約2週間に亘って赤沢と京都に逗留して、季節の緑を楽しんで来た一家に取って、今回は長い連休となった。朝から家中の片ずけや、お買い物など亦自分の食料などを整えていた。上京時刻が午後3時頃と聞いていたので、ゆっくり三茶での買い物を終えた。丁度帰宅したところへ、3人?が家の前でタクシーから降りるところであった。幸運この上無しだった。皆を大喜びで迎えた。居間での会話が弾み、あれやこれやで小憩を取っていた。メイもすっかり彼方此方での仮住まいで、きっと疲れて、ストレスもさぞ大きかった事であろう。家に入ってからも、何となく元気が無かったからである。
午後6時には近くの日本料亭で恵美子を接待し乍ら、鰻丼を美味しくつついて、歓談頻りであった。息子夫婦の二人分の鰻重を手土産として持参し、帰宅したのは午後7時半過ぎであったろう。息子が帰り嫁も帰り、午後11時半過ぎまで、楽しく嬉しい会話が、家中の皆の暖かい会話を楽しく包み乍ら、続々と夜半近くまで続いた。寝室へ休んだのは12時半過ぎであった。何しろ久し振りの東京での歓談だけに、楽しく爽やかで嬉しい初夏の一夜であった。