今朝の新聞で新潟県のある都市で、バスの休憩所の傍のタバコ捨て缶に、張り紙で「小鳥の巣がありますので使用しないで下さい」と、張り紙が貼られているのに目がついた。見れば四十雀の巣であった。ひと昔前、私の子供が小学生時代、赤沢の別荘の庭の桜の幹に、3個の巣箱を設置して小鳥の生態を観察したことを、思い出す。それぞれ四十雀が住み着いて抱卵して可愛いヒナが巣箱の出入り口から、盛んに親鳥に“餌を頂戴”と迫っていたことを、楽しく懐かしく思い出す。可愛いい可愛いいものであった。自然と人生が楽しく交錯して、それはそれは、こよなく嬉しい自然の風物詩であったのである。