丁度いま杜鵑花(さつき)と杜若(かきつばた)があちこちに咲き誇っている。「杜若咲くや日照りの朝雲り」の名句が咄嗟に頭に浮かぶ。が,今年はずーっと天候不順で、季節の静かな自然の移り変わりが楽しめないまま、梅雨入りだと言う。シャガ、紫蘭、椎、黐(もち)などの花が盛で、良い香りを放っている。散歩の道すがら見上げると黐類の花盛りがどこにも見られる。常緑樹の衣替えで下枝の枯れ葉が、ハラハラひらひらと地面に落ちこぼれている。雨の降りしきるなか傘を差し、メイは雨合羽を身を包んで、いつもの公園を散歩、〈儀式〉を終えて30分位で帰宅した。
久し振りに上野に行き、例の有名な国宝薬師寺展を参観・見学してきた。1300年前の祈願建立だけに、荘厳重厚、神と仏の合体したような菩薩像、日光・月光両立像には、穏やかな微笑のお顔立ちが慈愛溢れる眼差しと共に印象深い。長い長い1300年間、どれ程の人達を救済されたかも数知れず、矢張り素晴らしいの感動感嘆の言葉のみが迸り出る!雨の午後の往復と見学都合4時間、1300年の歴史を回顧し祈りを捧げて、今日唯今帰宅した直後の感概無量さである。
久し振りに上野に行き、例の有名な国宝薬師寺展を参観・見学してきた。1300年前の祈願建立だけに、荘厳重厚、神と仏の合体したような菩薩像、日光・月光両立像には、穏やかな微笑のお顔立ちが慈愛溢れる眼差しと共に印象深い。長い長い1300年間、どれ程の人達を救済されたかも数知れず、矢張り素晴らしいの感動感嘆の言葉のみが迸り出る!雨の午後の往復と見学都合4時間、1300年の歴史を回顧し祈りを捧げて、今日唯今帰宅した直後の感概無量さである。