5月に行われるはずだった写生が雨で中止になり、
10月に振り替わりました。
それで万博公園に折りたたみ椅子や筆洗用のペットボトル、お弁当まで持って
出かけてきました。
朝は冷え込みましたが、素晴らしい青空に薄い雲がたなびく絶好の写生日和でした。
スケッチブックはF6(いつものより一回り大きい)のを半分に区切って使います。
横長の紙にメインの所から横に横に描き足してゆき、いわばパノラマ風に描きます。
コスモスが盛りだからそちらにゆくのかと思ったら、
橋(yukarikoは入れなかった)と広場と木立がメインで、背景も木々と子供の遊具ぐらい。
要するに横長の紙に描きやすい題材を選んで下さっている訳です。
そして横長だから手前や空の部分が描かなくて済む…が狙い目とか。
子供の遊具は遠くてはっきりした輪郭が描けないし(写真で見るとはっきり見えますが)、
カラフルに塗り分けた色が強すぎて、緑の多い風景にそぐわない気もするけれど
とりあえず真ん中に描き、薄い色(薄すぎたけれど)で塗りました。
いつもと違ってドライヤーで乾かせないから、光りと陰で木の葉の色を塗り分けても滲みます。
木の幹を塗るついでに手前の蒲の穂かな?の赤茶けた色を塗ったら
先生に『色が濃すぎるし、濃い色は後からね…』と注意を受けました。
芝生に子供たちが遊んでいるし、カラスも点在しますがそれを分かるように描くのは難しい。
描けないのはいないものと割り切って景色だけに(笑)
先生の手直しでは、yukarikoが塗れなかった林の木立の奥の色を薄い藍色で
描き加え、芝生の境界あたりを少し濃く塗って貰いました。
それだけで遠近が出たようで…なるほどと納得です。
初めての風景画は色の塗り方を始め、戸惑いが多く、スケッチ風にさえ
仕上げられなかったのですが、この次描く時までには、ちょっとしたコツも覚えて、
戸惑うばかりじゃなく、もう少しは楽に描きたいなと思いました。
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