古民家(ゆう工房)・スローライフの織り織り記

日々のシンプル生活を紹介している。自給自足的生活は結構忙しい。畑仕事、染め織り、ヨガなど。味噌、梅干しも作る。

古い着物をばらしています。

2007年03月02日 | 古いもの
裂き織りをよくしますが、着物からばらして布にしたことがなかった。
というのは、ありがたいことに祖母が端布を丁寧に保存しておいてくれたので、その布を裂いて使っていたのです。

着物を一からほどいてみると着物の構造が良く分かって勉強になる。
そして着物の合理性にも感心させられる。
無駄のない作りである。

今ほどいている着物は、祖母が祖父のために仕立てた普段着だ。
一部ほころんだ裏地を補強している。

昔の女性は仕立てができた。
夫のために着物を縫う。
苦労して縫った着物は大切に手入れをされて、長く着ることができる。

傷んだ着物はほどかれ形を変えて、まだまだ使える。
そして最終的には雑巾になる。
使い切られるわけだ。

今はねー。
こんなにごみ出して、どうなるんだか、心配になる。

燃えないゴミは人の目が届かない地下に埋められ、その後どうなるのやら。
燃えるゴミになってしまう衣服、まだまだ着られる物なんですよねー。

考えちゃうなー。こんなんで日本はいいのか。
そのうち罰が当たるからー。
もう当たっていますね。

コメント
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