晩春を経て今日から夏日が続くそうである。いよいよ「夏は来ぬ」に入るらしい。私は夏生まれだから!こよなく夏が大好きなのである。佐々木信綱作の夏は来ぬの情景が、何時もありありと、抒情詩のごとく走馬灯の絵のごとく、生まれて来るのである。卯の花、水鶏、橘、時鳥、五月雨、卯の花、早苗、楝(栴檀)などなど、故郷の情景が今すぐそこに現れてくる様である。今朝の雨が霽れ上がってからは愈々初夏だ!これから湘南新宿ラインで一路北下して、故郷の父母や先祖の墓参りをして淑子が鬼籍に入ったことの報告を、してくる積りである。その折暇があり分かったら、小学校の同期の金子・峰岸君の墓参も実施してきたい。 さて、今週末には京都の娘からの招きで、約二週間ばかり京都に逗留する予定なので、この日曜日から東京を後にする積りである。