日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

節分追儺式、大入叶福銭で福は内鬼は外を唱う。米寿を祝う会の報告

2014年02月03日 | Weblog

 故郷の不動岡不動尊の2月3日は、節分の日の恒例の大行事が盛大に開催される。松明に火をつけた赤鬼が、青鬼黒鬼を従えて回廊を乱舞し乍ら、観客に火の粉を振りまく。それを年男達が不動堂の中から、升に盛られた豆や豆銭を撒き散らし、鬼に目がけて投げつけ、追い払う勇壮な行事である。子供の頃は毎年本堂前の広場に陣取って、豆銭を人を押し分け争って豆を拾ったもので、懐かしさが一杯である。この行事が終えると明日から早春となるわけである。人間はもとより森羅万象の動・植物達が活動の先駆けとなる節分追儺式、春の出で立ちのお目出度い日でもある。写真はその節分草である。世田谷観音から大入叶福銭を頂き、夜分には福は内、鬼は外と唱え、家族の幸福と健勝を祈願した。大変嬉しいことに同門会副会長からこの6月8日(日)12時より明治記念館で、私の米寿のお祝いの会を開催することが決まった由、「楽しみにお待ち致しております」とのこと、恐縮の至りと返答をした次第である。