日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

酷暑の楽しい憶い出

2007年08月07日 | Weblog
この時期酷暑の真っ直中、私が夏っ子のせいか、この暑さが堪らなく大好き。掻き氷、打ち水,昼下がりの往還、緑陰、蝉の声、道路の照り返し、麦わら帽子、簾掛けの窓、うだる暑さの樹木の葉の萎れ、蜻蛉取り、月遅れの七夕、団扇、夕涼み、蚊遣り、早朝の水遊び、すだれ格子の襖、松虫、井戸水の冷たさ、など,思い出すことどもがあまりにも多く、この酷暑はどれもこれも懐かしい。昔は陰湿な事件など皆無だっただけに,静かな町や村のたたずまいや人の心がとりわけ懐かしくて堪らない。
昨日田舎から長兄の病状が知らされた。この暑さで本人は固より家族一同も、本当に大変だと思う。少し涼しい季節迄頑張って欲しい。快方に向かって欲しいのだが、この暑さで食欲が落ちつつある模様だ。心配だ。取り敢えず明日家内と共に、田舎を訪ね、お見舞いを予定している。病状の改善を祈りつつ、床に就く。

第一回の夏休みを終了

2007年08月04日 | Weblog
都合3日に亘る第一回の夏休みが、今日で終わる。久し振り(確か40年振り)の信州の旅は、メイを連れての初旅だけに、身軽にお買い物や風景を楽しむと言うわけには行かないが、手間暇の掛るだけに、それだけメイの可愛さが最高最上で、道中の1日1日が、楽しく通り過ぎて来た。帰宅してホッとしたのは,私たちより寧ろメイかも知れない。
娘のホームページで、庭の桃が食べ切れない程の大豊作、色艶も良く果物皿に盛られた桃たちは,新鮮そのものだ。この中旬に娘一家が、我が家を訪ねる予定だが,それ迄に最盛期を過ぎた終盤の、この立派な桃の味を賞味したいものと、少しく期待している。
思えばこの桃ノ木、京都の庭を改造した時,娘と出入りの植木屋に行って、買い求めたたった一本が、“期待に反して”これほどまでに成育したもので,嬉しい喜びは一入だからだ。他に富有柿も今年豊作とか。土と気候と,手入れが重なっての植物たちのお礼返しかも知れない。第二回目の伊豆の旅、果てどんなドラマが展開するのやら、喜びと楽しさで期待が膨らむ。