きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ドラキュラ ZERO」

2014年11月02日 | 映画
トランシルバニア君主ヴラドは幼い頃にトルコの人質になり
戦場で戦いを重ねてきた。
故郷に戻り君主となるがトルコとの緊張関係は続いていた。
ついにトルコの皇帝は朝貢だけで無く
戦士となる男子1000人の徴収を要求してきた。
その中にはヴラドの息子も含まれていた。

多勢のトルコ軍に対し、劣勢なヴラドは
禁断の力を得て吸血鬼となる。


ルーク・エヴァンスの無双ぶりを楽しむ映画だと思ったら
吸血鬼なるまでの悩める姿もとても良かった。
1度で二粒の美味しさ。

まあ、王妃さまが、ちょっと要求しすぎかな。
あの状態なら眼球も脳漿もどっぱーーんだけど
それはまあ、言わんとこ。
(史実では投身自殺らしいね)

ヴラドはてっきり洞窟に捕らわれ
外に出られなくなると思ったのに
ラストは不老不死のまま出歩いてたよね。
彼は洞窟に入らず放浪しているから
洞窟の主が(あるいは彼を洞窟の主に変えた者達が)
生き延びたヴラドを追いかけてきたのかな?

パート2も作りたいんだろうけど
難しそうだなあ。
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「ニッポン無責任時代」(第二回 新・午前十時の映画祭)

2014年11月02日 | 映画
調子の良い平均(たいら・ひとし)は
競馬にのめり込み会社をクビに。
しかしバーで掴んだ情報から洋酒メーカーに入り込み
ついには・・・。

冷静に考えれば、ありえない、むしろ詐欺、なんだけど
そんなことを考える間もないくらい
あれよあれよとテンポ良く小気味よく話は進み、
ラストは爽快感満載。
平さんはたんなるお追従でなんとかしたのではなく
情報をいち早く掴み、さらに先を読む能力がある。
笑顔ながらも切れ者で、昇っていくのは納得だった。

日本映画が脂に乗っていた時代を感じたなあ。

私にはかくし芸大会でお馴染みな方々が
実にお若くてびっくり。
銅像はどっちだっけか、と、しばし悩む。

水商売の女性は頭の回転も必要なんだなあ。
あんな返しは私には無理だわあ。
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