ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

ロンボクで人材育成!?~活動を通して思いや知識、スキルを伝える~ in Lombok

2016年03月04日 | ★2015年度(ロンボク)

ゆいツールは、活動の中でインドネシアの若者たちの人材育成も行っています。(写真を持ってくれているのが、ゆいツールの仲間たちです)

Yui-Tool sedang mengembangkan sumber daya manusia(muda-mudi) di Indonesia dalam kegiatannya.

それは、ゆいツールの活動を補佐したり、一緒に活動したりすることを通して、オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)という手法で、ゆいツールの思い、環境問題に関する知識、環境教育を行うスキルなどを伝えていくことです。また、活動の中で議論したり、見たこと感じたことから自分自身で考えたり、若者同士で学びあうことも重要です。

今回は、ゆいツールと一緒に活動している何人かの若者を紹介していきます。

Ini member Team Yui-Tool..

1人目は、以前からブログにたびたび登場しているティアさん。(mbak Jeanithia yg ketua Bank Sampah Udayana)

マタラム市のウダヤナごみ銀行を運営しています。

忙しいティアさんに代わって、プラスチック袋の洗浄や乾燥、整理作業を行ってくれているのがウダヤナごみ銀行のリスさん。(Ibu Ris yg staff BSU)

(写真右から2番目の赤い布を被った女性) Foto ini di desa Lingsar akhir bulan 2 2016. 

リスさんは昨年の9月から、ウダヤナごみ銀行の仕事を手伝うようになって、今ではクラフトづくりも上手になりました。講習会でも、村の女性たちにクラフトづくりの細かなところを一生懸命教えてくれます。

昨年11月にゆいツールと出会って、1月2月のロンボクの活動で大活躍したのが、中部ロンボク出身のラフマンくん。(Mas Rahman)(白いTシャツの若者)

彼は、プラヤ市にあるアナック・バンサ財団(貧しい家の子供の教育を行っている団体)のクラフトの先生でもあります。

彼はゆいツールと出会って、ごみ銀行をやりたい、と思うようになりました。

フットワークが軽く、声をかけると中部ロンボクからバイクに乗って颯爽とかけつけます。

彼の村でも1月に講習会を行いました。ちょうど日本の大学生が来ていた時だったので、同じくらいの年の子と知り合えてお互い刺激になったようでした。

そして、プラヤ市のアナさん。(Ibu Ana dari kota Praya)(写真右側)

彼女は、ロンボクのムスリムの典型的な主婦像です。ムスリムの女性は(特に田舎では)、一般的に旦那さんの許可がないと自由に出かけることができません。

そのため行動範囲が狭く、新しい友達を得るチャンスも少ないのです。

ゆいツールは、そういった村の主婦が活躍できる場を提供すると同時に、ゆいツールの活動のサポートもしてもらって、女性の能力を高めていけたらいいなぁと思います。

ゆいツールはこれからますますロンボクで若い人材を育て、環境保全を担っていけるようにしていきたいと考えています。

(山)

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2016年3月13日に、東京都目黒区にてロンボクのお話イベントを行います。

お申し込みは、下記のメールアドレスへメールか、フェイスブックで「参加」ボタンをクリックしてください!

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