど、それがボリショイなのさ!
なんでも踊りで表して芸術性が物足りないのがボリショイ、
芸術性がある人なら素晴らしい舞台になるがそうでない人だとかったるいだけのマリインスキー、
どちらもそれぞれ個性があるのがいいのだ。

ラストはやっぱり連載打ち切り感があるけど、
世継ぎの王子が生き延びるから、
それなりにハッピーエンド?
王子は悲しい恋の想い出を胸に、貴族の娘さんと結婚するんだろうな。

オケのハープが絶品でした。
今日一番気合が入った演奏はロシアの踊りだった。
本気度が違ったわ。


【配役等】
オデット/オディール:スヴェトラーナ・ザハーロワ
ジークフリート王子:デニス・ロヂキン
王妃(王子の母):クリスティーナ・カラショーワ
悪魔ロットバルト:アルテミー・ベリャコフ
王子の家庭教師:ヴィタリー・ビクティミロフ
道化:デニス・メドヴェージェフ
王子の友人たち:アンナ・ニクーリナ、クリスティーナ・クレトワ
儀典長:アレクサンドル・ファジェーチェフ
花嫁候補たち
ハンガリー:アンジェリーナ・カルポワ
ロシア:アンナ・レベツカヤ
スペイン:アンナ・チホミロワ
ナポリ:ダリア・コフロワ
ポーランド:マリーヤ・セメニャチェンコ
3羽の白鳥:
 アンジェリーナ・カルポワ、オルガ・マルチェンコワ、アナ・トゥラザシヴィリ
4羽の白鳥:
 ユリア・ルンキナ、アンナ・ヴォロンコワ、
 スヴェトラーナ・パヴロワ、マルガリータ・シュライネル
ワルツ:
 アンナ・レベツカヤ、ネッリ・コバヒーゼ、
 アナ・トゥラザシヴィリ、ヤニーナ・パリエンコ、
 ミハイル・クリュチコフ、イワン・アレクセーエフ、
 ドミトリー・エフレーモフ、クリム・エフィーモフ


指揮:パーヴェル・ソローキン
管弦楽:ボリショイ劇場管弦楽団
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cafe&Bar キャラクロ feat. 劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- 秋葉原(2回目)

2014年11月17日 | タイバニ
今日のシールは姐さん。


バニーちゃんのノンアルコールワイン。

ノンアルコールワインは氷で薄くならないからちびちび飲むのに適しているね。

折紙ロックハイのピザ。

ボリュームあるよ!
手掴みで食べると半熟卵とかボロボロこぼれてくるので、
上品にナイフとフォークを使うのが吉。


芸が細かいわ~。

バイクに乗る新コンビに去られ、しょんぼりするロートル。

と、ウハウハしてオーダーしたんですが、
お店のお姉さんに「新アポロントリオですね!」と言われ、
己の汚れっぷりを反省しました。

ルーレットを回すお姉さんは牛押し。
キューはもちろん「うしっ!」
特別映像はライアンちゃんでした。
ゴージャスだったわ~。


今回の進行係のお姉さんも牛押しでした。
ランキングは「幼稚園の先生が似合うHERO」で、
 ・子持ちという噂があるワイルドタイガー
 ・園児にからかわれ困るバーナビーさん
  例)先生、彼女いるの~?
 ・園長が似合いそうなファイヤー、ルナティック
 ・エプロン姿で手芸をするロックバイソン
などの説明がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リカ会親睦会(慶長幻魔戦記)

2014年11月16日 | 紫吹淳(リカちゃん)
「SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-」横浜公演千秋楽の後に
ファンクラブの親睦会が行われました。
舞台装置トラブルがあったとかで、
リカちゃんのトーク後にお食事、という流れが
先にお食事しつつ、リカちゃんが登場という流れになりました。
唇ヌラヌラでリカちゃんにお会いしましたよ~。

公演中のイベント、というだけでなく
お誕生日イベントでもありました。

いつものように、
かなり率直なお話が聞けました。

体調管理で気をつけていることは?
公演中はお酒を飲まない。
すごく強いけど飲んだら、顔が浮腫む。
特別な健康法はないけど、
風邪をひいている人と話したら風邪薬を飲むなど
早めの予防をする。

などなど。
詳しいお話を聞きたければ、
ぜひエヴォリュエにご入会ください。

会場は横浜中華街の

状元楼。
リカちゃんが「もしもツアーズ」で来て、
すごく美味しかったので「親睦会はぜひここで!」
とマネージャーにリクエストしたそうです。

がっつりコースでした。
メインはエビの黒酢あえパンプキンソースだったかな、

エビは一人3個です、とお店の人から注意有り。
おかげさまでがっつり美味しい食事ができました。
ありがとう、リカちゃん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「泣く男」

2014年11月14日 | 映画
チャン・ドンゴンのガンアクション。
傷つき、血塗れになりながら闘い続ける男。
ギョロッとした目が魅力的。
無慈悲に見えてそうでもない。
韓国生まれ、米国育ち、(米国内の)中国マフィアの殺し屋となった男の
本当の望みはラストの涙で語られる。
話の展開は強引過ぎだけど、男の孤独感が良い。

具体的に描かれない男達の過去がとても気になる!
外人二人も韓国組もホモ臭い友情で強く結ばれているんだわさー。
終盤の、あの、アレを掴んで、で、応じて、が、ものすごく良かったよー。

洗浄係の俗物ぶりも良かった。

韓国アクションはラストがハッピーかアンハッピーか予測できないからずっと緊張してました。

異論はわんさか来そうだけど。
韓国って隣国だしアジアだから日本人に近いと思いがちだけど、
俳優さんはアジアよりコーカソイドの体格の人が多いかんじがする。
兵役がーッ!って意見があるかもしれないけれど、
それ以前に骨格レベルで違うよね。
身体の前後の厚みがあるから歌声も響くしアクションも様になるんだなあ。

コーカソイドの骨格だから筋肉も綺麗に乗るんだろうな。
一概には言えないし、日本人に好まれる日本人俳優は薄っぺらい体型なのかもしれないけど、
「あと15cm背が高い真田広之」の体型の人が向こうには多い気がする。
日本人には日本人の良さはあるけどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エリザベート(3回目)」宝塚花組

2014年11月13日 | 宝塚(花組)


二幕冒頭のルキーニのアドリブ。
♪チャッチャッチャッチャ~ 
歩みと歌を一度止め客席を見る、が、再開。
笑いが起こり、立ち止まり、説明。
「人を探しているんですよ。
 星組版ではハンガリーの革命家エルマー、
 宙組版ではルイジ・ルキーニの
 元星組トップスターの湖月わたるさんです!
 昔はルキーニ、今はシカゴの世界で牢に入って。
 大変ですね。
 写真、撮らせてもらっていいですか?」
上手側にちょっと移動し、カメラの位置を変える。
「角度がね、難しいですよ。
 では、お約束の言葉を。
 鳩が出ますよ!」
フラッシュを焚き撮り終わり、
「俺、一生忘れません。 」
わたる君は立ち上がって応えていたそうですが
2階席からでは見えませんでした。


今日は、なんと言うのでしょうか、
ミキサーさんの超本気を見た、と言うのでしょうか、
いや、聞いたと言うのでしょうか。
蘭はなちゃんの歌声の響きがとても良かった。
3割増しぐらいに上手く聞こえたような気がしました。

今日の蘭はなちゃんのシシィは激しい気性の女性。
死の影が、というより、
ここじゃない何処かになにかあるはず、
と、自分がなにを欲しているかわかっていないのに
ひたすら脇目も振らず走っているかんじ。
原版のエゴイストのシシィに近いのかな。
これはこれでありだけど、
やっぱりトートとの接点は見えない。
ちょっと痩せた?頬がげっそりしてた?
そのせいか大人っぽさが増したような。

マイクの加減もあるだろうけど、歌はかなり良くなった。
ちょっぴり音程が揺らぐことはあったけど、
感情が上手く乗っているので、あまり気にならない。
ヴィンディッシュに撫でられたときの安らいだ雰囲気に泣けた。
経年変化も上手かった。
これでトートとの芝居が噛み合えばなあ。
敢えて噛み合わない二人と見るべき?

みりおトートも、飛んでるトンボを追いかけて
遠い街まで行っちゃった子供のようで、
自分がなにを手に入れたいかわかっていないんじゃないかな。
二人とも子供の激しい容赦ない欲求に満ち溢れているけど、
彼じゃなきゃ&彼女じゃなきゃ、の限定感がもっと欲しいかなあ。

みっちゃんは今日も苦悩の眉間が素敵。

ルドルフはキキ。繊細さがいいな。
僕はママの鏡だから~自殺の流れが自然で納得。
死に突き進むカレーもいいんだけどね。

だいもんルキーニは、吹っ切れた感があるな。
雪組でも頑張って。
花乃ちゃんのエトワールの歌は微妙だな。
芝居の歌なら良くなるのかな。
みりおより体格がよさそう・・・?

私は星組版がBestだけど、
今回の花組版がBestで基本になる人もいるんだろうな。
それぞれ違うのが宝塚の良いところだよね。

ロケットはいま見てもイイね。
これくら面白い振付は最近の先生には無理なのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ヘラクレス」

2014年11月11日 | 映画
また「なんちゃってギリシャ神話」かと思ってたけど、
「ゼウスの名を利用した人間の傭兵」の話で、
そこが良かった!

人間だもの、間違えることはあるよね。
それでも正しい道を行くのが英雄なんだ!

戦場では有能だけど、人が良いため
結局はいろいろな人に利用されてしまうヘラクレス。
じじい達は伊達に長生きしてるわけじゃないのね。
若者を上回る策略を張り巡らせて、もう、いけず!
膝出しじじいが武器を持ってマッチョに挑むとは思わなかったよ!
楽し過ぎ!

でも、王様(昔の主)の辛さもわかるなあ。
ああするしかなかったんだろうな。

そんなことを思いつつ、
神話を上手く「リアルな人間の話」に翻案したな、と感心してたら、
ラストは「ヘラクレス」の名にふさわしい活躍でした。
そうくるか!
腹の底からの爽快感に酔いしれました。
うっはっはっーー!!

意外に伏線も上手いこと張ってたよね。
神話の始まり方とラストも繋がったし。

エンディングロールのポリゴン絵もかっこよかった!

あと、人海戦術が良かったよ。
野山を軍隊がたらたら歩いて移動している絵がすごく良かった。
実際の農民主体の軍隊はあんなかんじなんだろうな。

今日はシネマサンシャイン池袋の3D吹替で見たけど、
奥行きがありつつ客席側にも張り出してくるようで、
今まで見た中3Dで一番広がりがあったな。
映画館のシステムなのか、製作時の仕様かわからないけど、
すごく迫力があった。
たいてむのイケメンボイスも堪能したよ!

ロック様も渋くて素敵になってたわ~。
蠍王の時は猛々しいだけだったけど
今回は特にお髭が似合っていてウットリ。


ポワロの兄の名もギリシャ神話から取ったんだよね、
アキレスだっけか、
と、ゆで卵親父のビジュアルと共にときどき邪念到来。

エルキュールがヘラクレスの仏語読みと知ったときは
ゆで卵とギリシャ神話のイメージの差異にとまどったなあ。
英語読みのハーキュリーズも迫力に欠けるよね。
(だから吹替で正解かも)
JCSでペテロのピーター呼びヨハネのジョン呼びが萎えるように、
やっぱ、ヘラクレスはヘラクレスだ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「進撃の巨人 in ナンジャタウン」

2014年11月11日 | 進撃の巨人
ナンジャの進撃イベントに行ってきました。

とりあえず、フードから。
18時20分ぐらいに到着し、まず餃子、と思ったら
いま仕込み中で、できあがるのは30分後ぐらい、と言われまして。

仕方が無いので、先に甘い物から。

「超巨大巨人を駆逐し、果物を確保せよ!」デザート(830円)
パティスリーキュート


シュークリームの土台に果物と巨人の顔が突き刺さっています。
巨人の顔はチョコレート。

手に持つと溶けてくるの要注意。

「どうしてオレの馬は戻ってこねぇんだよ・・・」ジャンの馬は何処へ?!アイス(770円)
ご当地アイスパーラー


馬もチョコ

どうしても食べておきたくて、
できあがりを待ったのはこちら。
リヴァイの「オレから二馬身以上遅れるなよ」餃子(830円)
羽根付き餃子の共演



左右を逆にしてみる


2段重ねでした。

皮は厚め。ちょっと甘みがある?中身は野菜多め。

もう一個。
ハンジの「クッッソ熱ッいぜ!!」熱々強靱の腕餃子丼(780円)
包王



全体的にタイバニの時より小ぶりになっていて
でも、値段は上がっています。
景気のせいなのか、版権料の違いなのか。
ネタ感も少ないせいか、タイバニ時のような
全部食べるぜ!って気持ちにはならないなあ。
クリスマスバージョンでなにかそそられるネタが出てくるといいなあ。

ガラポンも回してきました。
ポストカードとバッジ。

ちみキャラは可愛いと思うけど
購買意欲は刺激されないし、
アニメからの絵はDVDとか見ればいいしで、
これまた続けて回そう感がおきません。
タイバニはネタの宝庫だったんだなあ。
というより、物欲を押す力が魔的すぎだったんだな。
缶バッジでナジャヴを選んだら
お店のお姉さんから「ありがとうございます!!」って言われました。
でもコスプレナジャヴの方がレアだよね。

ガラポンコーナーには数人でとりかかるゲームもあったけど
公開処刑風味なかんじな気がする。
誰もやってなかったけど。
猫たちのコスプレ。






みなさん冬の締切等があるためなのか
園内はとても空いていました。
リニューアルでフードショップはちょっと減ったのかなあ。
食べるスペースは増えたけど
ここにあった餃子屋は??と思うこと数回。

ついでなので園内をウロウロ。
クリスマスだね。




映画館の上映作品が変わっていた。


お正月用?しめ縄も猫。


モジャヴに遭遇!

「団長」です!

サクッと回って終了。
出てから気がついたけど入口もクリスマス仕様でした。







オマケ。
シネマサンシャイン池袋のエレベーターが進撃宣伝でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「第九交響曲」東京バレエ団、モーリス・ベジャール・バレエ団

2014年11月09日 | バレエ・ダンス

総合芸術を堪能。
BBLのダンサーはベジャール語のネイティブ・スピーカーなんだと痛感。
東バも頑張っているけど、こなれ感が全く違うな。
ジルは上手いこと維持しているな。

第一楽章、弾くんは太腿がスッキリした?
梅澤くんも若い勢いがあっていいね。
水香ちゃんの無機的な部分もマッチしている。

第二楽章、特に大貫さんの踊りがキレキレでワクワク。

その後の第三楽章のロス&ファブローは
大人の穏やかな愛という感じ。美しい世界。

第四楽章は大盛り上がり。
那須野くんって若手のイメージだったけど、
今回は「真ん中」の存在感を感じた。

前後するけどオープニングはジルの朗読。
ちょっとした動きが軽やかで音楽的。
声も美しい。
フランス語は全くわからないけど、
「ジルの朗読90分でもいいよ」と、ちょっぴり思った。

「第九」はパリオペ来日公演でも見ているんだけど、
確かエトワールはイレールぐらいで、
マエストロと握手した後はあんまり踊らなくて、
フィナーレのダンサーはBBL(?)からの客演で
パリオペに入ると違和感、ぐらいしか覚えてないなあ。
今回は楽しかった。
イスラエル・フィルも素晴らしかった。
こんな素晴らしい演奏は会員券でないと聞けないなあ。


【配役等】
≪プロローグ≫
フリードリヒ・ニーチェのテキスト朗読  
ジル・ロマン

≪第1楽章≫
柄本弾
上野水香
梅澤紘貴 吉岡美佳
入戸野伊織 高木綾
岸本秀雄 奈良春夏
乾友子、渡辺理恵、村上美香、吉川留衣、岸本夏未、
矢島まい、川島麻実子、河合眞里、小川ふみ、伝田陽美
安田峻介、杉山優一、吉田蓮、松野乃知、原田祥博、
和田康佑、宮崎大樹、上瀧達也、山田眞央、河上知輝

≪第2楽章≫
キャサリーン・ティエルヘルム
大貫真幹
コジマ・ムノス、アルドリアナ・バルガス・ロペス、大橋真理、
沖香菜子/キアラ・ポスカ、クレリア・メルシエ
ヴァランタン・ルヴァラン、ウィンテン・ギリアムス、
ドノヴァン・ヴィクトワール、マッティア・ガリオト、アンジェロ・ペルフィド

≪第3楽章≫
エリザベット・ロス
ジュリアン・ファヴロー
リザ・カノ、ファブリス・ガララーギュ
ポリーヌ・ヴォワザール、フェリペ・ロシャ
ジャスミン・カマロタ、渡辺理恵/キアラ・ポスカ、
カルメ・マリア・アンドレス、アルドリアナ・バルガス・ロペス
スン・ジャ・ユン、エクトール・ナヴァロ、
ヴァランタン・ルヴァラン、ハビエル・カサド・スアレス

≪第4楽章≫
導入部
オスカー・シャコン

これまでの楽章のソリスト
柄本弾  大貫真幹  ジュリアン・ファヴロー

「歓喜の歌」
オスカー・シャコン(バス) 那須野圭右(テノール)
マーシャ・ロドリゲス(ソプラノ) コジマ・ムノス(アルト)

フーガ
大橋真理、ウィンテン・ギリアムス
アルドリアナ・バルガス・ロペス、エクトール・ナヴァロ

フィナーレ
アランナ・アーキバルド
モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団
アフリカン・ダンサー(特別参加)


テキスト: フリードリヒ・ニーチェ 
音楽: ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
オリジナル美術・衣裳:ジョエル・ルスタン、ロジェ・ベルナール 
照明:ドミニク・ロマン
衣裳制作:アンリ・ダヴィラ

指揮:ズービン・メータ
演奏:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:クリスティン・ルイス  
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:福井敬 
バス:アレクサンダー・ヴィノグラードフ
パーカッション:J.B.メイヤー、ティエリー・ホクシュタッター(シティーパーカッション)
合唱指揮:栗山文昭 
合唱:栗友会合唱団
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「SONG OF SOULS-慶長幻魔戦記-」

2014年11月09日 | 紫吹淳(リカちゃん)

シリーズ前作と同じく、
イケメン芝居にもなんちゃって冒険活劇にもダンスメイン公演にも徹しきれず、
どこが売りなのか掴めない。
歌が、芝居に沿ってというより、各役の「持ち歌」で、
なんか乗り切れないんだよね。
青春ソング的だし。

説明台詞がメチャ多いけど、
それさえ足りなかった八犬伝よりはいいかな。

敗者の怨念を集めて世界転覆を狙う魔物、ってネタは今さらだし、
その魔物の正体が「彼」なのは使い古されたネタだし、
予想はしていたけど少々げんなり。
そのわりには主人公(だよね?)は、なにもせず。
「平和」を連呼するけど、この人も史実では相当えげつないないよね。

天海和尚とお福(春日局)がラブモードも、
どう見りゃいいんだ。

役者さん達はいいんだけどね。
特に加藤くんはロミジュリ、ベスを経て
演技力のレベルが相当上がったのを実感。
泉見くんはどの方向に行くのかな。
なまじ歌という武器があるだけに迷走している感がある。
こういう芝居のトップより、帝劇の脇の方が良いと思うんだ。
あくまでも個人的に。

リカちゃんはお福と阿国の2役。
ほんとに2役か、実は同じ人なのかは、
もうちょい書いて欲しいかな。
たぶん後者なんだろうけど、
不思議な力を持っているのはなぜなのかしら。
それより、歌わせないでよ!
ドスの効いた声で喋って、
あとは揺れているだけでいいんだようっ!
魔物の方が良かったようっ!

貴水さんは大迫力。
accessだったのにね。
すっかり役者さんだ。
体格が良いので舞台映えするし、
立ち回りも綺麗だった。

バッチの芝居もいいね。
声の通りも良いわ。
魔法の球を投げるより、文字を・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする