昨日から小雨まじりで春雨だったが、今朝からは大雨に見舞われてしまった。今日の午前中はそんな理由で足止めを食ってしまったが、午後から晴れて文字通りの「夏は来ぬ」の天気になった。今日は思う存分この長岡公園を堪能しようと思う。
昭和33年歯科医師からさらに医師となって耳鼻科で勤務していた私、急ぎ病院から帰宅の途時交通事故にあって右膝関節の靭帯を損傷した。正しく様子を伝えれば良かったものを、急ぎ不正確な知らせで父は屹度吃驚仰天したらしく、その数日後脳出血で病臥を余儀無くされて仕舞ったのである。全く残念で不徳の致すところであった。あれから47年が経った今でも無念残念で、悔恨の情頻りで思慕する時、改めて堪らない思いである。さて、この年60年連れ沿った妻をこの3月、病魔で失った。惜別の情が鬱々と湧き出ている次第である。娘や息子や孫も二人居るので、孤独ではないが矢鱈に寂しい憶いである。ここ2〜3日前から娘夫婦の計らいで、京都の娘の家に身を寄せているが、決して孤独を託つ積もりは毛頭ない。が、そうは言うものの、一人の寂しさを、幾分なりとも長岡天神公園の雄大な自然に抱かれてタイムトリップをしている毎日なのである。何と今まで3回も現役の勤務を終えているので、現在の心境と言えば、極めて恵まれた状況にあり、至上の幸せに包まれている。この日に改めて、今までに交友のあった多くの友人知己の方々、そして家族全員に感謝の誠を捧げたい。