2月に行った、名古屋市立大学の学生ツアーの報告の続きです。
報告①はこちら。報告②はこちら。報告③はこちら。報告④はこちら。報告⑤はこちら。
小学校でプログラムを実施した日の午後は、「コーヒーづくり体験」と「ゲーム大会に参加!」しました。
集落から田んぼに向かって降りていくと、水をたたえた田んぼのような池のようなところに出ました。
右手に見えている小屋で、コーヒーづくりをするよ!とオパンたちが言います。
おやおや。サインが作られています。若者たちのやる気が垣間見えます。
サインの下でパシャリ。
準備をする間、子供たちと遊びます。
さて。コーヒーの量に対して1/3くらいのお米を先に炒めてから、コーヒーを炒めていきます。
もちろん、体験します。
子どもたちは、ガイドのパマンと魚釣り。池に魚が養殖されているのです。
コーヒーづくりを体験した後は、3つ子のおうちへ向かいます。
始まったのは、子供たちや村の人と対抗のゲーム大会です。
箸を使った「どっちが早くお菓子を口に運べるか大会!」とか。(インドネシア人もお箸使えるんだね)
目隠しをして、ぶらさげてある小さな焼き物を割ってみよう大会!とか。
焼き物の中には、お金(コイン)と水などが入っていて、上手に割れると子供たちが殺到するという仕掛けです。
最後は、風船を針で突きました。お金と白い粉がバラバラと落ちてきます。
このゲーム大会。ただの遊びじゃん、と思うかもしれません。まったくただの遊びです。
だけど、村の子供たちと触れ合う機会になって、その様子を村の人たちが眺めて楽しんでいます。
これは、三つ子のお父さんが準備をしてくれました。
12月のツアーを経て、今回この村で2度の学生ツアーを実施して感じたのは、オパンやタンティなどの若者や村の人たちが、周到にツアーの準備をしてくれたのだな、ということでした。
どんなことをして、日本の若者たちを楽しませようか。どうやって村の人と交流をもってもらおうか。
村人自身が考え、準備をし、もてなしてくれました。
もし、自分の住んでいる地域に外国からお客さんがやってきたら、こんな風に私たちはお客さんをもてなすことができるだろうか、とふと考えてしまいました。
日本の若者たちは、村での生活を体験しそれぞれに感じることがあったようです。
次回は、学生たちの感想をご紹介します。
子どもたちと記念写真。後ろで両手をあげているのが、三つ子(タンティ、ティウィ、トゥリスナ)のお父さんです。
報告⑦はこちら。
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