総合芸術を堪能。
BBLのダンサーはベジャール語のネイティブ・スピーカーなんだと痛感。
東バも頑張っているけど、こなれ感が全く違うな。
ジルは上手いこと維持しているな。
第一楽章、弾くんは太腿がスッキリした?
梅澤くんも若い勢いがあっていいね。
水香ちゃんの無機的な部分もマッチしている。
第二楽章、特に大貫さんの踊りがキレキレでワクワク。
その後の第三楽章のロス&ファブローは
大人の穏やかな愛という感じ。美しい世界。
第四楽章は大盛り上がり。
那須野くんって若手のイメージだったけど、
今回は「真ん中」の存在感を感じた。
前後するけどオープニングはジルの朗読。
ちょっとした動きが軽やかで音楽的。
声も美しい。
フランス語は全くわからないけど、
「ジルの朗読90分でもいいよ」と、ちょっぴり思った。
「第九」はパリオペ来日公演でも見ているんだけど、
確かエトワールはイレールぐらいで、
マエストロと握手した後はあんまり踊らなくて、
フィナーレのダンサーはBBL(?)からの客演で
パリオペに入ると違和感、ぐらいしか覚えてないなあ。
今回は楽しかった。
イスラエル・フィルも素晴らしかった。
こんな素晴らしい演奏は会員券でないと聞けないなあ。
【配役等】
≪プロローグ≫
フリードリヒ・ニーチェのテキスト朗読
ジル・ロマン
≪第1楽章≫
柄本弾
上野水香
梅澤紘貴 吉岡美佳
入戸野伊織 高木綾
岸本秀雄 奈良春夏
乾友子、渡辺理恵、村上美香、吉川留衣、岸本夏未、
矢島まい、川島麻実子、河合眞里、小川ふみ、伝田陽美
安田峻介、杉山優一、吉田蓮、松野乃知、原田祥博、
和田康佑、宮崎大樹、上瀧達也、山田眞央、河上知輝
≪第2楽章≫
キャサリーン・ティエルヘルム
大貫真幹
コジマ・ムノス、アルドリアナ・バルガス・ロペス、大橋真理、
沖香菜子/キアラ・ポスカ、クレリア・メルシエ
ヴァランタン・ルヴァラン、ウィンテン・ギリアムス、
ドノヴァン・ヴィクトワール、マッティア・ガリオト、アンジェロ・ペルフィド
≪第3楽章≫
エリザベット・ロス
ジュリアン・ファヴロー
リザ・カノ、ファブリス・ガララーギュ
ポリーヌ・ヴォワザール、フェリペ・ロシャ
ジャスミン・カマロタ、渡辺理恵/キアラ・ポスカ、
カルメ・マリア・アンドレス、アルドリアナ・バルガス・ロペス
スン・ジャ・ユン、エクトール・ナヴァロ、
ヴァランタン・ルヴァラン、ハビエル・カサド・スアレス
≪第4楽章≫
導入部
オスカー・シャコン
これまでの楽章のソリスト
柄本弾 大貫真幹 ジュリアン・ファヴロー
「歓喜の歌」
オスカー・シャコン(バス) 那須野圭右(テノール)
マーシャ・ロドリゲス(ソプラノ) コジマ・ムノス(アルト)
フーガ
大橋真理、ウィンテン・ギリアムス
アルドリアナ・バルガス・ロペス、エクトール・ナヴァロ
フィナーレ
アランナ・アーキバルド
モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団
アフリカン・ダンサー(特別参加)
テキスト: フリードリヒ・ニーチェ
音楽: ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
オリジナル美術・衣裳:ジョエル・ルスタン、ロジェ・ベルナール
照明:ドミニク・ロマン
衣裳制作:アンリ・ダヴィラ
指揮:ズービン・メータ
演奏:イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:クリスティン・ルイス
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
テノール:福井敬
バス:アレクサンダー・ヴィノグラードフ
パーカッション:J.B.メイヤー、ティエリー・ホクシュタッター(シティーパーカッション)
合唱指揮:栗山文昭
合唱:栗友会合唱団